苦手意識克服法と、恋のかなう電話ボックス？！今日は3分間電話の日♡

1月30日は3分間電話の日

1970(昭和45)年1月30日、1通話10円で時間は無制限だった公衆電話からの市内通話の料金が東京都心部を皮切りに3分で10円になりました。公衆電話での長話を防止するために始められたものでした。1通話10円で、それでは商売あがったり、ということ理由で値上げされたようですね。

テレホンカードの登場で、小銭切れの心配は少なくなりましたが、一定の年代以上であれば、公衆電話で10円玉の残りを気にしながら電話、という経験をお持ちの方も多いでしょうか。私も小学生低学年の頃に塾に通っていた頃に親に連絡を取る手段は公衆電話だったので、懐かしく感じますね。

公衆電話はピーク時の1985年にはおよそ93万台が設置されていましたが、2011年には約25万台に減少しましたそうです。

電話が苦手な若者？

電話が苦手だという若者が多いそうでして、新社会人が会社に入社してきたときに話題になることも多いようです。

理由としては、固定電話に慣れていないが大きいとのこと。そもそも「家に固定電話がない」なんてこともあるんではないでしょうか。年代別で固定電話を持っていない割合は20代で38.4％、30代で35.8％、40代で11.4％、50代で4.5％、60代で4.9％だそうです。

昔は恋愛１つしようと思っても携帯電話が普及していないため、固定電話かかせなかったようですね。好きな異性から家に電話がかかってきて、家族に「〇〇くんから～」と言われて嬉しいのに、家族の前だから嬉し恥ずかしで感情を出せなかったり…というエピソードを親にも聞いたことがあります。どんなかた

映画「イニシエーションラブ」にも、昔の恋愛において固定電話でコミュニケーションが取られるシーンが多くあったり、固定電話が話のキーであったりしていましたね。

「家庭で子どもに電話を取らせなくなった」ことも大きな要因のひとつだそうです。近年、オレオレ詐欺や架空請求等の振り込め詐欺などの被害が多いことからが関係しているようですね。

実は私も電話が苦手でした…付き合っている人や友達でさえ苦手です。表情が見えないことであったり、会話が続かずに沈黙が生まれてしまうことを怖く感じていました…

電話苦手意識を克服するには？

電話の苦手意識を克服するためには電話で話す回数や時間を増やして電話に慣れることが一番です。好きな人や恋愛相手と話すことは緊張するかもしれません。しかし、家族や友人・知人と話すことはさほど緊張しないと思います。このような身近な人と電話でのコミュニケーションを多く取るようにして電話で話す行為自体に慣れてしまうのが良いのです。

何かを購入する時もインターネット申し込みをするのではなく、電話注文をしてみるのです。このように些細なことでも電話を利用することで苦手な電話からという意識が、手軽で気楽な電話という意識に変わってゆくのです。

私も社会人として社会に出て、嫌でも電話をしないといけない環境に置かれて、初めこそいやいや電話対応していましたが、気付けばすっかり平気になりました！

のび子の思う電話ニガテ克服のポイントは３つあります。

①まずリラックス

私が電話に苦手意識を持っていた原因に相手の顔が見えないことがありました。でも捉え方によっては「メリット」にもなるのです。

面と向かって会話する必要がないため表情や動作に気を付けなくて良く、リラックスした状態になってしまっていても相手には気が付かれないということです。そのため、緊張しないように寝そべったり、楽な格好になっていてもいいですし、電話に出る前や電話を掛けるために深呼吸を何度しても相手にはわからないのです。自分ができるだけリラックスしてから電話をするようにしてみると少しは緊張が和らぐようです。

②話すことを準備しておく

電話では緊張などにより、自分が言いたいことが言いにくくなってしまうこともあるかもしれません…。そこでオススメなのが自分が話す内容を決めメモなどに記してから電話をかける方法です。

ある程度話す内容が決まっていれば、相手のペースに惑わされて話を忘れてしまうことも少なくなりますし、話す内容を考える際にどう話せば伝わりやすいかなどをのシミュレーションが出来ていることになります。

相手のことが分かっているのであれば相手がどんな反応をするかなどもある程度頭に入れてシミュレーションすることにより、動揺せずに済みます。あくまでも想定なのでメモ通りにいかないこともあるという予想もしつつ、焦りすぎてしまわないようにしましょう。

③自分のペースを乱されないようにする

自分で電話が苦手という意識があると、焦ってしまって早口になったり噛んでしまうことがあって、それによって余計焦って上手く話せなくなる、という状況に陥ってしまうことがあります。

面と向かって話す場面ではある程度声が低くても早口でも身振り手振りができますし、表情を見ながら会話を出来ますので問題ないですが、電話の場合声だけが頼りなので伝わりにくい話し方をしてしまうと、コミュニケ―ションが円滑に進まないことも…

少しゆっくり話すようにしてみましょう。そうするだけで自分が何を言ったのかも確認しやすいですし、会話のスピードがゆっくりになるので焦らずに済むようです。

また、ゆっくり話すと、呼吸が整い、自律神経が整う。そうすると自然に、周りがよく見えるようになり、頭と五感のパフォーマンスも上がり、結果、余計なことを言わないで、ポイントだけを言えるようになるそうです。

３つのポイントをご紹介しました。あと電話が苦手な理由に「周りに聞かれている感が苦手」という理由をお持ちの方もいると思います。でも究極としては、意外とみんなそんなに聞いてないんですよね…！(笑)それより、「聞かれているかも…どうしよう…」と気にしすぎて声が小さくなったりはっきり話せなくなると、電話相手にも、周りの人にも「大丈夫か…？」と思われて、結果聞かれてしまうことにもなります…(笑)ですので、フリだけでもいいので堂々と話すことを心がけましょう。

私が大好きなTEDのプレゼンで、「Fake it 'til you become it」というものがあります。Amy Cuddyによるものです。日本語では「ボディランゲージが人を作る」というものだそうですね。自信のないときでも自信に溢れる「力のポーズ」を取ることで、脳内のテストステロンやコルチゾールのレベルが変化し、成功できる見込みも変わるという内容です。