今日は、周深という中国の歌手の動画をひとつ見てください。
曲はサラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」
どういう声の人かは知ってたので序盤は驚かなかったんですが、後半、まさかここまで歌える人だとは知らなかった!
普段はため息交じりに囁くような歌唱法なので、こんなに声を張ることはないんじゃないかな?
気になってこの番組を調べてみたら、『歌手』(我是歌手)という音楽番組で有名な湖南衛視の新番組『声入人心』(Super Vocal)でした。
声楽系のコンテスト番組・・・なのかな?
早送りしながらパラパラっと見てみたら、すごく面白そうだった!
第1回フル
ルールを理解できてるか分からないけど、どうやら、声楽を学んだ36人の男性歌手が、課題に挑戦しながらトップ6人の座を競うようです。
勝ちぬき方式ではなく、トップ6人の「首席」と残りの「替補」(補欠)が常に入れ替わって、最終的に首席枠に残った6人はアルバム制作や全国ツアーができるみたい。
参加者にはプロのポップス歌手やミュージカル俳優もいるし、音楽大学の学生もいて、プロ・アマ混合みたいです。
ジュリアード音楽院をオールAで卒業したという人や、片耳が聞こえない?という人も。
周深はカウンターテナー(假声男高音)として登録?されてますね。
彼は変声期が来なくて、声をからかわれることもあったらしいけど、その後ウクライナのリヴィウ国立音楽院で声楽を学んでます。
才能が殺されることなく花開いてよかったなー
ただ、審査の結果は・・・補欠行きでした。
よく分からないけど、最後の音の切り方?長さ?にダメ出しされたみたい。
うわー、そうなのか・・・
※ この次の審査会は仕事で欠席することが決まっていたようなので、それもあるかも。
最初の審査で上位6人になったのはどんな人たちか、3人だけ貼ってみます。
まずは、上海音楽学院の声楽科?の20歳の学生。
曲はオペラ『連隊の娘』のテノールの難曲「Ah! mes amis, quel jour de fête!」
この人は上海のミュージカル俳優。
曲は中国のミュージカル『蝶』の曲、「心脏」(心臓)
最後に、一番異彩を放ってた人。
彼はアデルの「Rolling In The Deep」を中国風に歌って話題になった人だそう。
曲は、中国のボーカロイド曲「神经病之歌」(神経病之歌)とヴィタスの「Opera#2」