”日曜日なしw”石田ボクシングジム創設当初のメンバーは5人。その全員がアマチュア経験もない、まったくのゼロからボクシングを始め、プロの世界へ進みました。そしてそのうちの3人が、日本タイトルマッチに挑戦するところまで辿り着きました。日本タイトルマッチのリングは、決して簡単に立てる舞台ではありません。キッズボクサーからアマチュア、そしてプロまで、ボクシングを志す多くの選手たちの中で、日本タイトルに挑戦できるところまで至れるのは、ほんの一握り。正確な確率を出すことは難しいですが、競技を始めたすべての人を母数に考えれば、数千人に1人ともいえるほどの狭き門だと思います。そんな舞台に、創設当初のわずか5人のうち3人が辿り着いた。改めて考えると、これは本当に凄いことだと思います。もちろん、一番は選手たち自身の努力です。勝った日もあれば、負けた日もある。怪我をしたことも、思うような結果が出なかったこともあったはずです。それでも何度も心が折れそうになりながら、諦めず一日一日の練習を積み重ねてきたからこそ、ここまで来ることができた。その成長を一番近くで見てきた指導者として、これほど誇らしいことはありません。最初から才能があったわけでも、華々しいアマチュア実績があったわけでもない。ゼロからでも、諦めずに積み重ねれば、ここまで来られる。彼ら3人が、それを証明してくれました。ボクシングには、人の可能性を大きく変える力がある。そして今いる若い選手たちにも、まだ自分自身が気づいていない大きな可能性があると思っています。これからも、一人ひとりの可能性を信じて、選手と一緒に挑戦を続けていきたいと思います。本当に、指導者冥利に尽きます。