運命って、あるかも。全てのお母さんに届けたい本。

運命って、あるのかもしれないなぁって思う。

というか、勝手に運命を感じている＾＾

自閉症児カテゴリーのブログを読みまくっていた時に出合った、三人の障害のあるお子さんを育てておられる佐々木さんのブログ。

まだ私はその頃ガラケーで、自分ではブログもやっていなくて

ガラケーの見辛い画面で佐々木さんのブログを読んでいました。

その後、佐々木さんは本を出されていると知り、ネットで取り寄せて。

障害についての本を貪るように読んで、もういいやって卒業して、

私の本棚にはその頃買ったものは、ほとんど残っていないのだけれど

「さんさんさん」は、今も大切に私の本棚に並んでいます。

さんさんさん幸せは、いろんなかたちでそこにある

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その後ブログをはじめ、「さんさんさん」とのエピソードを書いた当時の記事はこちら

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https://ameblo.jp/nobiroukun/entry-12070310670.html

この本を手元に残しておきたいと思ったのは、この本が私に与えてくれたものは

障害があるかどうか、ということを超えて、ずっと大切にしていきたいと思うことだったからなんです。

そんな大好きな作家さんの掲載される本と関わらせていただく機会がやってくるなんて。

今、お仕事でご一緒している致知出版社さんから６月１０日に発行される新刊「母」。

様々なお母さんたちの子育てにまつわるエピソードが載せられています。

子育て中の全てのお母さんに　時代を超えて支えとなるような言葉たちが詰まった一冊。この素晴らしい本の広報チームに携わることができ、本当に光栄です😭

発売前に見本が届いて感無量。手に取ると、細部までこだわって、出版社のみなさんが全力でこの本を、言葉を、必要としている方に届けようとされているのが隅々から伝わってきます。

全ての記事が、読み応えあり、心に響きます。

そして、この本に佐々木さんのインタビュー記事が掲載されています。

佐々木さんのブログとの出合いから４年。私にとって、こんなに嬉しい奇跡が起きるなんて。

三人のお子さんがそれぞれに障害をお持ちで

だけど、それって不幸じゃない。

いつもウィットに富んで軽やかな語り口調の佐々木さんのブログは、クスッという微笑みと共に、日常の中にある幸せに、気づかせてくれる。

「障害のある子どもの子育てについて」ということでなく、きっと、そこから佐々木さんが感じて来られたことが、子育てをする全ての方にとって意味を持つものとなる。だからこそ、この記事がここに選ばれたんだろうなって、私は思います。

『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』

致知出版社のみなさんに、教えていただいた、哲学者・教育者の森信三先生の言葉。

佐々木さんに直接お目にかかったことはないのだけれど

私は、あの時　佐々木さんの言葉に、逢うべくして出逢ったのだと思っています。

以下は、広報チームのみなさんと打ち合わせで、掲載記事の中から１つ選んで、それぞれの感想を共有するために書いたもの。

（致知出版社で教えていただいた、「美点凝視」。感想を聞いて、いいな、素敵だな、と思ったところをお互いフィードバックするやり方で、致知出版社さんの提案する「木鶏会」という研修として、多くの企業に取り入れられています）

私は迷ったけど、やっぱり佐々木さんの記事を選びました。

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【佐々木志穂美さんの記事を読んで　雨野千晴】

　「幸せは今あることに気付く事」という佐々木さんの言葉がいつも胸にあります。

　私は10年間小学校の教員を務める間に、様々な子ども達と出会いました。一人ひとりのお子さんとの思い出があります。建前ではなく、毎年、そのクラスには全ての子どもが必要でした。一人ひとり違っているからこその学びがあり、気づきがあり、集団としての成長があると感じていました。

　自分の子供の障害がわかったときにも、障害がありながら個性豊かに生きる子どもたちを知っていたことは自分の支えになってきたと思います。しかし、下の子どもが生まれた時に、赤ちゃんが怖くてなかなか近づけない上の子を見て、他の家の、仲良く遊ぶ兄弟と比べてなんだかさみしい気持ちになりました。はじめて、障害がなかったら・・・と思った瞬間でした。

　そんなときに、佐々木さんのエッセイと出会い、障害のある3人のお子さんが、3人なりの絆を築いているお話を読んで、はっとさせられました。人と比べるのではなく、一人ひとりの良さがある、教員時代に感じたことを思い出しました。

　何かができる、目的を達成するということも大切なことですが、幸せというのはまた別の視点があるように思います。今回の記事の中でも、おもちゃに書いてあったフレーズ「奇跡も運も偶然も、まぐれもマグロも自分でつかむ」の紹介がありました。

子育てについても、自分自身についても、他と比べるのではなく、自分が、子どもが、どうあるか。何を幸せと感じるかを大切に、子育てをしていきたいと思いました。