こんばんわ~おはようございます~こんにちわ~
214投稿目になります~
GPZ900R起動計画で遅れているXJR1300復活…
そろそろやらないと車検が切れる(T△T)
という事で、せっかく外れているキャブレターをOHしました。
気になる所もあったし丁度良いのかも…といっても前のOHは
2015年6月らしい…6年前だね…よく持ったな。
気になる所は複合した原因なのかもと…以前やったバルブクリアランスも
その事を考えてやったこと…最終的に解決してくれればいいなぁ…
まぁ普通に走るには問題ない事なんですけどね。
んで、まず上部のカバーを外す…
そんでスライドバルブを外す…画像下はもうチョークワイヤーを
外してますね。
スライドバルブのダイヤフラム(黒いゴム部)をチェックする…
穴等は開いていない傷もない…ここに傷等で穴が開いていると、
スライドバルブがきちんと開かず調子が悪くなる…
以前(大昔)OW01で高速走行中(120㎞ぐらいから)どうもバババババババと
調整の狂った感じになり、加速がスムーズにできない症状(T△T)…
街中ではスロットルバルブ全開で走らないので、気が付かなかったんですが…
単にセッティングが出ていないと思ってしまい、解決しないまま悩んで…
ある日、単純にバラして一つ一つパーツのチェックをしてたら
一つのスライドバルブのダイヤフラムに極小の穴が開いていた(T△T)
コレではないか?と新品のスライドバルブを入手し組込んで高速を走ったら
今まで体感したことのない(OW01でね)スムーズな加速を得ることに(゚∀゚)キタコレ!!
…という体験談もありますのでチェックは必要ですな。
お次、フロート室の開放…下部のカバーを外す。
ジェット類よーこんにちわ~(画像は1番2番のフロートが既に外れています)
フロートチャンバー室は…全くもって綺麗だった(T△T)
んで、フロートとニードルバルブを取外し
ただの丸棒で固定されているんだけど、車種によりこの丸棒が
ユルユルで直ぐ外れる物と、先で絞ってあるのか?軽く圧入状態の物も
あります…私のXJRは後者で、オートポンチでずらして外します。
本当はチョット小さめの棒で叩きながら外す方がいいとは思うけど…
時間短縮できるところは…ね。
んでチェックですが…まぁこんな感じで…
メインジェットは#112.5ですね、上を考えるともう少々濃くできそうな感じです。
ちなみにメインジェットのノーマルは#95です。
パイロットジェットは#42.5ですね…
本当は#40でパイロットスクリューの戻しを多めにして、
メインジェットを#115にしたら…もっと良くなるんじゃね>?とか考えていますぅ
ちなみにパイロットジェットのノーマルは#40です。
#40に落としたい理由はもう一つ…5速、2000rpm以下で走行を多用していると
…カブりますね。
初心者ツーリングに参加で明らかになった事実で、それまでカブった事は
ありませんでした…。
パイロットスクリュー…これはいつも困る
以前OHしたときは、バイク屋メカにもらっていたOリングを使用したけど…
今回は…やはりカナリ潰れていて再使用不可ですよねー(T△T)
外したパーツを溶剤に漬けて綺麗にする。
全体的に綺麗に見えたけど、漬込んだら汚れが落ちたので
OHして良かったなぁと思っております。
バラした部品達を置いて、ボディの通路をエアで吹いて確認する…
まぁ解っていましたが、問題なく全てが開通していました…
GPZ900Rの様に放置時間が長い車両だと、こうはいかないですよね。
その後のOHだったから余計に楽に感じる。
とりあえずこの日はメインノズルとメインジェットの取付だけして終了
注文した物が届き次第、後半へ…
この日遊びに来てたGG&BBさん達…GPZ900Rに乗って御満悦なBBさん
GGさんは初めて所有した水冷バイクがGPZ900Rだったらしい…
カレーパンありがとうございました( ̄▽ ̄)ノ"
________________2日目________________
数日後、GPZ900Rオーナー来店。
GPZ900Rを起こすのにXJRのガソリンを使って少なくなってしまった…
今はジェリ缶等でガソリンの購入が困難(T△T)な為…
オーナーに「GPZ900Rのガソリンは自分で入れてこい」と試乗がてら行かせた。
メットとグラブは私のです。
オーナー曰く『こんなに低速トルクあったっけ…?』
チチチ…それがちょっとだけマフラーに合わせたセッティングってやつですよ。
バッフル取ったらもっと面白くなるよ( ゚Д゚)<呪呪呪呪呪呪呪呪呪
ジェットニードルは、KEYSTER製の物です。
まぁセッティングに使ったのは、ジェットニードルだけですが…
その中での一番濃い(細い)ニードルを使用、これで長年悩んでいた
中間からのアクセルON時の燃料不足を解消!
…と思っていたんですが、BRISKというメーカーのプラグを使用したら
また同じ症状が…点火効率が上がったのかまたガス不足になりました(T△T)
今はクリップ位置を上から4番目にしてごまかしていますが…
それはさておき、組立です。
発注していた部品も届いたのでね。
何かというと…パイロットスクリューに使用するOリングです。
サイズ測って同じものをモノタロウで注文。
交換が必要になると思われるOリング…
スクリュー本体とスプリング、ワッシャー、Oリングの4点セット
でしか純正は購入できません(YAMAHAはですが…他はどうだろう?)なので
用途と材質とサイズさえ間違わなければ、他で購入しても問題ない。
モノタロウに感謝です。
んで組込と調整…私は閉め込んでから、2回転戻しです…細かい燃調は
計測器が無いのでできません…なので全部2回転戻しからです。
お気に入りのPBのドライバー、キャブのOHをやるならお勧めです(゚∀゚)キタコレ!!
フロートとニードルバルブの取付
スロットルバルブにジェットニードルの組付け。
内部の固定用のボルトをアルミにしてみましたー
上下するものなんで重さにね…まぁ効果は無いだろうけどさ~~~
しかしこの部分はさー…ニードル入れて、ワッシャー入れて、スプリングを入れて
プレートを入れて、ボルト2本で固定…
まぁ慣れてないと組付けは結構苦労する部分ですね~
キャブボディにスロットルバルブを組付ける。
ダイヤフラム(ゴム)部分にはシリコングリスを薄~~~く塗って…まぁ気分です。
ダイヤフラムの位置を合わせて嵌めます。
トップカバーを取り付けて。
んで、チョークワイヤーの取付
コレは純正ではなく後付けの半自作チョークです。
HONDAマグナ50用だったかな?ワイヤーカットとタイコの加工は必要。
下部のフロートチャンバーの取付です。
ココのガスケット…ほんとガスケット…せめてゴム系にして欲しかった(T△T)
最悪は液体ガスケット薄く塗って再利用だよなぁ…困るなぁ
仮完成…んで、全体をチェックして、残り部品をチェックして…
パイロットスクリューの栓が一つ紛失してた(T△T)
しょうがないので、適当なシリコンホースとゴムで栓を作って嵌めた(T△T)
この部分は水等は入れたくないし、エアを吸い込まないとは思いますが
キャブって変なところで調子崩すんで、取り除ける原因はできるだけ排除したい。
この…税込み500円もする、まぁ後でまた考えよう。
燃料ホースは交換しようかな?見た感じ使えそうなんだけど…
23年経ってるんだよね…あとこのホース君達…販売終了(T△T)
XJR1300(RP01J)って割と販売終了の純正部品が多くなってきたね(T△T)
長物ホース単体で購入して交換するか…
という事で、キャブレターのOHはたぶん無事終了かな?
まだフレームにエンジンが載ってないんで、組付け出来ないのが残念(T△T)
エンジンが掛かってから調整が必要ならするけど…初めの方で書いておいた
気になる所は、キャブレターの同調…
とりあえず問題なく走行してたキャブの中身だけOHしただけ、同調部の
リンケージ部分は全く弄っていないんでそのままでOKでしょう~
よく、キャブレターOHだからといって、4つのキャブの連結部まで
分解してしまう方がおりますが、燃料通路連結部等のOリング交換、
またはリンケージ部分等の補修以外では全部バラバラにしない方がいいです。
特殊な計器(バキュームゲージ)を使った同調作業(4気筒個々の状態を基準に
4つの負圧を合わせる)が必要になりますから内部パーツ等のOHと清掃で
だいたい十分でしょう、同調はまたの機会にやるかもしれません。
ま、という事で今回はこの辺で( ̄▽ ̄)ノ"~~
またです~~
追記・加筆・修正 2023.04.07
※同調に触れたのでちょっとだけ(キャブ車に対して…インジェクションもかな?)
2本出しマフラーだったバイクに、集合マフラーを取付ける…よくある事ですねー
でもただマフラーを取り付けただけ…というのが結構多いのです。
性能ではなく、見た目が一番という方も居ると思いますので、ポン付けを
否定いたしません…単に場合により性能・体感・音質の向上はしますよ~
という事です。
マフラーは機能パーツなんで、しっかり調整した方がいいです。
特に上記の場合(2本出し→集合)のバイクは同調が全く違いますので、排気音が
スムーズに聞こえません。
純正の集合マフラーを社外集合マフラーに交換…という場合でも
同調の取り直しは必要だと私は思っています…
なんせ4-1の集合(4本から1本にして出口)マフラーと思っていても
実は集合部で2つづつで集合してて最後1つになっている構造の物もありますし
4本が等長ではない場合もありますから。
私のは現に上記の4-2-1の集合管で、集合部で仕切りで2つx2の集合になり
最終的には1つになっています。
という事で~同調の取り直しで、バイクに必要なバランスを取り、
気持ちのいい吹け上がりにしたいものです。
もちろんキャブレターのジェッティングもやった方がいいと思います、でわ。