硫黄島慰霊式 | 雑草のブログ

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南硫黄島を2周したあと、約2時間かけて、おがさわら丸は北上し、

 

中硫黄島、俗に言う硫黄島にやって来ました。

 

正確に言うと、真夜中寝ている際、ここを通過しているわけですが。

 

摺鉢山が見えます。

 

 

硫黄ガスが出ている。この距離でも硫黄の臭いははっきり分かる。

 

 

 

護衛艦もいました。

 

 

 

 

途中、中央デッキで、慰霊祭が行われました。

 

が、これは小笠原村民並びに関係者しか参加できないものだった。

 

そりゃそうよね。

 

物見遊山の人達と一緒に慰霊祭やる訳にはいかないもんね。

 

 

 

その後、観光客も一緒にデッキに並び、

 

一人一人花を持ち(船員さんが配ってくれた)、

 

船の汽笛とともに、1分間の黙祷。その後、海に献花。

 

 

 

この日は本当に良い天気で、刺すような日差しだったから、

 

小笠原の中学生が途中倒れてしまいました。

 

それ以外の関係者は、礼服で炎天下をずっと直立していました。

 

 

 

本土から1500キロ離れた、小さな小さな島で、

 

国の為に、公の為に、ここで2万人の兵士が亡くなりました。

 

彼らの頑張りが無ければ、日本は今アメリカだったかも知れない。

 

私は戦争の事は詳しく知りませんし、

 

ここだけでなく、様々な場所で日本人は命を落としましたけども、

 

周りには本当に海しかなくて、

 

逃げも隠れも出来ないこの島で、

 

兵士は何を思い、死んでいったのだろうか。

 

そんな事を考えていると、島を見ているだけで涙が出ます。

 

頻繁に慰霊に来れる場所じゃないし、

 

次来る可能性も殆どないという事もあり、ちょっと感情的になりました。

 

 

 

硫黄島3島クルーズのうち、この中硫黄島だけは、1周しかできなかった。

 

自衛隊の管轄になっているからだろうか。質問し忘れてしまいましたが。

 

さて、これからオーラス、北硫黄島に向かいます。