シンガポールのシンガーソングライター、ネイサン・ハルトノ(Nathan Hartono)が新曲を公開しました。
リリックビデオも面白いし、今回も好き恋の矢恋の矢恋の矢

 

Infinity

 

Nathan Hartono

 

Infinity
2022年8月12日配信
作詞作曲:Nathan Hartono
ジャケット・アートワーク・デザイン: Nathan Hartono
Amazon Music
Apple Music
KKBOX
LINE Music
Spotify
YouTube Music
ほか、レコチョク、AWAなど各種配信/DLサイトで配信中。

 

Infinity (Official Lyric Video)

 

監督&アニメーション:Nathan Hartono


概要欄に解説や歌詞もあります

 

このリリックビデオはネイサン自身が監督しています。
制作手法が面白い。歌詞をAI・アート・ジェネレーターに入力して、そこでAIが描き出した絵をそのまま使っています。
YouTube概要欄の解説によると、今回の曲は現実から断ち切られたような精神状態についての歌だということで、現実/非現実の視覚的な隠喩としてAIアートを取り入れたのだそう。
AIアート特有の不穏でスピリチュアルな感じが歌のテーマとも合ってますね。

 

この曲は、ネイサンがうつ状態になる時に感じるという「現実から断ち切られたような感覚」「無限の海を泳ぐようなイメージ」を歌っているそうです。自身の内面が反映されているせいか、発売前にSNSで「リリースするのがちょっと怖い」とも語っていました[Instagram
 

ネイサンはパブリック・イメージとしてはユーモアと活力にあふれた印象の人なんですが、同時にメンタルヘルスの問題について自身の体験を交えて語ったり、こうして音楽のテーマにしたりしています。

 

彼が自分のダークな内面を曲のテーマにする時の切り口とか、それをポップな音楽に昇華させるバランス感覚とか、ほんと好き飛び出すハート
SNSでの気取らない三枚目な感じを知っているので余計に奥行きを感じます。

 

インスタライブでの話の感じだと、どうやら他にも新曲がありそう。楽しみ。音譜

 

NEW 10月12日にミュージックビデオも出てきました。
こちらも監督やストーリーボードをネイサン自ら担当しています。

 

Nathan Hartono

 

ネイサン・ハルトノ(Nathan Hartono、向洋)

1991年 シンガポール出身。
2005年 オーディションで優勝し、
2006年 15歳の時にジャズ・アルバムでデビュー。
2016年 中国の有名オーディション番組『中国新歌声』で準優勝し知名度を大きく上げる。
2020年 シンガポールの建国記念式典のテーマ曲を歌う歌手に選ばれる。
その他、幅広いジャンルのミュージシャンとコラボしたり、俳優としても活動している。
Facebook
Instagram
Twitter
YouTube


このブログでも何度か書いてます。
ネイサン・ハルトノの記事一覧

 

EP『Edge of Days』
Nathan Hartono
2021年9月3日配信

Nathan Hartono
ああ、もう1年か・・・チーン