はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
☆☆☆
「500%自己開示」が勝手に自分の中でのテーマになっている、このブログ。(^∇^)
しかし、身バレしたくないがために、書いてないことがまだいくつかあります。(;´▽`A``
なんですが、最近だんだんと
「いやいや、別にみんなそんなにあなたに関心ありませんから。(笑)」
という自分ツッコミの声が聞こえてきましたので、も~ガンガン書きますよ。(°∀°)b
「教員免許さえとれば、あとは好きなことをしてもいい」という祖母と母の言葉を真に受けていた、学生時代の私。
今でもはっきりと覚えているのですが
卒業を前にして、今まで敷いてあったレールがいきなりぷつんと切れ、先が何もなくなったような恐怖感に襲われました。
それまで、家族に言われた通りの道を選んできた自分。
この先は、自分が決めるのか…と思うと。
大学4年間は、ひたすら遊ぼうと決めていたので(;´▽`A``
その4年目が終わろうとして、初めてそんな恐怖を感じたのでした。
……。
おそっっ!!!!
でも、とにかくそのまま教員になるのはイヤだったんですね。(^▽^;)
子どもの頃から、何になりたいかはわからなかったけど、とにかく何か特別な職業に就きたいと思っていた私。
OLっていうのが、一番なりたくない職業でした。
大人になってみれば、一般企業にもそれぞれ理念があり、方針があり、やってることも一つ一つ全く違うということがわかるのですが
何か、同じ時間に通勤して、みんなと同じ仕事をして、帰宅する というようなイメージが私の中にあったんですね。
学校みたいだな~と思って。それは嫌だなって思っていました。
教員は、楽しいところもあるかな?とも思いましたが
実習先で、「毎朝3時に起きて授業の準備をしている」という、実習担当教諭の話を聞いて、ソッコーで「ムリ!!!」と判断しました(笑)
どのへんに「ムリ」を感じたかというと
私、他人のために、子ども達のために、そこまでできないわ。と思ったんです。
それで。
好きなことしてもいいって言われてるんだから、自分が好きなことしよ!!(`∀´)
って思いました。
そこではじめて、「自分の好きなことってなんだろう」ということと真剣に向き合いました。
大学4年で。
……。
しつこいですが…
お・そっっ!!!!
高校進学のときに、「絵を書くのがすきだから」と思って、美術系の高専進学を希望するも、家族の反対にあっさりあきらめた自分。
大学も、美術を副専攻でとりましたが
美術科の人たちの中に入ってやってみると、そのあまりものレベルの違い、情熱の違いに
こりゃ無理だわ。(・ω・)/と自分でも悟りました。(笑)
でも、自分の好きなことって、やっぱり何かを作ることだなぁと思ったんです。
子どものころから、工作が好きでした。
自分が作ったものを家族にプレゼントして、喜ばれるのもうれしかった。
おじいちゃんの誕生日に、空き缶を使ってケーキを作りました。ろうそくも紙で作って、ちゃんと立てて。
それが私の一番初めの、誰かのために作った、作品の記憶。
そこまで遡ってみて
自分は物を作ることを仕事にしたい、と思いました。
で、絵はもう完全に仕事にできるレベルじゃないとわかったので(^▽^;)
(それだって、本当に好きなことなら、レベルとか関係ないんだと今は思っていますが)
今からやっても間に合う、そんなに裾野が広くない分野で頑張ろうと思いました。
そう考えたとき、ふと
小さいころから好きだった、ガラス細工のことが頭に浮かびました。
人形とか、細々した感じの、おみやげやさんで見かけるような、アレ。
そういうの、母も好きだったので
二人でコツコツと買ってきては、ガラス棚のコレクションコーナーに飾っていたんです。
うん、これだね!!(°∀°)b と思って。
本屋に行っては、それらしき本を読み漁り
ネットでいろんな工房を検索し。
そんなふうにして、おおよそ就活とは言えない感じの、それでも一応就活のぬるいスタートを切ったのでした。
しかもそれ、もう4年生の秋くらいだった記憶が…(;'∀')
そんなときに、たまたまNHKでやっていた、ある番組を目にしました。
深夜に再放送でやっていた、その番組。いろんな若者にフューチャーして、その人の生き方に迫る、みたいなドキュメンタリー。
私が見たその回は、北海道のガラス工房で働くある青年が主人公でした。
その頃の私はね。今みたいに、なんでもかんでも直感で♡みたいな感じじゃなかったんですよ。
むしろ、よくよく考えて、いつも一番最低な状況を思い描いてから一歩を踏み出すといったような。
でもそれは、私に失敗させまいという母や祖母の
だって、私の本質は
悪い人に誘拐されてひどい目に合っちゃうかも!!と思いながらも、いざというときの目つぶしスプレー携帯しつつ、ヒッチハイクで旅行行ってた方(笑)
この時もね。
家族に「先生はしないで何か好きなことする。」宣言をしたら。
あんなに「教員免許とったら好きなことしていい」って言ってたのにね~。
「好きなことは趣味でやりなさい!ヽ(`Д´)ノ」って言われ。
(いや、気持ちはわかります。苦労させたくないという愛なんですけどね。それも。)
でも、今回は譲れないと思っていたので、宣言は撤回せず。
そうすると、どうなったかというと、
家庭内無視!!!家族の食卓に、自分の分だけごはんがない!!という状況。WWW
そんな感じだったので、追い込まれ感がハンパなく。
「卒業までに何とか進路を決めねば!!」
というげかっぷちに立ったような思いで、
(今振り返ればがけっぷちでもなんでもないんだけど(笑))
直感に従って生きる本能が目覚めたようです。(・∀・)
その青年が働いてるガラス工房へ、見学に行くことにしちゃいました。
そうは言っても、今みたいに「私、ここで働きたいんですけど~♡」っていきなり聞けるほど開き直れてないわけで。
その工房でやっていた、「吹きガラス体験」というのに、普通に観光客を装って申し込みました。(笑)
しかも一人で行く勇気もなく、友達を誘って。(^▽^;)
その工房は結構大きなところで、職員さんも何人かおられたので
その方に会えると決まっていたわけではなかったのですが。
なんと、行ってみてびっくり!!
私たちを案内してくださったのが、私がそのテレビで見た青年、その人だったのです!!!
いや~、感激しました。
でも、いきなり「テレビ見ました!!」とは言えないわけです。
私だって、最初からこんな図々しい三十路女だったわけじゃないですからね。当時は20代前半で、花も恥じらう乙女だったわけですよ。(20代はもう乙女じゃないのか??)
それで、ドギマギしながらも、ひとまず吹きガラスを体験して。
制作場から作品を展示してある売り場へと案内していただく、その帰り道に、思い切ってその方に話しかけてみました。
「あのう、私、テレビを見ました。それで、ここに来たんです。(〃∇〃)」
って。
そしたら、その方
「え!?そうなの!?あの番組見たって言われたの、僕初めてです!いやぁ、そうですかぁ。」
とかなんとか、ちょっと照れくさそうにされて。
その後、2、3言やりとりをさせていただいて。
肝心のそこは、緊張もあって一体何を話したのか、なにも覚えていないのですが
たぶん、「私もガラスやりたいんです!」的なことを話したんだと思います。
そしたらね、彼、「がんばって!」って言ってくださったんですね。
(ここはしっかり覚えてる(^-^)v)
教育大通ってて、採用の一次試験も通ってて(ブッチする勇気なかった)、4年生の秋に
いきなり「ガラスやります♡」ってね。(・ω・)/
そりゃもう、身近な人、誰に言っても反対ですよ。うん。そりゃフツーの感覚。むしろ、心配してくださってるから、みなさん反対するわけですね。
そんな思いつきな発言。それでも、初めて自分に向き合って、出した答え。
それに対してね。
初めて、「がんばって」って応援してくれたのは、
この彼と、このとき一緒に来てくれた友人だったのです。
これ書いてて気づいたんですが
今私がやってる、会いたい人に逢いに行くということ。
自分の叶えたい夢を叶えた人に、お話を聞きにいくということ。
一番初めにやったの、このときだなぁって思いました。
さて、ここまでお読みいただいて、「吹きガラスって、ガラス細工じゃないじゃん。」って思われた方。
そうなんです。私がやりたかったのは、いわゆる「バーナーワーク」といわれる技法で、小さい人形とか、アクセサリーとか、トンボ玉とか作るやつなんですね。
でも、そういうのって個人でできるものだから、あんまり会社として求人したりしてないんですよ。安いのは、海外から入ってくるしね。
それで、吹きガラスだったら雇ってもらえるかも、という打算もあったんですね。
「好き」を仕事にしたいのに、そこに打算があったらやっぱりうまく行かないんじゃないかな、というのを
最近も、かさこさんの記事を読んでいて思いましたが
まさにあのときの自分はそんな感じなのかなぁ、と思います。
ともかくね、初めて実際に吹きガラスをやってみた、この体験で
私はコップを作ったのですが、まぁそこには今思えば、ぜんぜんときめきはなかったんですよね。W
だってさ、吹きガラスって、超難しいんですよ。壺の中にどろどろに溶けて液状になっているガラスを、竿で巻き取って整形していくのですが
まず、それを巻き取れるようになるまでに、何カ月もかかるわけです。
それをね、体験したって言ってもね。
ほとんど職人さんが作ってくれてるようなもんです。
ほんと、ちょこっと要所要所でやらせてもらって、やった感出すだけ。
なので、全然そのときの制作過程は、記憶に残っておりません(笑)
私がこのときのことで鮮明に覚えているのは
その青年に話を聞いたときの、ワクワク感。
彼の、生き生きとした表情。
案内してもらった、売り場まで続く、薄暗がりの階段。
そういうものばかりで。
こうして振り返ってみると、
このころから私は、人の話を聞くのが好きで(そんなことその頃は微塵も思ってなかったけど)
その人が何を考えているか、人間そのものにこそ、興味があったのだなぁと思いました。
つづく。
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