今月もイレギュラーで第3月曜日開催です。
なんだか、イレギュラーばかりで、通常はいつやねんって感じになってきますが、来年からはある程度固めていこうかと思ってます。
さて、恒例になりました勝手にブルース&ソウルレコーズと連動した今回の企画はなんとボブ・ディラン。
まず、これが先月末に発売されたそのマガジン。
自分としては、レパートリーを増やしたり、ネタを増やしたり、知識を増やしたり、するために企画があると、進歩できるなと思って毎月やっていますが、今回ブルサミのようなエレクトリックなブルースのセッションにおいては、なかなか難しい企画かも。
でもまあ、なんでも解釈のしようでどうにでもできるものです。
今回BSRの特集に沿ってやるならば、
①ディランの曲でセッションする。
なかなか難易度は高し。ただ、割とよくセッションでもやる人がいる「knockin' on heaven's door」とかね、3つのコードの繰り返しで、やれそうですね。など、さがせば、いくつかあるかも。
②ディランのルーツとなるブルースマンの曲をやる。
これが、BSRの企画とも一番連動しやすいかも。付属のCDにもスタンダードな曲いっぱい入ってます。
それをエレクトリックな解釈にしたり、もちろんすでに戦後のブルースマンによってすでにカバーされてる曲などもありますね。このCDの曲なら「baby please don't go」とか。
しかしまあ、このCDのアコーステッィクなブルースもいいですねー。
それはそれで練習したりしないと。でも別モノですね。
③カントリーブルースや、ルーツミュージックをカバーする。
だいぶ反れてきた感もありますが、BSRの38ページにあるように、60~70年代のクラシックロックの人たちもしれらのカバーをしてたり、ブルースを伝承しています。
そんなのをやるのもありですね。
もともと俺はそんな解釈のが好きです。
たとえば、このBSRの特集にもあるBih Joe Williamsとかを聴いてみて、これはいいなって思うフィーリングや、歌詞や、コードなんかがあれば、それを自分流に解釈して再構築とか。
④特集や企画を気にせずにやる。
もちろん大歓迎です。
特集にとらわれてやっていてセッションの自由さがなくなっては元も子もないので。
基本的にはブルースセッションをやりたいようにやりましょう。
そして、今回はBSRの特集が少し難易度高いので、もうひとつ勝手に連動した企画を考えました。
ギターマガジンの「white blues heroes」に特集されたPeter Greenを特集してみようかと。
ま、しかし、16日のブルサミの頃にはジミーペイジの表紙の最新号が出て、例の特集はロリーギャラガーなんですがね。。。
さてこのピーター・グリーンとは。詳しくはこの誌を読むと早いですが、簡単に説明します。
イギリスのフリートウッド・マックのギタリスト、リーダー、ヴォーカルで、創設メンバーです。
フリートウッドマックというと、どうも一般的には彼が抜けてから、大ヒットしたそっちのイメージが強いみたいですが、俺は全くそっちは知らないので、彼がいたブリティッシュブルースの代表的な存在だったPeter Green's Fleetwood Macと呼ばれていた頃のですね。
その前にもキャリアがあって、さらにブリティッシュブルースの父ともいえるJohn Mayallのバンドにも在籍しています。それが、あの偉大なEric Claptonの後任なんですね。いや~クラプトンの後任なんてなかなかできるものじゃないっすよね。クラプトンと比較されちゃうんですから。
でもクラプトンが当時「ピーターグリーンにだけはかなわない」と負けを認めるほどの人です。
それもうなずけるくらい当時のグリーンはすごいです。
当時のルックスもあいまってか、ゴッドですね。
John Mayall &The Bluesbarekersの『A Hard Raod』はクラプトンのいた頃のと同様必聴ですね。特にFreddie Kingのカバー「Stumble」なんかはすごいですね。
そしてまもなくして、彼のバンドを立ち上げてのピーターグリーンズフリートウッドマックですね。
デビューアルバムが「Peter Green's Fleetwood Mac」続いて、「Mr.Wonderful」、「The Pious Bird of Good Omen(邦題「聖なる鳥」)」、「Then Play On」辺りまでがピーターグリーンのいたアルバムですかね。
どれも素晴らしいですが、俺も高校生のときに一番最初に入手して一番よく聴いて、一番インパクトあったのは
コレですね。アメリカでの編集盤らしいです。邦題は『英吉利の薔薇』
初めて見たときはイアンギランかと思いました。
ミスターワンダフルのジャケも同様に
どちらもドラムのフリートウッドさんです。
当時のヒット曲はインストの「Albatross(あほう鳥)」、後にSantanaがカバーし、大ヒットした「Black Magic Woman」など。
基本ブルースばっかりなので、セッションでできる曲がいっぱいです。
しかしこのピーターグリーンは当時レスポールを使用し、めっちゃイイ音です。
プレイスタイルもBB King直系の感じで、間をたっぷり取って、歌うようにフレーズを弾く。
そして、また声がすごくいいんですよね。
そして彼のスタイルをギターマガジンの安東滋さんによる連動動画にてどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=zTkZ_g6z88I
フリートウッドマックはピーターのほかに、ジェレミースペンサーというギタリストがいました。(さらにその後ダニー・カーワンというギタリストも参加。一時期はトリプルギター)
そのジェレミーはもう、完全に、完全にElmore Jamesにヤラれちゃってる、ギタリストで、好きすぎると、ここまで似てきちゃうかっていうくらい、ギターも、歌も、たまに出る叫び声も似ちゃってます。
でもそんな好きさ加減がめちゃめちゃ伝わってきます。
なんかアルバム聴いてても、ピーターの曲があって、エルモアスタイルの曲がきて、ピーターの曲が来て、またエルモアスタイルの曲が来てって交互になってるのがおもろいです。
ピーターはその後ドラッグによる精神病にて、脱退、ソロ活動したり、しなかったり、不安定ながらも、今もなお現役です。
俺は高校生のとき、ピーターグリーンしか聴かないっていう時期もあったほどハマっていて、ライブで初めて歌ったのもこのピーターグリーンのフリートウッドマックの「Stop messin' around」でした。
でもそれはJoe Perryの影響だったのかも。(90年代エアロスミスのライブでジョーのコーナーがあるとこの曲を歌ってた。レスポールを持って。)
高校生ついでに思い出話を。
当時つるんでいた親友がボブ・ディラン大好きなヤツで、そんなボブ・ディラン好きな彼と、Deep Purple、Led Zepplin好きな俺が仲良くなるキッカケはやっぱりブルースだったんですね。
フォークと、ハードロックの架け橋、それはThe Bandだったり(ラストワルツも当時ハマって観まくりその関連の人もハマった)、Eric Clapton(アンプラグド全盛の頃)だったり、Creamだったり。
やっぱり友達同志影響しあうじゃないですか。彼もこっちに歩み寄ってこようと、Ten Years Afterを買ってみたり、Claptonモデルのエクスプローラーを買って俺を驚かせたこともあった。
俺もアコギなんて弾かなかったのに、スリーフィンガーとか練習してみたり、日本の古いフォークを聴いてみたりして歩み寄って、カントリーブルースにまで行き着いて、高校生ながらバイト代で週に一枚ずつ戦前ブルースのCDを買ってた。
もう一人、ベースのやつも交えて、放課後は部室で3人で暗くなるまでジャムってた。だいたいブルースか、クリームの曲。
エレキが禁止なんて古い頭の学校だったから、反抗してアコギにピックアップつけて、アンプにつないで爆音で鳴らした。エルモアのギターみたいだったな。
もちろん、頭の固い先生たちには「アコギだけど、なにか?」って感じで。
ある日「もう帰れよ」って言いに来たK先生は、一緒にジャムに加わった。
そのK先生は今も友達だ。
そして、そのボブ・ディラン好きな親友は三輪二郎。
今は「三輪二郎といまから山のぼり」で活躍し、昨年ようやくディスクユニオンのレーベルからCDを出した。





