16歳のとき

少年院の中で見た新聞に ボクシングの記事があった。


世界タイトルマッチ
八重樫チャンピオンの激闘が書かれた記事だった。


俺もこんな風になりたい。



そう思った彼は、少年院を出るとすぐボクシングジムの門を叩いた。

暴走行為でしか発散できなかったパワーをボクシングに注ぎ込んだ。


約1年間、激しいトレーニングを積んだ彼は、才能を開花させ、A級ボクサーともスパーリングをこなすようになった。


そして17歳となった彼は、いよいよプロテストを受けることになった。

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石脇麻生 17歳 高校2年生 のことです。


ボクシング記者の方にも「あの子ええなぁ!」と言ってもらえるぐらいになりました。

まだまだ課題はたくさんですが、彼の将来がとても楽しみです。



2017.02.25のブログ記事です。

その彼が、いよいよ今週末の日曜日にプロテストを受験します。

単位制の高校に通いながら、墓石を立てる仕事して、毎日ジムで猛練習している17歳。


こんな子、なかなかいないと思いますよ!


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彼の頑張りが報われるように、私たちは精一杯サポートするだけです。一緒に世界の舞台を目指します。