1年生の担任をしたときの、生活科の授業
身の回りの植物観察を通して
子どもたちと一緒に
季節の移り変わりを味わった。
当時の私は、
28年生きてきて初めて
桜の芽には、葉になるものと
花になるものがあると知った。
自分はそれまで
『春になると咲く、桜の美しさ』
その結果にしか
目を向けていなかったことにも
気付かされたように思った。
春に向けての準備は
開花の前からすでに
ゆっくりと着実に
進んでいるのだ。
生きていると、
いろんなことがあるね。
その中で、たくさんの出会いがあり
別れもあるね。
その全ての経験の中で
私たちの中に残ったものは
やがて芽吹き、花を咲かせるのだと
私は信じています。
あなたの今日の悲しみも
いつの日かの開花に
繋がることを祈って。
自分が大変な状況のときさえも
いつも丁寧にメッセージをくださる
あなたへ。
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