ウォードが戴冠、コバレフに僅差 L・ヘビー級戦 

 19日(日本時間20日)ラスベガスのT-Mobileアリーナで挙行された3団体統一世界L・ヘビー級戦は、挑戦者で元S・ミドル級王者のアンドレ・ウォード(米)が王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)に12回3‐0の判定勝ち。3本のベルト(WBAスーパー、WBO、IBF)を一挙に手に入れた。
 
 L・ヘビー級最強を決める一戦として注目されたカード。試合は開始からクラッシャーが自慢の破壊力をまざまざと見せつけた。初回早くもコバレフの左ジャブでウォードがバランスを崩し、そのパワーを印象付ける。そして続く2回、右をカウンターするとウォードはダウン。コバレフは左右のパンチのつなぎもスムーズで、さらにウォードをプレスしていく。
 
 しかし徐々にウォードもスキルフルに立ち回って、危機を回避。中盤は鋭い左ジャブをコバレフの顔面に突き刺すなどして唸らせる。序盤の失点を挽回したいウォードに対し、コバレフのほうも負けていない。駆け引きで劣らず、強い左ジャブ、右クロスをかざして失点を防ぐ。11回はコバレフが右ストレート、ウォードは左フックで対抗。ここでコバレフは鼻血を出したが、最終回もウォードのボディーをこらえて試合終了のゴングが鳴った。
 
 見ごたえのあるクロスファイトはややコバレフ優勢に見えたが、スコアはジャッジ全員が114-113の1点差でウォードの戴冠を支持。“S・O・G”(神の子)がS・ミドル級から転向後も無敗でL・ヘビー級を制覇した。試合後ウォードは「判定がどうなるか分からなかったが、勝つべき者が勝ったと思う」。コバレフは「判定は間違っている」と不満を隠さなかった。ウォードは31勝15KO、初黒星のコバレフは30勝26KO1敗1分。










どうなんですか?



私は、普通にコバレフが勝ったと思いましたが。


アメリカで開催された試合。
コバレフがロシア人だから?


そうは思いたくないけど、、、

判定は難しいですね。