中国の歌手、李代沫の歌声は好きなんですが、曲によっては重すぎると感じる時があってあまり聞きません。それでもこの重い声が心地いい時があります。この曲も沁みるえーん恋の矢

 

李代沫「伤」 

 

李代沫

 

(傷、Wound)
2013年07月02日
2ndアルバム『敏感者』メイン曲
歌:李代沫(リー・ダイモー、Demon Lee)
作詞・作曲:佳旺

 

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ミュージックビデオ 

 

ミュージックビデオは昔の自分との対話のようなコンセプトになっています。冒頭の字幕では未来の自分に対して「元気ですか?」と問いかけがあり、最後には過去の自分へ「元気でやってるよ」と返事しています。
歌詞も、傷つきながら静かに耐える人(昔の自分?)を客観的にそっと見守るような内容になっていると思います。
歌詞≫QQ音乐

 

これはまだ人気歌手として活躍していた時期の曲ですが、今見るとまた別の感慨がありますね。
ちなみに、チラッと映る写真の青年は若い頃の李代沫本人です。びっくり

 

ゲスト出演しているのは、当時チェロ奏者として注目を集めて始めていた歐陽娜娜(オーヤンナナ a.k.a 欧陽菲菲の姪)。当時12歳くらい。

 

佳旺(Keon Chia) 

 

偶然にも、作詞作曲者の佳旺が歌っている動画を見つけました。ちゃんと上手いし、いい声音譜

 

 

佳旺(Keon Chia)はマレーシアのミュージシャンです。
この「傷」はソングライターとしては比較的初期の作品のようで、この後、莫文蔚やA-Lin、張韶涵、楊丞琳など、大物歌手の曲を多数手がけるようになります。


一番有名なのは、やはり盧廣仲(クラウド・ルー)の「刻在我心底的名字」でしょうか?(作詞作曲者の一人)
これもあちこちでセルフカバーしてます。 

 

 

完了 おしまい