中国では「新型コロナウイルスをめぐる苦境をがんばって乗り越えていこう!」というような応援ソングが、個人の作品からオールスター共演のものまでたくさん作られています。
≫ 歌手・当打之年バージョンの新型肺炎関連応援ソング「堅信愛會贏」
3月28日に公開された「我想和世界説」という曲では、「歌手・当打之年」に出演中の吉克雋逸が歌を歌い、日本からは作曲家の藤原いくろう、チェロ奏者の友田唱が参加しています。
藤原いくろうさんは中国映画「画皮 あやかしの恋」の音楽を作曲するなど中国でも活躍されているそうです。
世界中に向けて、歌で愛と希望を!! 国境を越えた共同チャリティーソング「我想和世界说」(日本語訳:世界に伝えたい) この企画は、中国大手媒体である東方ネットとの共同企画で実現し、世界中が暗く閉ざした時期だからこそ、明るく前向きになれる楽曲を国境を越えて制作しようとスタートした。
チャリティーソング「我想和世界说」に作曲・編曲・ピアノにて参加!(IKURO Official Website)
我想和世界説(我想和世界说)
作詞:姚謙(姚谦)
作・編曲:藤原いくろう
歌:廖昌永、吉克雋逸(吉克隽逸)
コーラス:上海小螢星合唱団
ピアノ:藤原いくろう
バイオリン:黄蒙拉(ホアン・モンラ)
チェロ:友田唱
まずは、廖昌永、吉克雋逸、黄蒙拉が出演するレコーディング・スタジオ版MV。
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吉克雋逸はこういう曲にも違和感なく対応できちゃうのがすごいですね。「交出邦尼」を歌った時と同じ人とは思えない(爪は変わらずとんがってる)
廖昌永は有名な声楽家で、「歌手・当打之年」つながりで言うと、声入人心男団(Super Vocal)結成のきっかけとなった番組「声入人心」で指導役を務めた、彼らの師匠のような人です。
黄蒙拉は2002年にパガニーニ国際バイオリン・コンクールで優勝した人だそうです。
こちらは数々の芸能人(大スターも含む)が一言「加油!」と言って一瞬で消えていくバージョン。有名人の一言コメントをつなげたチャリティ系の動画は何本か見たことあるけど、これだけ高速のものは初めて見た
毛不易、発見。そしてまさかの大黒摩季さんまで。レコード会社のBeingも企画に関わっているのと、大黒さんは中国でも人気だからだと思います。
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インタビュー動画もそれぞれあります。
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藤原いくろう ≫ Bilibili