●政治・経済
『口蹄疫の牛豚処分32万3千頭に 政府、追加対策』
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051901000658.html

 政府は19日、宮崎県での牛や豚の口蹄疫の感染拡大を防ぐため、追加対策を発表した。同県川南町を中心に発生が確認された農場から半径10キロ圏内のすべての牛や豚に20日にもワクチンの接種を開始、その後殺処分して感染拡大を封じ込めるほか、半径10~20キロ圏内は一度牛や豚をすべて出荷させ「緩衝地帯」を設定する。
 新たな殺処分対象は牛約5万頭、豚約15万5千頭の計20万5千頭。処分対象は18日までの分と合わせ約32万3千頭。あらためて政府や県の初動の遅れが批判されそうだ。
 鳩山由紀夫首相は「当面やるべきことはすべて迅速にやる。これで十分拡大を防げると思う」と述べ、自信を示した。宮崎県の東国原英夫知事は「政府の英断に従っていきたい」と評価した。
 ワクチンは動物検疫所神戸支所から移送し、接種。農林水産省によると、全頭への接種には3~4日かかる見通し。接種後に殺処分する牛1頭につき約60万円、豚は約3万5千円を支払う。
 川南町を中心とした発生地域の10~20キロ圏内では、すべての牛や豚の早期出荷を農家に要請。牛や豚は食肉処理し、民間会社が買った上で市場に流通させる。未成熟状態での出荷による農家の収入減は国が全額補てんする。

 ようやく政府が本格的な対策を取り始めましたね。これで口蹄疫感染が収束してくれると良いのですが。
 しかし、これで収束したとしても約32万3000頭もの牛と豚が殺処分されてしまいます。何故もっと早く対処をしなかったのか、何故これ程の数の牛と豚が殺処分されるまで放置してきたのか、その疑問を拭えずにはいられません。この問題が収束した時には当然、責任を取って辞めて頂きたく思います。日本国民の食の安全すら守れない、危機感の薄い人が農林水産大臣でいて欲しくないという「思い」の上でも。
 さて、鳩山は非常に楽観視していますが、果たして本当にこれでこれ以上の拡大を防ぐことが出来るのでしょうか。ワクチンを投与しても、既に感染していた場合は発症します(ワクチンは毒性のない、或いは弱ったウィルスを体内に入れ、抗体を作る為、感染(体内に侵入)を防ぐのではなく、発症しにくくさせる効果(後、発症を和らげる効果もあるということを聞いたことがあります)。「治す」のは自己免疫部分)。つまり、ワクチンを接種させても、感染が拡大することは十分に有り得ることになります。油断は禁物です。例えば、ワクチンを接種したからと言って、取材陣が畜舎に防疫せずに突っ込んで、そのまま消毒もせずに帰国なんてことや、その近くに車で寄って、消毒もせずに移動など。
 さらに政府は10~20キロ圏内の全ての牛と豚は早期出荷を命じていますが、口蹄疫は水疱が破裂した時や糞便の際に出たウイルスが風に乗って空気感染をします。陸上では65km、海上では250km以上移動することもあるそうなので、もしその10~20キロ圏内の牛と豚が既に感染していて(潜伏期間は2~14日、3~5日に発症する場合が多い。無論潜伏期間中もウィルスは体内にいるので糞便などでウィルスが放出されます)、それが食肉処理・出荷される段階で人が感染(※発症ではない)した場合、その人が媒介となってさらなる感染拡大が起こる可能性は非常に高いです。
 注意をしておくことに良いにこしたことはありません。これで感染がこれ以上広がるることはないだろう、ではなく、感染がまた広がるかもしれないので、常に気を配っておこう、という気持ちで挑まないと、この非常に感染能力の高い口蹄疫を防ぐことは無理かもしれませんよ。ですが、個人的には、これで収束することを願います。

『「普段の下痢」…宮崎県が口蹄疫発生見逃し』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100518-OYT1T00016.htm

 宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。
 同省などによると、同県都農町で水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に「水牛が発熱している。牛乳の出も悪い」という連絡があったのは3月31日。
 この日のうちに同衛生所の職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認した。しかし、「普段の下痢」と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったという。
 この水牛農家から南東に600メートル離れた繁殖牛農家では4月9日、口の中がただれた牛が1頭見つかった。同衛生所はこの時も口蹄疫と見抜けず、20日に「最初の感染事例」として発表した。このため最初の水牛についても22日に血液の遺伝子検査を行った結果、ようやく23日に口蹄疫の感染疑いが判明したが、この時点で既に5例の感染(疑い含む)が発覚していた。口蹄疫の検査結果は通常、1日か2日で判明するため、もし3月末の段階で実施していれば4月初旬には拡散防止対策がとれたとみられる。

 この事に関してあの「朝日」が、以下の記事を書いています。

『異変2度…でも「教科書と違う初期症状」 宮崎口蹄疫』
http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201005180565.html

 宮崎県で口蹄疫感染の疑われる牛が確認されるまで何があったのか。関係者の話から再現する。
 宮崎県都農(つの)町。3月下旬、ある農場で水牛が下痢になった。モッツァレラチーズを作るために飼われていた42頭のうちの1頭。往診した獣医師は、31日に県の宮崎家畜保健衛生所に届け出た。
 県も立ち入り検査したが、口蹄疫にみられる口の中や蹄(ひづめ)の水疱(すいほう)、よだれがない。便なども検査したが、下痢の原因となる菌やウイルスが見つからず、結論が出ないまま下痢は治まった。
 これが最初の異変だった。
 この農場から南に約600メートル離れた別の農家で、次の異変が起きた。
 「口の中に軽い潰瘍(かいよう)のある牛がいる」。4月9日、衛生所に別の獣医師から連絡があった。2日前に往診したところ、1頭の牛が前夜から発熱し食欲がなく、口からわずかによだれがあったのだという。
 県の口蹄疫防疫マニュアルでは「(口の中の)水疱は発病後6~8時間以内に現れ、通常24時間以内に破裂する」と記載されている。
 9日の往診で、口の中に直径3ミリほどの潰瘍は見つかった。しかし水疱ではなく、かさぶたのような状態。すでに発熱から4日がたつ。仮に口蹄疫なら、水疱や激しいよだれが見られるはずだ。
 獣医師から相談を受けた衛生所は農場内のすべての牛を調べたが、口蹄疫の可能性は低いと判断した。発熱は1日でおさまっていた。
 口蹄疫ウイルスの潜伏期間は、牛の場合で約1週間。獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった。
 獣医師は振り返る。「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状。まったく想定しなかったわけではないが、この症状からは診断できなかった」
 4月16日夕、別の2頭に同じような症状が見つかった。最初の牛の隣にいた牛で、何らかのウイルスによる感染と考えられた。この段階で最初の牛はほぼ完治していた。翌日、衛生所が改めて立ち入り検査し、感染症の鑑定を行ったが、19日までに出た結果は陰性だった。
 ただ衛生所は19日、念のために検体を国の動物衛生研究所(動衛研)海外病研究施設(東京都小平市)に送った。このとき初めて、県は国と連絡を取った。20日早朝、口蹄疫の陽性反応が出た。

 す、素晴らしい。あの「朝日新聞」が仕事しました。しかし、いつもなら結託して「そうだ!そうだ!」と同じような記事を書いてくるものだと思っていましたが、反対の事を書くとは。競争を意識してきているのでしょうか。まぁ、それでも当然過去にした事が消える訳ではありませんので信頼を回復することはまだまだ無理でしょうが、今後の内容次第では顧客を取り戻せるチャンスを掴めるかもしれませんよ。私は購読する気はありませんが。
 昔流行った口蹄疫の症状ではなく、現在流行している口蹄疫独特の症状が現れていたのだとしたら、それを見抜けという方が無理がありますよね。しかも、牛は口蹄疫以外の似たような病気にもかかる訳ですから(風邪とか)、口蹄疫だ!と見抜くことは難しいですよね。診断するのは普通の人間ですから。超能力者であれば見抜けたかもしれませんが。
 「口蹄疫だった」という「結果論」から見れば確かに県の対応や獣医師の判断が間違っていたとか、遅いとかは言えます。ですが、実際にその時の当事者の立場だったら「これが口蹄疫だ」と分かるはずがありませんし(初期症状が違いますからね)、国に依頼するのだって多少のお金はかかる訳ですし、もし口蹄疫ではなかったとしたら「口蹄疫の可能性が・・・・」なんていう噂が流れて風評被害に遭いかねませんし、色々考えるでしょう。
 読売さん、こんな事を書いても「現政権の初動防疫の失敗」は隠すことが出来ませんよ。残念でしたね。

●その他
『支持率下落で菅氏が八つ当たり「報道がしっかりしていれば国民に理解される」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100518/stt1005181305002-n1.htm

 菅直人副総理兼財務相は18日午前の記者会見で、内閣支持率下落に関し「少なくとも政権を担当した時点から比べれば、かなり景気も改善しているし、一歩一歩前進している。報道がしっかりしていれば国民に理解されるのではないか」と述べた。メディアによる報道の在り方に問題があるとの認識を示した発言で、「八つ当たり」との指摘も出そうだ。
 同時に「私の職責では、日本経済を持続可能な形で軌道に乗せることが重要だ。それが国民の信任を得ることになる」と強調した。

 えっと、色々言いたいことがあるのですが、要約して一言だけ。

「しっかりと報道しているから支持率が下がっているんです!!」

 では、また次回!


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●政治・経済
『【口蹄疫】宮崎県に非常事態宣言 東国原知事』
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100518/biz1005181215007-n1.htm

 宮崎県の東国原英夫知事は18日の記者会見で、感染が拡大している口蹄(こうてい)疫について「拡大を止めることができない状況。九州や全国にも感染が拡大する可能性を否定できない」として、県として非常事態を宣言した。
 宮崎県によると、伝染病による非常事態宣言の発令は初めて。
 宣言により、県民に一層の拡大防止の協力を訴える。口蹄疫の発生している地域では、車両の消毒を畜産農家以外の一般車両にも徹底。発生していない地域でも発生地域同様に、イベントなど人が集まる機会の延期や、不要不急の外出の自粛、マスクの着用や手足の洗浄、うがいなどを呼びかける。

 残念ながら、口蹄疫感染が収束する気配が無い以上、宮崎県内だけではなく、九州、引いては日本全国に感染が広がる可能性は十分にあると言えるでしょう。東国原知事の非常事態宣言は適切な対処ではないかと思います。アポなしで消毒もせず搬出制限区域内の畜舎に入って取材を始めるというとてつもなく愚かな行為をしでかす「大手テレビ局」のスタッフもいることですしね。
 非常事態宣言により、宮崎県民の皆様には、移動がかなり制限され、個々人の生活の中でも防疫対策を意識して貰うなど不便な生活が続くこととは思います。さらに、地域を活性化に導いてくれるイベントなどが延期になることは地域経済にとっても打撃となります。一刻も早い収束を願うばかりです。その為に、私たちが出来ることは「知らせること」、電凸・メル凸などですが、もう一つ、「寄付」も出来ます。詳細は以下より。

▽宮崎県 口蹄疫被害に対する義援金を募集します▽
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/fukushi/shakai_fukushi/html00165.html

 皆様の熱い支援が、宮崎県、いえ、日本国民を救ってくれることを心より祈ります。
 さて、この記者会見で東国原知事が熱い一面を見せました。

『東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見』
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100518/bdy1005181342005-n1.htm

 感染拡大が続く口蹄(こうてい)疫に対し18日、非常事態宣言を発した宮崎県。「このままでは県の畜産が壊滅する」と宣言では危機感を鮮明に出した。一方、会見した東国原英夫知事は、連日の拡大防止などへの対応に疲労困憊(こんぱい)の様子。今後の対応を迫る報道陣に対し、「けんかを売ってるのか」と声を荒らげ、退席しようとする一幕もあった。
 (中略)会見で東国原知事は、殺処分かワクチン接種かなど今後の防疫体制について「検討します」との言葉を繰り返した。
 しかし記者から、知事の判断ではないかと問われると、徐々にヒートアップ。最後には「我々は一生懸命やっているんです。毎日寝ずに」と怒鳴り、机をがんと叩いて「以上です」と会見を打ち切ろうとした。
 制止する報道陣に対し、「けんか売ってるのはそっちだ」と声を張り上げたが、職員らに促されて再び、会見の席に着いた。
 国の支援策などについて聞かれると、ようやく落ち着きをみせ、最後には「速やかに一歩踏み込んだ対策を出したい」と話した。

 宮崎県が誇る畜産農業が今正に壊滅しようかという時に、畜産農家の方たちの生活が危うくなっているのに、疲れていない知事なんているはずがありません。日本国民の生活が厳しい状態になっていても疲れない人は赤松氏とその周りの人たちぐらいでしょう。
 必死になって今も、寝る間も惜しんで対策を練っているところに、無責任にも他人事のように対応を迫られたらそりゃ誰だって怒ります。私はこういうマスゴミの、土足で心のなかに侵入して荒らしまくるような行為は昔から大嫌いです。
 ですが、こういう大規模な危険に晒されている時こそ、トップは常に冷静に対処していかなければなりません。さらに、マスゴミは民主党の味方をしている故、このような些細なことでも足元をすくわれかねません(これを大々的に放送して日本国民の目を政府の責任から逸らすなど)。さすがにそんな最低なことはしない、とは思いますがお気をつけを。
 ところで、余談ですが、東国原知事の「我々は一生懸命やっているんです。毎日寝ずに」という言葉に、宮崎県民を想う知事の温かみを感じました。このような冷静さを欠いた時の発言においても「我々は」という言葉を使ってます。つまり、「自分だけではない。宮崎県庁の職員や畜産農家の方々も寝る間も惜しんで一生懸命やっているんだ」という意味が込められているように感じます。宮崎県民を想いやるその知事の心意気には本当に頭が下がります。
 忘れないで下さい。私たち日本国民は「宮崎県を決して見捨てはしない」ということを。

 さて、ここから少し辛口に。

『口蹄疫:初動対応「問題ない」 赤松農相』
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100518k0000e010050000c.html

 赤松広隆農相は18日の閣議後会見で、口蹄疫の対応について「私自身はやってきたことに全く反省、おわびすることはないと思っている」と初動対応などに問題はなかったとの認識を改めて示した。殺処分対象の家畜が11万頭を超えたことについては「これだけの数が出たのは残念だ」と述べた。
 家畜伝染病予防法の改正や特別措置法の必要性については「今、とりたててやらなければいけないということはない」と否定的な考えを示し、「この方針で行こうと(17日に鳩山由紀夫首相と)下打ち合わせの話ができた」と明かした。

 お詫びすることはない・・・・?この人はこの期に及んで一体何を言っているのでしょう。あなたが初動防疫を怠ってきたからここまで感染が広がったのでしょう。あなたは国会で「初動防疫はしっかりと行った」と言っていましたが、宮崎県には政府としての指示は一切されていませんでしたし、消毒薬を一箱も支給しませんでしたし、20日に報告を受けたのですから(副大臣に至っては22日に現場の状況を知った)外遊のキャンセルには十分間に合ったはずなのに特にそういった素振りも見せず外遊へと出発し、世界でも恐れられる口蹄疫という伝染病が広がりつつあるというのに最高責任者が不在の状態が一週間も続き、その間副大臣・政務三役の指示もなく、ようやく帰って来てすぐに現場に向かうのかと思いきや、選挙活動に繰り出し宮崎県を放置、そして今頃になって対策本部設置。これで「初動防疫は出来た」と言えますか?少なくとも第三者視点からは「初動防疫は明らかに出来ていません」。それに対してお詫びする必要は十分にあると思います。そして、「これだけの数が出たのは残念だ」?何で他人事何ですか。あなたの責任でしょう!いい加減責任から逃れるのは止めたらどうですか?
 宮崎県全体が疲弊を仕切っています。だからこそ政府が率先して口蹄疫を収束させるよう行動して下さい。

▽日本を脅かす伝染病▽
http://ameblo.jp/noble-large-eagle/entry-10529534574.html

 では、また次回。
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●政治・経済
『口蹄疫で政府対策チーム設置 宮崎県に副大臣ら常駐』
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051701000364.html

 政府は17日、感染拡大が続く口蹄疫問題に対応するため、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を同日中に設置することを決めた。宮崎県庁内に政府の対策チームも設置する。農林水産省の山田正彦副大臣や小川勝也首相補佐官らが同県庁に常駐して陣頭指揮を執り、被害拡大の防止に全力を挙げる。
 現地対策チームは感染拡大を防ぐ防疫担当と、農家などへの経済支援担当、関係省庁の調整支援担当の3チームで構成する。政府は、消毒ポイントの増設や高速道路周辺の消毒の強化など、防疫措置の増強も検討。被害を受けた畜産農家に手当金を速やかに支払ったり、手続きに必要な書類の簡素化も実施する方針だ。
 口蹄疫問題では鳩山首相が16日、「政府一体になってやるように」と平野博文官房長官に指示。17日午前に官邸で関係省庁の局長会議を開き、今後の対応方針を協議した。
 口蹄疫をめぐっては発生農場が16日までに111カ所に上り、処分対象の牛や豚も8万5千頭を超すなど、国内では過去最悪の被害規模となっており、収束の兆しも見えていない。

 あの鳩山が本部長・・・・、余計に被害が拡大しそうで恐いのですが、しかし状況が状況ですので、適切で迅速な行動をしてくれることを望みます。
 記事中に「消毒ポイントの増設や高速道路周辺の消毒の強化など、防疫措置の増強も『検討』」と書いてありますが、「検討」とそんな悠長なこと言っていて良いのでしょうか。感染が川南町だけではなく、他の町でも感染が広がっている可能性が発見されました。

『宮崎県新富町でも口蹄疫感染疑いの牛』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100517-OYT1T00588.htm?from=main3

 宮崎県新富町の酪農家で17日、口蹄疫の症状がある牛が見つかった。町は同日、飼育されていた約20頭の殺処分を始めた。感染が確認されれば同町では初めて。
 町によると、16日午前、感染の疑いがある牛がいると連絡があり、宮崎家畜保健衛生所などが調べたところ、感染が疑われるという。

 このように感染が徐々に、しかし確実に広がっているのですから、消毒ポイントの増設、高速道路周辺の消毒の強化、及び貿易措置の増強は行うべきであることも強く望みます。

『【鳩山ぶら下がり】口蹄疫対策本部「拡大とめられぬ現実がある」(17日夜)』
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172001018-n3.htm

(前略)
 --口蹄疫だが結局、被害が拡大してしまい、遅かったのではないかという批判もあるが、どうして今日、対策本部の設置になったのか

「今、申し上げましたように農水省を中心に自衛隊、防衛省なども対応してまいりました。そのときにわれわれが考えてきたのは、これは現地もそうだが、いわゆる風評被害というものが、必要以上にさまざま、風評がたつと、そのことで、農家の方が大変困られるという状況があった。したがって政府として、それぞれ必要な対策を講じておりましたけれども、政府の対策本部という形で、立ち上げるのではなく、まずは関係の省庁の間の連絡会議で、十分にことを運んできたと思っています

「ただ、やはり、ことの性格上なかなか万全を期していながら、感染が広がりを拡大をとめることができていない現実があります。したがって、風評の被害というもの以上に、正確に県民のみなさんがた、国民の皆さん方に事実を知っていただくことがより重要だという判断をいたしました。したがいまして、政府として対策本部を立ち上げることにいたしました」(後略)

 まず一つ。「万全を期していた」のであれば、こんなにも被害が広がることは無かったと思います。10年前に口蹄疫が発生したときには、政府が「万全を期していた」からこそ740頭という被害に抑えることが出来たのです。それが今回、その100倍以上の被害を出しているのです。それで「万全を期していた」何て良く恥ずかしくもなく言えますね。冒頭で「適切で迅速な行動をしてくれることを望みます」と書きましたが、現状を理解せず、このような発言をして責任逃れをしようとしている人には望み薄かもしれませんね。
 さて、政府が今頃になって対策本部を設置したのは「風評被害」を出さない為と言っていますが、確かに、鳩山が必要以上に行動を起こして、それを見た日本国民が「宮崎県産」のものに必要以上に警戒心を抱き、買ってくれなくなると地域経済に被害を生み出します。ですが、「風評被害を防ぐ」ことが、「対策が後手に回る」ことの理由には成り得ません。さらに、風評被害は、適切な情報を開示されること無く、情報が拡散していき、尾ヒレと目ヒレが存分についた状態で消費者に情報が届くことで起こるものだと思います。つまり、政府は適切な情報を開示し、消費者を安心させ、なおかつ適切で迅速な防疫対策に取り組むことが大切なのです。
 しかし、現政権はその双方ともを怠ってきました。その責任は重大なものではありますが、今は責任を取る意味でも、これ以上被害が広がらないよう適切で迅速な対策を講じて欲しいと思います。無論、口蹄疫が収束した後、「辞任」して頂くことを同時に望みます。

▽日本を脅かす伝染病▽
http://ameblo.jp/noble-large-eagle/entry-10529534574.html

 では、また次回!
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