藤本105.5キロ、石田93.6キロ、明日ヘビー級戦

 明日30日後楽園ホールでゴングとなるヘビー級8回戦の計量が29日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、日本王者の藤本京太郎(角海老宝石)が105.5キロ、ミドル級からジャンプアップした石田順裕(グリーンツダ)が93.6キロをマークした。

 38歳の石田は1日5食の増量と、米国で重量級選手とスパーリングを積み、ヘビー級挑戦に向けて準備。服を着たままの計量後には「最後は普通に1日3食で体重をキープしてきた。体調的にはベストに仕上がったと思う」と笑顔を見せた。

 増量したとはいえ、藤本とは12キロの体重差があるが「スキルがあれば体重差は関係ないと思っている。体重が増えてもスパーリングで体が重いとは感じなかった。本番でどうなるか楽しみ」と自信のコメント。「逃げ回ることは絶対にしない。打ち合いもガンガンするつもりです」と闘志をみなぎらせた。

 石田の挑戦を受けて立つ形の藤本は「ボクも(K-1時代に)20キロ、30キロ重い選手とやってきたので体重差は関係ないと思う。自分も常に挑戦だと思っている」とキャリアのある石田へのチャレンジを強調。負ければ日本タイトルがはく奪されることについては「興行的にもそのほうが面白いと思うし、自分も何もかかってないよりはやりがいがある」と語った。




いよいよです。

明日は熱い試合になると思います。

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