はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
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先日、空間心理カウンセラー 伊藤勇司さんの、こちらのブログ記事を読んで、衝撃を受けました。
→「片付け心理の専門物を捨てられない人が意識するべき、たった１つのこと。」
部屋を片付けるのに必要なことは、物を捨てることでなくて「物を大切にする」ということ。
うわ～！！そうか！！！そうだったんだ！！！∑(ﾟДﾟ)
って、すごいカルチャーショックでした。
私が大事に大事に押し入れにしまいこんでいた、いつか着るはずのあの服。
ハル＆ヒロに、母や義母が編んでくれて、今はサイズアウトしちゃってる手編みのベスト。
引き出物にいただいた食器たち。
全部全部、大事にしてるつもりだったけど。
それは、大切にしてるとは言えないんだなって。
きちんと手入れして、使ってあげて、初めてその物の価値が生かされる
そんな考え方があるんだ。
そして、その通りだなぁと思って。
数年前に断捨離の本を読んでから、時折プチ断捨離をしていた私ですが。
この度、大々的な断捨離に着手することを決意いたしました！！！！(￣∇￣+)
物は、自分がきちんと管理できる範囲のもの
大切に使ってあげられる数のものを手元に置くことを目指して。
それ以外の物は、フリーマーケットに出すことにしました。
私の近所には、ちょっと広めの公園があって
定期的に市主催のフリーマーケットが開かれるんです。
先日、そこへ出店してきました(^∇^)
出店にあたって、手放すことを決めた物たちがこちら。
ま～よくため込みましたわね。オホホ(^▽^;)
そもそも片づけのできない私が、これだけの物を管理するって、無理。
肝心の使いたいときに、見つからないこと多々ありで。（;´▽｀A``
物を探してイライラする時間も軽減される、と思ったら、なんだか手放すものを決めていくのも楽しくなってきて。
上手に使ってあげられなかったものたち＆たくさん使わせてもらったものたち、誰か素敵な人のところへ行っておくれ～
という気持ちで、結構な量の服やらなにやら、売りまくってきました。
（売れ残りは、慈善事業に役立ててくださる団体に、寄付させていただきました♪）
フリマ、いろんなお客さんとの交流があり、たくさんのおもしろエピソードがあったのですがね。( ´艸｀)
でも、今日はおもしろエピソードではなくて、その中で一番印象に残っているお客さんのことを書きます。
このフリマは、毎回１００店ほどの出店で、かなりの人出となります。
次々と訪れる買い物客の中に、ふと、見覚えのある若いママさんを見つけました。
私の洋服たちを手に取ってみてくださっているそのママさん。
う～ん。このかわいらしいママさん、どこでお会いしたのか…？？？
あっっ！！！！思い出したっっっ！！！！！
それは数週間前、ハル＆ヒロが風邪を移しあい、さっぱり回復しなかった魔の一週間のときの出来事。
その日は、休みだった旦那に車を出してもらい、家族全員で小児科へ行くことになりました。
受診後、ハル＆旦那には車で待機してもらい、私とヒロは病院の隣にある薬局へ。
確か連休明けだったその日、小児科も薬局も激混み。
私とヒロが椅子に座って薬ができあがるのを待っていると、後から次々と風邪ひきさんたちがやってきました。
処方箋を出してからしばらく待って、そろそろ自分たちが呼ばれるかな、という頃に
その親子は入ってきました。
若くてナチュラルメイク、かわいらしいママさんと、ヒロと同じ２歳くらいの男の子。
その親子は、待合の隅の方に進んで行かれました。
椅子には座らず、立って待っている二人。
男の子は体調が悪いのか、ぐずっている様子。
ついに、その男の子は、床にペタンと座り込んでしまいました。
するとママさんは、 「そんなところに座らないよ！！」といって、
その子を抱き起してまた立たせました。
「イヤ！！(｀Δ´)」と言って、その子はまた床にペタン。
「ちょっと！！！」
ママさんは、今度は男の子の腕をぐいっとひっぱりあげました。
「ギャー！！！！！ヽ(`Д´)ノ」
そこからは、ギャン泣きになった男の子と、何としても立たせようとするママさんの攻防戦が繰り広げられ。
腕をつかまれては宙づりでギャン泣きになるその子の姿に
そうまでして立たせようとしているママさんの姿に
私は胸がつぶれそうになりました。
この光景の、どこに私がいたたまれなくなっているのかって
その薬局に居合わせた他の大多数の人たちが、たぶん「あの子がかわいそう…」という思いだったと思うけど
もちろんそれもあるんだけど
それよりも、やっぱり私は、そのママさんは自分と同じだ、というところに、思いがいって。
あの、空港で出逢った親子のときと同じように。
ハルがイヤイヤ言って、毎朝格闘してた時期。
あんなふうに、腕を引っ張り上げて立たせたこと、何回もあった。
あのママさんは、自分だ。そう思って。
どうか、お母さん、その子を抱っこしてあげて。
具合悪いからね、ぐずっちゃうんだよね。
それで、ママだって看病でイライラしてて、睡眠不足だったりして、疲れてるんだよね。
わかるよ。だって、私も同じだもん。私もそのイライラ、しょっちゅう。
みんなが見てて、ちゃんと待たせたいとか、いろいろ思っちゃうところもあるよね。
他の子はちゃんと待ててるのに…とかさ。
そんなことないんだよ～！！！ヒロだっていつもはすごいんだから！！今はたまたまなんだよ、ほんと、たまたま…！！！！（;´▽｀A``
どうかその子を、抱っこしてあげて。
どうかどうか、もうひとりの私！
って。自分を見つめているような思いで、その親子を見つめていました。
そのとき、ふと気づきました。
そうか。待合の席がいっぱいだから、あの親子は隅に立ってるんだ。
それで。
「あの、私たぶん次に呼ばれると思うんで、良かったら座ってください。」
って、声をかけました。
そしたら、そのママさんははっとされたご様子で
「いいんですか？すみません。」って。
その子と二人、椅子に座ってくれました。
そのあと、本当に私はすぐに呼ばれて、薬を受け取り
薬局を出ました。
帰りがけに、本当は
「うちの子だってね～、今はたまたまで、ほんっっといっつもギャーギャーですごいんですよ～。(^▽^;)」
とか。
「看病で疲れちゃいますよね～。早く治ってって感じですよね！」
とか。
そのママさんと話したいことはたくさんあったんだけど
そこまでの勇気はなくて。
そのままヒロと、車へ向かったのでした。
でもね、このとき勇気を出して、席をゆずれたのは
やっぱり、この記事との出逢いがあったから。
空港ではあのママさんに、声をかけられなかったけど
いつかまたそんな機会があったら、
おせっかいと思われても、なにか一歩踏み出せたらって思ってました。
それは、そのママのため、その子のためというよりは
私の場合は、自分のためなのかもしれないけど。
それで。
今回、おせっかいだったかもしれないけど、声をかけられてよかったなぁって思いました。
それでそれで、長くなったんですが。
最初の話はなんだったかというと、フリマのことでしたよ。σ(^_^;)
そのお客さんが、そのときのママさんだったんですね。
それで、
「あの～。先日お会いしましたよね。」
って、声をかけました。
すると、そのママさんは
「えっっ！」
と驚かれた様子で私の顔を見て
「あっっ！！薬局で席を譲ってくださった方ですね！？(ﾉ´▽｀)ﾉ」
と。
私のことを覚えていてくださったのでした。
そこからは、あのとき話せなかったヒロの日ごろのイヤイヤぶりやら何やら
晴れ渡った気持ちの良い秋空の下、お互いの子育て話に花が咲き
さらに私の「かわいいと思うけど、残念ながらもう着れない歳になってしまった服達」をいくつか買ってくださり（このママさんなら絶対似合うと思う♪）
そのママさんは、「またいつかどこかで！(^O^)/」と笑顔で帰って行かれました。
小学校低学年くらいの、お兄ちゃんの手を引いて。W
そう、この若くてかわいらしいママさんは、なんと子育ての先輩だったというWWW
はぁ～すごいな。もちろん何歳かなんて聞いてないんですけどね、絶対私よりかなり若いわけですよ。
私、あのくらいの頃って絶対子育てなんてできなかった(^▽^;)いや、今だってね…ナハハ
ママさん、本当に素敵な笑顔でした。
あ～、私と同じ！って勝手に思ったママさんが
今日もどこかで、育児に励んでおられるのだな～と思うと。
なんだか自分にはたくさんの育児仲間がいてくれるような気に、これまた勝手になっているのでした。アハハ。
うんうん、私があのママさんと同じってことは（誰もそんなこと言ってないしW）、私の笑顔も素敵ってことだな♪
え？違うって？？はい、すみません。σ(^_^;)
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