中国の歌手、李代沫は今年でデビューして10年になるそうです。おめでとうございます
(オーディション番組『中国好声音』に出演したのが2012年7月で、デビューが12月)
そして先日配信された新曲では、10年を経た思いを歌っています。
有人惦記多好啊(有人惦记多好啊)
2022年2月25日
作詞:瀟彬/李代沫
作曲:李亞洲
編曲:蔡科俊
制作:莫凡
≫Apple Music
≫KKBOX
≫Spotify
≫YouTube Music
(Apple Music/iTunesでは過去の作品が重複して配信されてる。どうなってるんだろう?)
李代沫の歌声は自分の好みからするとちょっと重い時もあるんですが、この情感豊かで暖かみのある声はやはり絶品だと思います。ファンと自分自身の関係について歌っているのも素敵。
自分はこの人のファンというわけではないし、一番激動だった最初の数年はリアルタイムでは知りません。でもいろんな動画や投稿を見ては心を動かされてきたし、彼が細々ながら今も歌っていることにずっと励まされてきました。だから聞いてると泣きそうになります。
彼は2021年末に北京でバーをオープンしました。そこの一角で歌っている動画をいくつかみたことがあります。全くショーアップはされてなくて、帽子を目深にかぶったおじさんがうつむき加減にカラオケで歌ってるだけなんですけど、それでも聴きたいという人はいるはず。これからも歌い続けてほしいです。
おまけ
「有人惦記多好啊」作詞は「謝謝你」「勿忘」など李代沫に多くの歌詞を書いてきた瀟彬と、李代沫本人です。(あ、この歌は「勿忘」とも響き合うところがある)
この歌は、無謀だとわかっていても解読を試みずにはいられません。いつも以上に雰囲気で書いてます
あの年の夏を覚えてる
多くの物語がまだ始まってないな
幸運なことに君たちと出会い
一緒に成長した
10年後の夏
多くの物語が忘れられてしまったね
残念なことに僕には話すことがたくさん残ってる
君たちはまだ聞いてくれるかな?
A.
時はいつも待ってはくれない
人生はやり直せないようだね
いずれにせよ思い出の中の僕たちは
涙よりも笑顔のほうが多かったね
僕を覚えていてくれる人がいる
それがどんなにいいものかやっと分かった
僕はいつだってここにいた
君たちもずっといてくれるかな?
幸せを手にしたことがある
それがどんなに貴重なものかやっと分かった
これまでありがとう
これからの道
今度は僕が君たちと一緒だよ
※全てくりかえし
MV字幕
10年前の僕は、幸運にも君たちと出会い、一緒に成長した。
僕はつまずいて、頭を打って、痛い思いをした。
10年後、どんどん年を取り、君たちはまだそこにいてくれる;
ただ残念なのは、10年経って言いたいことはたくさんあるのに、ずっと口にしなかったことだ。
今となっては膝を交えて話せる時は過ぎてしまったかもしれないけど、言いたいことがたくさんある:
※A以降くりかえし
君が覚えていてくれる
君が気にかけてくれるっていいものだな
僕はいつだってここにいた
君たちもずっといてくれるかな?
幸せを手にしたことがある
それがどんなに貴重なものかやっと分かった
これまでありがとう
これからの道
今度は僕が君たちと一緒だよ
これまでありがとう
これからの道
今度は僕が君たちと一緒だよ