ボートに乗って海へ。


笑っていられるのもこの時だけ。
もっっっっのすごく揺れました。
ジェットコースターみたいでしたよ。


わたしは絶叫系のもの
いっさい無理なのですが
なんかもう無理すぎて逆に平気っていう
よく分からないスパイラルに突入したほど。





夜になって光に群がるマンタを
シュノーケリングしながら見るツアーです。


マンタのポイントまで向かう途中に
「ホエーーーール!!!」
というキャプテンの声に振り向くと
そこにはクジラが。



デカイ。



3回みかけました。
まさか見られるとは思ってなかったので
喜びもひとしおです。


ホエールウォッチングのツアーでも
見られない時があるそうなので
本当にラッキーでした。



そしてマンタポイントに着いて
水中メガネをかけます。

足につけるフィンがないので
おかしいなと思ってたんですよ。


サーフボードのようなものに
みんなで掴まりながら
顔を水中につけて見るのだとか。


つまり純粋なシュノーケリングではないんですね。


ものすごく嫌な予感しかしません。



というのも以前サーフィンをした時に
波待ちの段階でシーシックに…


あ、日本語で言うと船酔いですね。


そう。

船に乗ってもないのに
酔いするんですわたし!!!



人間は昔、水の生き物だったって
言われてるじゃないですか。


その説が本当だとしたらね
わたしだけは魚じゃなくて
フジツボだと思うんですよね。

波が来ても岩にはりついてびくともしない。
そっち系のDNAで間違いないはずなんです。
揺られ慣れてないのよね。




でもここまで来たら腹を決め
ボードに掴まり揺られます。


今日は見られるといいですね、
なんてツアーガイドが言ってるそばから
マンタが近づいてきました。


近すぎて怖いんですけど。
感電とかしないやつですよね。


しかも波は高く酔いに拍車がかかり
ウエットスーツを着てても水は冷たい。
水中メガネが顔に合わずに
どんどん水が入ってくる。



なんだこの三重苦は!!



40分海に入る予定が
わたしだけ20分で切り上げてもらい
船で膝を抱えて待つことに


参加されてたご夫婦は
元気にプカプカ浮いてらっしゃいました。




気づいちゃったんです。
水族館ってわたしのためにあるんだわ。




もうマンタは見なくてけっこう。


テンテレレン♪
アメリカンホームダイレクト!

ではなく
アロハポーズだよ。


現地の人ってほんとにこうやって
写真に写るんだよ。