鱒ノ道 -2ページ目

鱒ノ道

Road to the Troutist

最初、サンザンな目にあう。
二度目、オトシマエをつける。
三度目、余裕。
~矢沢永吉


湖のヘビーウェイトジグゲームに



⚫︎Official Comment


“軽さ”のその先へ。

MGLシリーズの頂点としての軽量化、低慣性化、感度アップの追求はもちろん、インフィニティテクノロジーにより、抜けるようなキャストフィール、耐久性、巻きごこちとパワーを手に入れた。さらにライントラブルレス性能、ドラグの耐摩耗性能も大幅に向上。
それはただ軽いのではない、強靱さの中にしなやかさを纏った真の軽さ。全方向に圧倒的なポテンシャルを纏った新生ヴァンキッシュ。限界の向こう側に挑むストイックなアングラーに未体験のレスポンスをお届けしたい、それがシマノスピニングリール最先端のレーシングスペック。


1.HAGANE

金属加工技術を生かして真に使い込める製品を作るシマノの設計思想

過酷な状況でも安心して使い続けられる堅牢性。感性を刺激する精緻な巻きごこちと確かな操作感。そして、想像を超える巻き上げ力。釣り人の真に使い込めるリールを愚直に追い求めることで、その営みがHAGANEギアやHAGANEボディを生み出しシマノの信念となる。全ては、釣り人のために。


2.HAGANEギア

めざしたのは、永遠に変わらない巻きごこち

金属の塊を高い圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げる。精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にする。


3.マイクロモジュールギアⅡ

かろやかで滑らか。珠玉のギアフィール

最先鋭の歯面設計、シマノならではの製造技術によって進化したマイクロモジュールギア11。ギアの歯、ひとつひとつの歯面から設計を見直し、理想的な歯形状を追求。音鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上も達成しました。


4.Xシップ

ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持する。


5.HAGANEボディ

軽量で剛性の高いアルミニウムやマグネシウムなどの金属を使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にする。


6.インフィニティループ

ライン放出抵抗大幅低減、抜けるようなキャストフィール

密巻きを超えた"超"密巻き。内部構造の進化により、スプールが上下動する速度を圧倒的に低速化。スプールにラインが1本1本整然と緻密に巻き付けられていくことで、ラインの放出抵抗を大幅に削減することに成功。抜けるようなキャストフィールやスムーズなラインの送り出しを実現しました。


7.インフィニティクロス

確かな設計・製造技術による圧倒的なギアの耐久性

ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積が向上。その結果ギアの歯面にかかる負荷をより広範囲へと分散することに成功。集中的にダメージを受けて損傷することを防ぎ、従来設計と比べて耐久性が約2倍に向上しました。


8.インフィニティドライブ

つねに主導権を握れる、パワフルな巻き上げ。

これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦

ブッシュで支持することで摺動抵抗を大幅に軽減し、さらにメインシャフト自体に特殊表面処理を施すことで回転トルクを低減。高負荷時でも積極的に巻き上げられるリールへと進化しています。


9.デュラクロス

圧倒的な耐摩耗性、滑らかかつ安心のドラグ性能

新材料による新しいドラグワッシャー。従来のドラグワッシャーを構成する繊維方向に直交する形で新しい繊維を織り込み材料を強化。滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上に高めることに成功しました。

※社比較テストによる


10.サイレントドライブ

細部まで徹底した、静謐なる一体感

ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギア、摺動子ギアなど多岐に渡る。あらたな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻きごこちを実現しました。


11.マグナムライトローター

回転慣性を低減化しローター剛性を強化

左右非対称のローター構造を採用し、操作性と感度の向上を求めて、異次元の回転軽さを実現したマグナムライトローター。さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を行い回転慣性の低減に成功しました。


12.アンチツイストフィン

より快適な釣りへ、ライントラブル抑制構造ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置。ラインのたるみを抑えることでスプール下部にラインが脱落する現象やラインがよれたままスプールに巻き付けられる現象を軽減します。


13.Xプロテクト

シマノが誇る鉄壁の防水構造

より軽い回転が求められる中小型汎用スピニングには、回転軽さを損なわないよう非接触式構造にこだわりました。従来の撥水処理に加え、水の侵入を抑えるラビリンス構造を複合することで、非接触でありながら高い防水性能を実現しました。ストッパーベアリング部、ラインローラー部等に採用されています。


14.Gフリーボディ

スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、リール全体の重心を手元に近づけることに成功。これによりロッドとの一体感が向上し、キャストによる疲労の低減、ロッド操作性の向上につながります。


15.AR-Cスプール

特殊なスプールリング形状を持つスプール。これによりラインの整流効果を生み、ライントラブルの抑制と遠投性能の両立を実現しました。


16.ロングストロークスプール

ロングストローク設計のスプール

スプール糸巻き部の幅を長くすることで、キャスト後半のラインの減り量を抑えることができ、キャストフィーリングと飛距離の向上に貢献します。


17.CI4+

軽量カーボン素材CI4を進化させた新カーボン素材。軽さをそのままに剛性、耐久性が大幅にアップし、リールの小型、軽量化を可能にしました。


18.リジッドサポートドラグ

メインシャフト、スプール内のベアリング2点でスプールを支持することで、スプールのフラッキを抑え、安定した滑らかなドラグ性能を発揮します。


19.S A-RB

特殊防錆処理をベアリング自体に施すことで、錆びに対する耐久性が大幅にアップしました。SA-RBはさらに側面を防錆素材でシーリングし、ベアリング内部での塩分再結晶化による塩がミを大幅に減少させています。


20.ワンピースベール

まったく継ぎ目のない一体成型のベールの製造に成功。見た目に美しく、トラブルレスを実現しました。


21.海水OK









⚫︎Spec

・ギア比:5.7

・実用ドラグ力(kg):6

・最大ドラグ力(kg):11

・自重:205

・スプール径/ストローク:52/19

・糸巻量:

<ナイロン>

#>2.5-160, 3-120, 4-90

<PE>

#> 1.2-250, 1.5-200, 2-150


・最大巻上長:93cm

・ハンドル長:55

・ベアリング数BB/ローラー:11/1

・夢屋スプールタイプ:S-28

・夢屋ハンドルノブタイプ:A

・夢屋ハンドルタイプ:H-11

・夢屋ハンドルスクリューキャップタイプ:HC-2

・夢屋リールスタンドタイプ:C, E

納得の釣果


●Data

-Date:2024年6月'8日((土)

-Schedule:

  2330起床/2405出発245越後屋/305出撃/405現着

-月齢:0.6

-潮汐:大潮

-Time:4:15-11:55

-Weather:曇り/無風→南風

-Temp:16℃→22℃

-WaterTemp:未計測

-Location:m5

-Tackle

<Set1>

□Rod:KEISON RUNSBACK SPEC N S90MH

□Reel:22 STELLA  C3000XG

               /w 夢屋カスタムスプールPE1215

□Line: 

<Set1>

  ・Main Line>

      SHIMANO HARDBULL 8+(#1)

 ・Shock Leader>

     VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 20lb. 


<Set2>

□Rod:YAMAGABLANKS 88 CHAIN

□Reel:04 STELLA C3000 A-RB

□Line: 

  ・Main Line>

      YGKよつあみ G-soul X8 upgradePE(#1)

  ・Shock Leader>

      VARIVAS SHOCK LEADER 20lb. 


-Lures:

  Minnow>>


正影110F/SCORPION JERK/KAMUI/FullBait75/大美蝉/デメタシャロー


  Spoon>>

M.T.Lakes/Provia/Leeds/TackleSpoon/adrowaModa /Heaven


  Jig>>


22ORIGIN/TROUTORIGIN/海晴/Fable/JackGaudi/SlowBlattcast Long+Crater/


●Result

catch>1

hookout>0

bite>1

chase>?

ポイント、ルアー、誘い方、ファイト

そして美しい魚体

全て完璧な1尾をゲット


●Note

越後屋15番目位、後ろにもかなりのクルマが並んでいる。


意中のポイントに入りたい一心で山中を歩き、無事に一番乗りを確保。釣り開始15分後に渡船組5人が合流…静かに釣りたかったがハイシーズン故に仕方なし。


全くの無風で波もなし

朝イチは大美蝉で岸沿いブレイク上にシェイクして誘う セミルアーを誘う時は無風だとアピールしやすい。


トップゲームに早合わせは禁物につき、集中して、食いあげるバイトに備えるが不発。


先週と異なり生体反応が全く起きない

ホンマスの回遊を期待していたのに…


貴重なプライムタイムにつき、レンジを下げてリップレスミノーでブレイクラインを誘うが反応なし。

早めのルアーローテーションで飽きさせないにように攻める。早い時間は回遊魚を狙いたいのでいきなりボトムを攻めない。


明るくなってきたのでJack Gaudiを遠投し、着底させずに表層から中層を狙う

フォーリングのスライドをアクションを意識した2ピッチジャークで誘うと…


20m位先でバイトを感じロッドを立てると穂先をグングン引き込みがありアワセをキメる。


重量感あるが抵抗が少ない

まさか木を拾ってないよね?心配になるも

魚体が見える距離に寄るとここから急に抵抗を始める。


静かな湖畔にバシャバシャと水音が響く


ロッドでタメを作って慌てずに最後のファイトをイナしてネットイン。


納得のレイクトラウト65cm(4:45)








ヒットルアーはJackGaudiのレッドレーザーホロ



側の親切なアングラーが撮影してくれた

単身釣行ではなかなか魚と自撮りが出来ないのでとてもありがたい


時合いを外さないようリリース後サーチするも続かない。レンジを徐々に下げながらルアーローテーションしていくも反応なし。


見渡す限り誰も竿が曲がっていないようだ。


7時頃から南風が出てきた。求めてるのは北風による湖流なのだが、ベタ凪より良い。


セミルアーの人多い

SNSの釣果情報が伝搬してるようだ。

先週現場であったアングラーも朝イチにセミルアーで取ったとのこと。

春ゼミの落水は先週今週とみるものの、捕食シーンは見ていない。朝・夕のマズメ時の一発狙いだと思う。


散発するライズは、体高のある黄色味の強いランカーブラウンだとわかった。スポーニング期のウグイを追いかけてるようだが、いろんなルアーで誘うが全く追わない。


アングラー密度の高い中、やれる範囲とレンジに対して早いローテーションで誘うが朝の1尾以降は全くの音無しで納竿(11:55)



やっと解禁できた♪


●Data

-Date:2024年5月31日(金)


-Schedule:

  2330起床/245越後屋/350現着/405開始

-月齢:23

-潮汐:小潮

-Time:4:05-14:55

-Weather:雨時々曇り/無風→南東風

-Temp:13℃→18℃

-WaterTemp:未計測だいぶ高い

-Location:山側

-Tackle

<Set1>

□Rod:KEISON RUNSBACK SPEC N S90MH

□Reel:22 STELLA  C3000XG

               /w 夢屋カスタムスプールPE1215

□Line: 

<Set1>

  ・Main Line>

      SHIMANO HARDBULL 8+(#1)

 ・Shock Leader>

     VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 20lb. 


<Set2>

□Rod:YAMAGABLANKS 88 CHAIN

□Reel:04 STELLA 3000

□Line: 

  ・Main Line>

      YGKよつあみ G-soul X8 upgradePE(#1)

  ・Shock Leader>

      VARIVAS SHOCK LEADER 20lb. 



-Lures:

  Minnow>>


SCORPION JERK/SinkingShad/大美蝉



CalderaMonster70S/90JIG/KAMUI/FullBait75/Quarter70S/


  Spoon>>

M.T.Lakes/Provia/Leeds/TackleSpoon/adrowaModa /adrowaModa glamour/Heaven


  Jig>>

22ORIGIN/TROUTORIGIN/海晴/Fable/JackGaudi/SlowBlattcast Long+Crater/CARDERA RockBack


●Result

catch>1

hookout>0

bite>2

chase>?

4回目にしてやっと解禁



●Note

ほぼ1ヶ月ぶりの釣行 いい時期に行けず辛酸を舐めた。台風接近の荒天予報でも3時前の釣券発売に集まるどうしようもない熱狂者達は4番目で発券


狙いのポイントに入る。後続も来ない

この天気ではやはりいつもよりは人は少ないか

雨は降っているが、何故か風がない。台風接近なのに…


朝イチはまずシャローにいるまず魚をチャートカラーのSIKING SHADで岸際からサーチ

すぐに待望のアタリあるも乗らなかった(4:15)

魚種は不明


早々にボトム狙いを始めるが

ワンド内の沖でボイルが集中する時がある

ホンマスのようだ ベイトを追ってるらしくかなりのサイズの銀色の魚体を目視。

一定の間隔で周囲を回遊しているようだ

ジグ・ジグスプーンを遠投し表層を中心に誘うがバイトを誘発できなくもどかしい…


ワンド内のボトム狙いに切り替えランガンしていくがアタリなし

雨足強くないが風がないのが痛い ラインを見切られている気がする


珍しく早めのポイント移動を決行(7:20)

久しぶりのポイントに入る

場荒れしてしばらく避けていたが、確実に魚は居る場所 期待を込めてキャスト開始(7:45)


ガスって雨が降り、雰囲気最高だが

肝心な風がなく湖流がなくれコンディションは良くない

周辺で複数回ボイルを確認 魚は居るが掛けられない苦しい時間


9時過ぎから待望を風が出て湖流が起こり始めた!これで活性が上がることを期待して、流れに乗せるようにルアーをトレースする


湖流のボトムに23gのM.T.Lakesを投入し2-2-4で誘い1st.ブレイク回避の回収巻きをしていると、チェイスしてきた魚が足元7、8mバイト しっかりとフッキングが決まった。

重量感はないが、足元で掛けたのでかなり暴れ何度もラインを引き出す。落ち着いてネットイン(10:28)




カンヌキにガッチリ


47cmとお兄さんサイズのレイク

お父さんを呼んできて欲しいのだが、やっと解禁できた安堵に包まれた。


雨も弱まり風と湖流が起きているため、プライムタイムは過ぎたものの、時合いと読んですぐにキャスト再開


ルアーを投下した方向でない確信部で大型ホンマスのライズ・チェイスが!

すぐに投下したばかりのルアーを回収して周辺で誘うも反応させられなかった…


雨は降ったり止んだりを繰り返しているものの、本降りでなくなったせいか周囲にアングラーがかなりいることに気づいた。


やがて風も弱くなり、湖流も小さくなって全く生体反応がなくなってしまった。


緊張感が薄らぎ睡魔が襲ってきて、体力も限界を感じたので早めの納竿(14:55)


無事に88Chainに入魂


⚫︎後記

・装備品の軽量化 ルアーの吟味を!

・春蝉鳴き始めており、湖面に落水したのも見た。出会ったアングラー曰く今朝蝉ルアーでブラウンをあげたそう