大学病院での診断 ハル2歳0ヶ月 2015/4/8記載 | うっかり女子でもちゃっかり生きる♪ADHD不注意優勢型・雨野千晴☆いつもココロはあめのちはれ☆

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頭の中が多動なADHD不注意優勢型・37歳で診断された超うっかり者の私でも、毎日楽しく生きられます♪失敗しても大丈夫♥自閉っ子&ADDタイプ兄弟子育て中シンママです。うっかり女子でもちゃっかり生きる私の日常を綴ってます(^O^)/

ハルが2歳の誕生日を迎えたころ、2ヶ月待ちだった大学病院初診の日がやって参りました。

私はそれまで、健康そのものの人生でしたので
(精神面はともかく(^^;))、大学病院なんて、行ったの初めてでした。


まず。

とにかくでかい!
そして病院とも思われないキレイさ!!

どこの高級ホテルかと思いました。

おいしそうなレストランやカフェがあったり。

ハルの大好きな、エスカレーターやエレベーターもたくさんあり

人見知り・場所見知りのハルも、とってもうれしそうにしていました。

私達夫婦も、
「うわぁ~!すごいね!!!WW」と、
何しに来たのかわからないテンションのまま、診察室へ。


そこに待っていたのは、落ち着いた声、優しいまなざしのイケメンな先生…!

ハルも全然、人見知りしませんでした。


そして診察。と言っても、ハルは特に何もせず(もちろん、様子は観察しておられたと思うのですが)

私と旦那が、ハルの生育歴や言葉の発達の様子、現在の様子(こだわりや気になる行動について)などについて

先生の質問に沿って答える形でした。


受診するにあたって、我が家はハルの生育歴についてのメモ書きを持参しました。

(ハルの出産祝いに、義姉から3年育児日記をいただいたのですが

おかげで、ずぼらな私が、ハルの成長記録をつけられています。
(現在ヒロの様子も加わり、2冊目に突入!)

これがこの時、とっても役立ちました。お姉さんありがとう(^^))

もし今後、大学病院などでの受診を検討されている方は、生育歴や先生に質問したいことなど、簡単なものでもメモがあると受診がスムーズかもしれません。


そして、診察室に入って、10分もしないうちにあっさり診断が。

イケメン先生は、こんなふうに話してくれました。↓

「診断名をつけるとすると、
 広汎性発達障がい または、自閉症スペクトラム になります。
 
 この二つは、だいたい同じ意味です。
 
 診断名は、この先ハルくんが福祉サービスを受けるときなどに
 使用するためのもので

 診断することで、何らハルくんの将来の可能性が狭められる
 わけではありません。

 ビル・ゲイツも、発達障がいだといわれているんですよ。」

(余談ですが。最新の障がい分類では、「広汎性発達障がい」「アスペルガー」「高機能自閉症」といった分類は使われなくなったそうです。全国屈指の小児科医、K先生がおっしゃっていました。また別の機会に詳しく書きたいと思います。)


先生のお話を伺って、はじめに私が思ったこと。

「おぉ~!!あっさり診断名ついた!!」

です(^^;)

正直、「発達障がいのグレーです」とか言われると思ってたんですよね。

(自閉症スペクトラムって、「スペクトラム=連続体」というくらいだから、はっきり線引きできるものではないということですよね。

なので、そもそも俗に言うグレーって、自閉症スペクトラムに含まれてる状態なんじゃないかなぁ、と今は思っています。

そして、ハルがその連続体の中の、どの辺に位置するかを明確にすることに、あまり意味はないと思っています。)

それで、すぐに診断つく程度なのか…(_ _)と若干落ち込みながらも。


この受診で私が一番知りたかったのは

ハルの状態が、

何か支援が必要な状態なのか、そのままほっといてもいいのか。

障がいなのか、個性の範疇なのか。

ということでした。


なので。

ある意味、なんかすっきりして。

「よ~し!早期診断、早期療育ね!

やるぞ~!!!

という、変に前向きな気持ちになってました。

療育ってどんなものなのかも、全然わかってなかったんですけどね。
(;^^A


そして、なんだか全然病院っぽくない、その病院から一歩出たところで

次に思ったのは、旦那はどう思ったかな?ということでした。


旦那には、私が「ハルが発達障がいかも…。」と思っていたことは、話したことがなかったので。


それで、旦那に

「どう思った?」

って聞いてみました。

すると、こんなこたえが返ってきました。

「どんな特性にも、名前をつけようと思えばつけられるよ。
 
 おれはそんなに心配してないよ。

 ハルは、ゆっくりだけど、ハルなりに成長していて

 これからもそうだと思ってるよ。」

このあと、旦那もいろいろと勉強してくれていて

ハルの障がいについて、考え方が変わったところもあるだろうけど。

ハルはハルなりに、成長を重ねているんだということは、診断名があってもなくても、かわらない真実だよなぁ、と思うのでした。