熊貓團(PandaBros)のあまりに古い動画を引っ張り出すのは黒歴史を掘り起こすようで嫌なんですが、これはbilibiliの公式アカウントで公開されてるし、大丈夫ですよね?
小蘋果 中国風版 練習室Ver.(2014)
≫bilibili@熊猫团PandaBros
熊猫団のダンスほんと大好き。癒される。
技術的には素人ですが、みんな本業を持ちつつ、遠方から通ってくる人もいるなかで、かなり練習したそうです。
(最後の扇子はもしかしておならを表現してるのかな?)
当時はメンバーが日によって増減していて、この日は、左から拍拍、悪魔、富貴、馬老師、肉丸。
曲は2014年当時大ヒットしていた筷子兄弟「小蘋果」(小苹果)。「練習室バージョン」とあるけど、これ以外の動画はないと思います。
中国風の編曲と振付をしているのは作曲家のT2o(李懋揚)です。
彼は熊猫団の1stアルバムで「Shining Shining」「Turn Me On」「Start」を提供しました。1stアルバムの時点(2013)ではまだ大学生とかそのくらいで、ほぼ無名だったんじゃないかな?
その後、SING女團など女性アイドルの曲で知られるようになります。彼は自分で書いた曲の振付もすることがあります。
SING女團の代表曲のひとつ「寄明月」(2017)では、作詞・作曲・プロデュース・振付を担当しています。
編曲は当時よくコンビを組んでいた紀粹希(G-Tracy)。熊猫堂ProducePandas「招財猫」の作・編曲家です。
扇子を使ったダンス。熊猫団とのコラボの成功体験がここで活かされていますね。もはやルーツは熊猫団と言ってもいいでしょう(ウソ)
SING女団についておそらく日本一詳しいファンサイト「☆SING☆繁星情報局」によると、SING女団を“中国風アイドル”に転換させてグループのブレイクに導いたのがT2oと「寄明月」だそうです。
≫SING五年間の道程を振り返る
≫SING女團・プロデューサー紹介
扇子を使ったSING女団のダンスでは「千盞」(千盏/2019)も人気があります。振付は別の人です。
作詞・作曲・制作:T2o
編曲:紀粹希
そして、こう繋がる。(強引につなげた)
書きながら思い出した。
冒頭の動画が熊猫団の紹介映像として使われた番組があって、その時に悪魔の腹チラにコミカルな効果音が付けられていました。熊猫団は元祖腹チラ団でもあったんですね。
あ、T2oはTwitterもやってるんですね。しかも日本語ペラペラ!?
≫Twitter@T2o__
「小蘋果」は日本でもOOPARTZという2人組がカバーしています(今回初めて知った)
OOPARTZ 「Little Apple」(2017)
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