2022年の中国の曲で密かに好きだった作品があります。当時は日本での配信がなかったためブログに書くのを断念しましたが、今年になって配信されました。これは今年のうちに書いてしまいたい。(しかし、なぜこれが世界配信されるのか謎 真顔

 

  5G is now

 

5G

 

5G is now
2022年12月2日配信(中国)
歌唱:娄译心
作詞:王磊
作曲:罗天泽
編曲:罗天泽/晏宁

 

 

歌っている歌手は詳細不明ですが、有名な人ではなさそうです。

 

  歌詞

 

歌詞を大まかに日本語にしてみました。いつもどおり、かなりテキトーです。

中国では一般的に「five G」ではなく、中国語読みで「wu G」と発音するようです。

 

歌詞 网易云音乐

 

5G is now

5Gの時代がやってきた
万物が繋がり合う世界を創造し
新たなクライマックスを迎える

 

5G is now
5Gの時代は一分一秒を争う
クラウドコンピューティングは正確無比
君はもう準備できてる?

 

跳んでごらん 踊ってごらん
5G is now
楽しんでごらん 笑ってごらん
5G is now
進歩のぜんまいを巻き上げ
思いのままに加速し駆け回る
情熱に火をつけ燃え上がる
青春の誇りが花開く!

 

  5G讃歌

 

最新テクノロジーについての歌なのに、出てくる例えが「進歩のぜんまい(发条)」っていうのが素晴らしい。笑

 

中国では、国家を称える延長なのか、農業や宇宙開発など社会の発展を歌で称えることがあるようです。たいていは真面目な企画のキャンペーンソングだったりするんですが、この曲に関してはそうした情報が出てこず、どういう意図で作られたのか分かりません。

 

配信ページの解説[网易云音乐]を見ると、至って真面目な作品として作られているようです。「5人の合唱バージョンもある」とも書かれているけど、それはどこにも見当たりません。

 

例えばアメリカ映画だと、60年代くらいのユートピア感あふれる社会をシニカルに描いたりしますが、この曲にはそうした風刺感はありません。レトロポップなパロディ感もない。純真な人のヤバさみたいなものが滲み出ている気がして、気に入っています。

この曲が配信された2022年12月頃だと、5Gは都市部では普及していただろうし、未来のテクノロジーとして夢見る段階ではなかったはずです。その辺の「え、これ新曲?」っていうタイミングも絶妙でした。

 

  おまけ

 

調べてみると、5Gの歌は世界各地で歌われているようです。

 

スクショ
[YouTube Music 検索結果]

 

🙄「5G is now」がまともに見える。

 

もしかして!?と思い調べてみると、やはりこれもありました。ゲラゲラ

 

スクショ

 

完了 おしまい