中国のボーイズグループ熊猫堂ProducePandasのvlogが出てきました。春節直前に撮影されたもので、訓練生の魯魯と合同での料理対決です。

 

動画には機械翻訳による日本語と英語字幕が付いていますが、今回もほとんど機能していないのが残念です。おそらく音声から直接翻訳する方式で、色んな音が入り混じる動画には向かないんだと思います。悲しい

 

でも、中国のスーパーマーケットの様子や、さほど料理が得意ではない中国人が作るリアルな中国料理など、あまり見ることのない面白い映像だと思います。

 

このシリーズの編集とポストプロダクションも、メンバーの卡斯(Cass)が担当しています[bilibiliの動画の備考欄]

 

Vol.1 買い出し

 

bilibili 2月10日公開

 

舞台となるのは、アリババ傘下のスーパー「盒馬鮮生」です。

 

▶買い物ルール

  • 2人✕3チームで買い物
  • 料理は1人1品✕6人分作る
  • 基本予算は1人50元
  • 追加予算として、総額600元がランダムで配られる
  • 予算内で食材、調味料、プレゼント交換用の商品を揃える
  • 買い物が一番遅かったチームは後片付け

 

Vol.2 調理

 

bilibili 2月15日公開

 

あ、これは!

スクショ

スクショ

画像

淘宝

 

好侍食品(ハウス食品)の百梦多咖喱(バーモントカレー)。赤いラベルは甘口に相当する「原味」です。
この場面にあるということは、鼎鼎が使ったものでしょうか。その奥に見えるのは緑色の「微辣」かな? あれも鼎鼎の?

 

※中国で最初に日本のカレールーを広めたのがバーモントカレーだそう。
【参考】【変革 ハウス食品グループ】カレーを人民食に 手探りの中国市場 - 産経ニュース

 

Vol.3 審査

 

bilibili 3月3日公開

 

買い物はチーム戦だったのに、料理の審査は個人戦なんですね。あと、残ったお金で買うことになっていたプレゼント交換はどうなった?チュー


▶メニュー

  • 崔雲峰:土豆豆角炖排骨(じゃがいもとモロッコインゲンとスペアリブの煮込み)
  • 七哈:咖喱鸡(チキンカレー)
  • 陳鼎鼎:四季豆炒鸡胗(インゲンと砂肝の炒め物)
    +サービスで、酸汤肥牛、韭黄炒鸡蛋、咖喱虾(牛肉の酸湯、黄ニラ玉、エビカレー)
  • 十七君:玫瑰扣肉(※)
  • 卡斯:毛豆炒蟹(枝豆とカニの炒め物)
  • 魯魯:双椒黄牛肉(2色の唐辛子と牛肉の炒め物)

 

※ 玫瑰扣肉

十七君のは、たぶん、「腐乳扣肉」と呼ばれる料理だと思われます。「腐乳」は沖縄の豆腐ようのルーツとされる発酵食品で、十七君が買った腐乳には玫瑰(ハマナス or バラ)の香りが付いているようです。

 

腐乳扣肉の作り方

 

▶謎の審査員

途中で現れる謎の審査員「董叔」(董おじさん)。bilibiliの投稿では「神秘嘉宾」(謎のゲスト)と書かれています[bilibili

彼らの周囲で「董」というと、簡単快楽文化の創業者・代表者が董鋒という名前です。その人でしょうか?


Vol.3の最初の切り絵も非常に気になるので、これはまた改めて書きたい。

 

完了 おしまい

熊猫堂ProducePandas

vlogの中でずっと流れている曲は、熊猫堂の春節の歌です。

 

七步嚨咚嗆(七步咙咚呛)
2021年1月5日配信

ジャケット画像

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熊猫堂ProducePandas
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