今日は、娘に誘われて、映画を見てきました。
ディズニー・ピクサー「私ときどきレッサーパンダ」です。
この夏の「インサイド・ヘッド2」の公開に先駆けて、今、ディズニー・ピクサーの泣ける名作3作品の劇場公開をやっています。
「私ときどきレッサーパンダ」は、明日までらしいのですが、今日見て、ママになったら、ぜひ一度は見ていただきたい!と思いました。
私はこの映画は知らなくて、行く前にどんな話なの?と娘に聞くと、
「女の子がときどきレッサーパンダに変身しちゃう話。レッサーパンダ姿がかわいい~!」
と、ざっくりした説明。(笑)
見てみると、コメディーで笑える要素がたくさんですが、とっても深いテーマで描かれています。
主人公は13歳の女の子。
わが家の娘も、ちょうど同じです。
思春期女子の独特なふり幅の大きい日常を送っております。(笑)
主人公のメイちゃんは、母親の期待に応えようと頑張る女の子。まじめで頑張り屋で、いい子でしたが、ある出来事をきっかけに高ぶる感情が抑えられずにコントロールできなくなってしまいます。
翌朝目を覚ますと・・・。
何とレッサーパンダになってしまっていたというお話。
実は、ママも、そのまたママも、家系でずっとそうなってきていて、みんなそれを封じ込めて生活してきたという秘密が。
娘を過剰に心配するあまりすれ違う母と娘。
そして母もまた、自身の母との葛藤が・・・。
見ていて「ある!ある!」と首が落ちそうなくらいうなづいたり、過剰な愛情ゆえの突飛な母の行動に大笑いしたり、親に反抗する娘の揺れ動く心情に共感したりと、あっという間に終わりまで過ぎていきました。
私は笑える場面でも、感動場面でも、とにかく涙、涙で大変でした。終了後はマスカラ落ちて、パンダになっておりました。
子どもを産んで母になると、子どもとの関係は、自分の親との関係で抱えていた課題が実はそっくり繰り返されます。本当に、びっくりするほどそうなのです。
だから、子どもについていろいろ思い悩んだら、それは自分自身と親との間に解決できていない課題があるということ。鏡のように見せてくれます。
この映画のお母さんは、ずっと親の期待に応えようと家族のために自分を犠牲にしていい子に頑張ってきていました。それを、無意識に自分の娘にも期待し、縛っていました。
娘のレッサーパンダ変身を機に、押さえていた「本当の自分の思い」を解放したお母さん。娘も「本当の自分の思い」に気付き、お母さんにぶつけます。
「じぶん解放エンターテインメント」とネットに紹介されていましたが、まさにそうでした。
私も、まだまだ自分の心を縛っているブロック、押さえている思いがたくさんあります。
見終わった後、「もっと自由に!もっと解放!」って思いました。これからの自分が、楽しみになりました。
そして、この映画を、思春期真っ只中の娘と一緒に見ることができたことを、心から嬉しいと思いました。私たちの関係も、これからどうなっていくのか、本当に楽しみです。
今、ブログを読んでくださっている方は赤ちゃんのママが多いので、まだお子さんと見るには早いかもしれませんが、ママとなった今のタイミングで、機会をみつけて見ていただけたらなぁと思います。
特に、日々、子どものために・・・家族のために・・・と、自分を犠牲にして頑張っているママも多いと思います。「親と自分の関係、自分と子どもの関係」「本当の自分の思いは?」など、自分自身の内面について、じーっくり見つめる時間は、意識しないとなかなかとれません。
外側の不安な出来事は、自分自身の中から映し出されたもの。
気付かせてくれるメッセージです。
笑顔で、日々の子育てを楽しんでいくために、大切にしてほしいのは「本当の自分自身」です。ダメ出しやめて、「それでいいよ、頑張っているね」と労わっていきましょうね。
赤ちゃんがいても、映画見に行っていいんですよ~。
ちょっと頼れる人にお願いして、行ってみてください。
寝ている間に、ネット配信でも見ることできますね。
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