日本の歌手、優里が大ヒット曲「ドライフラワー」の中国語バージョンを配信しました。
優里「ドライフラワー」中国語Ver.
Dried Flowers(Chinese ver.)
2022年8月8日配信
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ほか各種配信サイト
いろいろ調べてはみたんですが、企画意図がよくわかりませんでした。優里さんは微博やbilibiliで中国向けの活動をしているわけでもないようだし(台湾向け?)、「中国語バージョンを出した」ということ以外の情報がありません。(少し前に英語Ver.も出している)
中国語詞を書いた人の名前も不明です。
歌詞はオリジナルに沿っていますが、中国側のコメントを見た感じだと、翻訳感があって中国語の歌詞としてはちょっとぎこちないようです。歌詞の場合、メロディやらリズムやら要素が一気に増えるし難しいですね。
そんなふうに訳詞について考えていて、ふと思った。
熊猫堂の曲の日本語詞を康珍化さんが書いたら面白いかも。特に「辣辣辣」「碎碎念」「盤他」あたり。「♪アチチアチ」みたいなのをちょっと聴いてみたい。
熊猫堂ProducePandas
中国のボーイズグループ熊猫堂ProducePandasは逆に日本語で歌っています。
この曲には中国語Ver.もあるけど、日本のstyさんの作品なので日本語詞の方がオリジナルなんですよね。この時点ではまだ“日本デビュー”してなかったことも考えると、かなり珍しいケースなんじゃないでしょうか?
The ONE
2021年7月28日配信
作詞/作曲/編曲/制作:sty
8月末には日本でシングルCDが発売されます。
「COSMIC ANTHEM」も日本のソングライターが手掛ける日本語曲です。もう一曲の「手紙」は彼らの曲「長大」の日本語セルフカバーです。
COSMIC ANTHEM/手紙
2022年8月31日発売
予約受付中
特設サイト (TEAM Entertainment)
最後に、康珍化と酒井法子
康珍化さんのことを調べてたらこんな曲が出てきた。
なんだこれ!?
渚のピテカントロプス
酒井法子
1992年
作詞:康珍化
作/編曲:羽田一郎
歌詞≫歌ネット
歌の後のトークも時代の趣があって面白い
これは有名なのかな? 今年聴いた曲のなかで一番好きかも
これを痛々しくならずに成立させてるのりぴーのアイドルとしての力量もすごい。今さらだけど、日本のアイドル文化(の厚みや深み)はちょっと異次元ですね。
おしまい