台湾の人気シンガーソングライター、HUSHが先月アルバムを発売しました。その中で亀田誠二さんが編曲を手がけた曲が2曲あります。
簡単に書いて終わりたかったのに、また調べすぎてしまった。
アルバム『娛樂自己』
2022年12月15日発売
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都會愛情三角習題(City Love)
作詞:葛大為
作曲:HUSH
制作:五月天 瑪莎、亀田誠治
編曲/ベース:亀田誠治
ギター:佐橋佳幸
ピアノ:皆川真人
ストリングス:今野均
プログラミング:豊田泰孝
動画の概要欄に詳細なスタッフクレジットが載っています。
本人出演のMVも日本で撮影されていて、俳優をはじめ日本のスタッフも多く関わっています。監督の陳映之は台湾の有名なMVやCMのディレクターだそうです。
わざとなんでしょうけど、キラキラ成分が多くてすごく日本っぽいアレンジな気がします(好き)。HUSHにこういう爽やかなイメージはあまりないので新鮮・・・と思ってたら、MVはちょっとドロッとしてて、いい感じに不気味。
もう1曲はアルバムのタイトルトラックです。こういう、ちょっとダークでまとわりつくような感じが自分の中のHUSHのイメージ。
娛樂自己(Pleasing Myself)
作詞/作曲:HUSH
制作:五月天 瑪莎、亀田誠治
編曲/ベース:亀田誠治
ギター:西川進
ドラムス:村石雅行
プログラミング:豊田泰孝
ほか
HUSH(ハッシュ)
1985年生まれの台湾のシンガーソングライター。
特にソングライターとして評価が高く、人気歌手への楽曲提供も多い。
今回のアルバムには、第33回金曲奨で最優秀作曲家賞を受賞した「衣櫃歌手」が、2021年版と新アレンジ版の2バージョン収録されています。
亀田誠二、東京事変、椎名林檎
アルバム解説[KKBOX台湾]やアルバム紹介記事を見ると、亀田さんのことは「東京事変のベーシスト」と紹介されています。
中国語圏の音楽評論家やミュージシャンの間でも東京事変や椎名林檎さんの評価は高いようです。ミュージシャンのインタビューをたまに見ると高確率でどちらかの名前が出てくる気がしていて、偶然なのか何なのか以前から気になっています。
HUSHの2018年のアルバム『換句話說』収録曲「小事」では、東京事変の浮雲こと長岡亮介さんが編曲に参加しています(HUSHとの共同編曲)[KKBOX台湾]
2022年8月公開のVOGUE台湾のインタビュー動画。「人生のプレイリスト10曲」という企画では、globe「Anytime smokin' cigarette」と椎名林檎「葬列」を挙げています。
HUSH×熊猫堂ProducePandas
このブログでHUSHについて書くなら、これは貼っとかないと。
中国のボーイズグループ熊猫堂ProducePandasの2ndアルバムのメイン曲で、HUSHが作詞を担当しています。
不例外(Victims)
熊猫堂ProducePandas
作詞:HUSH
作曲:張簡君偉
編曲:Oliver
日/英字幕付きMV
この曲は日本オリジナルアルバム『emo』に収録されています。
2021年12月22日発売
≫特設サイト(TEAM Entertainment)
おしまい