この前ね、なんとも爽やかな
梅雨の晴れ間があったでしょ。あったのよ。
それで調子よく自転車こいでたら気持ちよくてね。
「こんなお天気にしてくれて神さまありがとう」
って思ったの。
新緑もキラキラしてて「神さまありがとう」
庭先に寝そべってる柴犬みて
「かわいい。神さまありがとう」
名前もわかんない花みて
「キレイ。神さまありがとう」
今夜は泰三くん何時に帰ってくるんだろう。
「ヤッターまた会える!神さまありがとう」
気づけば1日に何度も何度も
神さまにお礼を言ってるの。
えっと、わたし何教に入信してましたっけ。
とにかく自分のチカラで創れないものや
起こせない出来事に対して
心の中でお礼を言ってるんだよ。
やってて気づかなかったな。
てことは無意識なんだよね。
世界はわたしのチカラが及ばないものだらけ。
きっと知らないところで
神さま含め誰かがどうにかしてくれてるから
幸せに暮らせてるんだと思ってる。
『神さま=自分』説があるでしょ。
もしそうだとしたら、
神さまに感謝することで
盛大なブーメランが自分にかえってくるわけだから、そりゃあ幸せにもなるよね。
結局どういう世界をつくってるのかは
自分にかかってるんだしね。
今日は家の花壇にアリジゴクが巣くってるのを発見。
人生初のことに興味津々でかぶりついた。
泰三くんも。童心にかえりすぎじゃない?
しかしなかなかアリが通らない。
通らないところに地獄を作ったって
そんなの地獄じゃない。
アリジゴクの名に恥じぬよう
もっと極悪非道にならなきゃじゃない。
だからアリを捕まえてきて落としてみた。
どっちが極悪非道だよ。
そんでアリジゴクの登場を今か今かと待ち構えた。
結果すんなり逃げ出してたよ、アリ。
アリジゴクは捕食がヘタなんじゃないかな。
そんできっと小学生に共生して
生きてるんじゃないかな。コバンザメみたいに。
だって小学生ならアリをポトポト
地獄に落としてくれそうでしょ。
無垢な子供を共犯に仕立て上げるなんて
それこそ地獄の名にふさわしいね。
アリジゴクとはよくいったものだ。
ランチはお蕎麦。捕食しちゃうぞ。
神さま泰三くん、ありがとう。
わたしはお蕎麦をいただきますよ。
感謝するから幸せになれるんじゃくて、
感謝できることそのものが幸せだよね。