最初に言い訳をしておくと、今回の店の名前は意図せず判明したものであり、決して「なんとしても特定してやるぜ、グヒヒ」と意気込んだわけではありません。調べ物をしていて必要以上に知りすぎてしまうことはよくあります(悪いことをしたようであまり気分のいいものではない)

まあ、今回は大都市の有名チェーン店だし、名前を出しても迷惑はかからないかと思います。(そして特定しちゃったからには調べますよ。キメてるニヤ

 

寿司

 

先日、とある動画を見ていたら、中国の回転寿司が出てきました。たぶんこの店かな? 小红书

 

ここだと仮定して話を進めると、ここは大型ショッピングモール内にある「争鮮」という店です。元々は台湾の有名チェーン店で、北京だけでも何店舗もあるようです。

 

焦糖鮭魚

 

動画では、お寿司なのに「焦糖」(カラメル)という単語が出てきたのが気になっていました。
「サーモンは苦手だけどこれなら食べられる」と言っているので、これかな?

 

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焦糖鮭魚壽司焦糖三文鱼寿司(カラメルサーモン寿司)
これはサーモンの握りの上にマヨネーズと砂糖を乗せて炙ったもので、台湾でも中国でも色んな店で出している人気メニューのようです。

 

 

 

日系のお寿司屋さんについての記事

“人気トップ3は、キャラメルサーモン、ウナギ、サーモンだ。1位の商品は現地で考案したメニューで、甘くてサクサクとした食感が若者に人気である。”
京樽、大連で行列ができる回転ずし店として注目(2019. ジェトロ)

 

福袋

 

動画でもうひとつ興味深かったのが、初めていなり寿司を食べる場面でした。いなり寿司がどういうものか知らず、油揚げで具材を包んだ「福袋(巾着)」みたいなものだと思って食べた結果、期待外れに終わるという展開でした。

 

どうやら中国では、油揚げなどで具材を包んだ巾着状の食品を「福袋」と呼んでいて、コンビニおでんなどで手軽に買えるようです。

(普通のいなり寿司を福袋とは呼ばないと思う)

 

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「もち巾着」は「年糕福袋(もち福袋)」

 

そして、いなり寿司を「福袋」のつもりで食べた後の失望コメントが秀逸でした。
🍚「中身は何だろうと思ったら、ご飯しか入ってなかった。こんなの腹に溜まるだけ。これで6元は詐欺」

いなり寿司との最悪の出会い。ゲラゲラ

 

まさか、いなり寿司を食べて「ご飯しか入ってない」なんて感想が出るとは思わなかったので、見ていて新鮮でした。爆笑(味もイマイチだったのかな?)

 

福袋寿司

 

ちなみに、「飾りいなり」のことは「福袋寿司」と呼んだりするらしい。これなら気に入るのでは?

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完了 おしまい