わたしの母は看護師でしたので病に関する子供だましはききません。子供だましなんだから看護師に関わらず騙せないんだけどさ。

今日は寒かったし明日風邪ひくかも。とか言って翌日の仮病の伏線をはっても「風邪の潜伏期間は一週間だから明日は大丈夫」とクールに言い放つクソババアっぷり。

なのでクラスで咳をしているコがいて、誰かが「わたしも〇〇ちゃんの風邪うつったかもー」と集団で風邪をひいたプレイをしていても、


( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \
バカめ、風邪の潜伏期間は一週間だ。これだから子供は困るよ。



と心の中であざ笑っておりました。

が、お前もな!というブーメランが盛大にぶっ刺さるやつな。


でもですね、大人になって分かったことがあるんです。潜伏期間というからには、潜伏してるんだよね。

せんぷく
潜伏
  1. 《名・ス自》
    人に見つからないように隠れひそんで、出て来ないこと。また、病気に感染はしているが、まだ症状が現れていないこと。


なんだけど。どんなに隠れひそんでいてもオフィスでラブしてるカップルって何となく気づいたりするものでしょ?オフィスでワーカー経験のないわたしが言うのもなんだけど。それと同じで風邪の菌もね、しっぽを出してるの。詰めが甘いの。


人によって違うんだろうけどわたしの場合は、肌がガッサガサになります。別パターンでは唇がガッサガサになります。

普段、肌荒れしないから100発100中で当たる。

実は今回の発熱も序章は感じていたのです。先週長野に行った時、肌がガッサガサだったのよ。ファンデーションがのらないほどでメイク諦めたもの。

その時はスケジュールがキツかったからかな、と悠長に構えてたんだけど、大阪に行く前々日ぐらいから予兆が現実に変わる兆しがみえて慌てたね。


風邪の症状が出たその時を憂いて、あのとき暖かくしてればとか、夜更かししなければとか悔いても、そこは問題ではないの。その前にきっかけがある。

なんでもそうじゃないですか。


別れ話が出たときに問題が顕在化したのではなくて、もっと前からくすぶってる不満やらなにかがあるわけでしょ。ちょっと例えが物騒だけど。


逆の例でいうと、デートに誘う5分前に恋心が芽生えることなんてなくて、なにかドキッとするタイミングがあって数ヶ月悶々として我慢ならんようになってデートに誘うじゃない。ね。たぶん。でしょ?男性諸君よ。←急に弱腰


ついつい物事が(主に悪いほうに)動き出したポイントに囚われてしまって、あのときこうしていれば、あのときあれをしなければ、と悔やんでしまうんだけど、まああれよね。


だいたい無駄。そこじゃない。


もっと前に起こってるからね。


ずいぶん前に観たリドリー・スコット監督の映画『悪の法則』では、リッチな弁護士が幾度かの警告を無視して裏社会へ足を踏み入れ、まー見事なまでにまわりが凄惨な事件に巻き込まれます。

ようやくその時になって事の重大さに気づき、裏社会で顔のきく重鎮に助けを求めるの。そのときのアンサーがこれ。

「今、お前は岐路にいて道を選びたいと願っているだろう。だが、選択はできない。ただ受け入れろ。選択はずっと前に行われたのだ」


と、絶望まっしぐら。
気分がまったくスッキリしない鬱々とした映画だよ。


なにかが起こったその時よりももっと前にきっかけはあるよってことで。


わたしのみちひらきのセッションを受けられるかたのご相談も、いま自覚できているところじゃない場所にきっかけがあるのだという視点で聞いてますよ。

いまの自分の枠を作ったのは、過去からの思い込みだからね。


肌ガッサガサのこの時からすでに狼煙があがっていたのです。


大阪2日目は熱があったのでセッションの合間にネカフェでひと休み。
ネカフェなんて10年以上いってないよ。
見えてないけど隣に夫がいますよ。秒で寝てた。


こちらのブログは大阪でのイベントに参加してくれたかたですよ。珍しい野引のメガネ姿を激写されました。

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