昨日ショックなことがあったと
書いたんですが
よくよく自分に問うてみると
さほどでもないな、と。
一体なにがあったのかというとね
まずはこちらをご覧ください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/cf/24/p/o0960054213823467018.png?caw=800)
台湾で購入したお気に入りの茶器。
劇的ビフォーアフター!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/c4/b3/j/o0720096013823467027.jpg?caw=800)
なんということでしょう。
おかしい。
腰の高さからスマホを何度となく落としても
画面がまったく割れる気配もないのに
陶器は一撃ですよ。
これが無いと中国茶が飲めなくなるわ。
というよりもむしろ
この茶器を使いたいがゆえに
中国茶を飲んでいると言っても
過言ではない。
でもね。大丈夫なんです。
六次元があるから。
え?
一次元が点で
二次元が平面
三次元が立法で
四次元が時間
五次元はよく分かんなくて
六次元では時間が元に戻せるから大丈夫なの??
いえいえ。
そんな次元の話ではないのです。
荻窪にある知る人ぞ知るカフェ
六次元のことなんです。
よくさ、ノーベル文学賞の発表の前に
村上春樹ファンが集ってる様子が
ニュースで映るじゃないですか。
今年はどうですかね~
とか言うインタビュアーに対して
なかなか悪くない質問だね。
春樹が賞を逃すなんて
森の木々がぜんぶいっぺんに
ひっくり返ったような驚きだよ。
と春樹節で受け答える(嘘)
あれです。
そのハルキストが集うあの場所こそが
六次元なんです。
茶器が割れたらなぜ六次元なのかって?
それを話すにはいささか時間が足りないよ。
そうだ、この近くになかなか悪くない
スパゲッティー屋があるから
続きはカルボナーラと一緒にどうだい。
もちろん君がよければの話なんだが。
この文体だとブログが終わらない。
えっとね。
六次元のオーナーが
金継ぎの講座をやってるの。
茶器を割ったのが昨日。
サイトで金継ぎ講座の日程を調べたら
今日開催だという素晴らしいタイミング。
割りたてホヤホヤの茶器を持って
六次元へ一目散ですよ。
ちなみに前回2年前に
金継ぎしたのはこちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/da/59/j/o0720096013823467036.jpg?caw=800)
鳥取の因州中井窯。
今回茶器と一緒に持ち込んだのが
TBSラジオさんからいただいたカップ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/d3/01/j/o0720096013823467047.jpg?caw=800)
たしか有田焼。
ビアカップ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/47/a4/j/o0720096013823467056.jpg?caw=800)
お茶碗。
ピントが…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/b3/7c/j/o0720096013823467068.jpg?caw=800)
まずは組み立てます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/52/1e/j/o0720096013823467080.jpg?caw=800)
アロンアルファでくっつけて
間をパテでうめます。
この間の作業は手がパテでベッタベタなので
画像がないのですが
余分なパテをサンドペーパーで削り
新漆で着色。
昔ながらの漆だとかぶれるわ
完成まで半年くらいかかるわで
扱いやすい新漆を使うんです。
わたしの茶器は組み立てるのに手間取り
ライトな割り方で作業が早かった
他の参加者さんにサンドペーパーを
やっていただきました。
そして完成。
なんということでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/82/54/j/o0720096013823467099.jpg?caw=800)
匠の技により割れ目が光り輝く金色に。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/8e/44/j/o0720096013823467107.jpg?caw=800)
後ろ姿も割れを感じさせない仕上がりに。
(割れしか感じない)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/04/57/j/o0720096013823467116.jpg?caw=800)
その他もご覧のとおり。
店主のナカムラさんは
もともとは番組制作会社にいらした方で
野引の居残り作業中にいろんなお話を
させていただきました。
なんでも鑑定団のディレクターさんでも
あったそうです。
そんなナカムラさんは
もっぱらこちらに傾倒中。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/69/51/j/o0720096013823467121.jpg?caw=800)
土器で継いでます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/24/29/j/o0720096013823467127.jpg?caw=800)
違う器で継いでます。
パッチワークみたいだよね。
傷のあるものを愛でるのは
日本には昔からある文化らしく
茶の世界では新品は粋ではないからと
わざと割って芸術性を高めていたのだそう。
それを聞いて
日本のロリコン文化の原因究明が
できたような気がします。
俺の手で傷つけてやれ
ってことでいいですかね。
それはさておき。
欠けが魅力に通ずるなんて
人もモノも同じですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/e6/54/j/o0720096013823467136.jpg?caw=800)
六次元はカフェ営業はしていないので
ハルキストといえど
イベント時にしか入れませんよ。
書いたんですが
よくよく自分に問うてみると
さほどでもないな、と。
一体なにがあったのかというとね
まずはこちらをご覧ください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/cf/24/p/o0960054213823467018.png?caw=800)
台湾で購入したお気に入りの茶器。
劇的ビフォーアフター!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/c4/b3/j/o0720096013823467027.jpg?caw=800)
なんということでしょう。
おかしい。
腰の高さからスマホを何度となく落としても
画面がまったく割れる気配もないのに
陶器は一撃ですよ。
これが無いと中国茶が飲めなくなるわ。
というよりもむしろ
この茶器を使いたいがゆえに
中国茶を飲んでいると言っても
過言ではない。
でもね。大丈夫なんです。
六次元があるから。
え?
一次元が点で
二次元が平面
三次元が立法で
四次元が時間
五次元はよく分かんなくて
六次元では時間が元に戻せるから大丈夫なの??
いえいえ。
そんな次元の話ではないのです。
荻窪にある知る人ぞ知るカフェ
六次元のことなんです。
よくさ、ノーベル文学賞の発表の前に
村上春樹ファンが集ってる様子が
ニュースで映るじゃないですか。
今年はどうですかね~
とか言うインタビュアーに対して
なかなか悪くない質問だね。
春樹が賞を逃すなんて
森の木々がぜんぶいっぺんに
ひっくり返ったような驚きだよ。
と春樹節で受け答える(嘘)
あれです。
そのハルキストが集うあの場所こそが
六次元なんです。
茶器が割れたらなぜ六次元なのかって?
それを話すにはいささか時間が足りないよ。
そうだ、この近くになかなか悪くない
スパゲッティー屋があるから
続きはカルボナーラと一緒にどうだい。
もちろん君がよければの話なんだが。
この文体だとブログが終わらない。
えっとね。
六次元のオーナーが
金継ぎの講座をやってるの。
茶器を割ったのが昨日。
サイトで金継ぎ講座の日程を調べたら
今日開催だという素晴らしいタイミング。
割りたてホヤホヤの茶器を持って
六次元へ一目散ですよ。
ちなみに前回2年前に
金継ぎしたのはこちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/da/59/j/o0720096013823467036.jpg?caw=800)
鳥取の因州中井窯。
今回茶器と一緒に持ち込んだのが
TBSラジオさんからいただいたカップ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/d3/01/j/o0720096013823467047.jpg?caw=800)
たしか有田焼。
ビアカップ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/47/a4/j/o0720096013823467056.jpg?caw=800)
お茶碗。
ピントが…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/b3/7c/j/o0720096013823467068.jpg?caw=800)
まずは組み立てます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/52/1e/j/o0720096013823467080.jpg?caw=800)
アロンアルファでくっつけて
間をパテでうめます。
この間の作業は手がパテでベッタベタなので
画像がないのですが
余分なパテをサンドペーパーで削り
新漆で着色。
昔ながらの漆だとかぶれるわ
完成まで半年くらいかかるわで
扱いやすい新漆を使うんです。
わたしの茶器は組み立てるのに手間取り
ライトな割り方で作業が早かった
他の参加者さんにサンドペーパーを
やっていただきました。
そして完成。
なんということでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/82/54/j/o0720096013823467099.jpg?caw=800)
匠の技により割れ目が光り輝く金色に。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/8e/44/j/o0720096013823467107.jpg?caw=800)
後ろ姿も割れを感じさせない仕上がりに。
(割れしか感じない)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/04/57/j/o0720096013823467116.jpg?caw=800)
その他もご覧のとおり。
店主のナカムラさんは
もともとは番組制作会社にいらした方で
野引の居残り作業中にいろんなお話を
させていただきました。
なんでも鑑定団のディレクターさんでも
あったそうです。
そんなナカムラさんは
もっぱらこちらに傾倒中。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/69/51/j/o0720096013823467121.jpg?caw=800)
土器で継いでます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/24/29/j/o0720096013823467127.jpg?caw=800)
違う器で継いでます。
パッチワークみたいだよね。
傷のあるものを愛でるのは
日本には昔からある文化らしく
茶の世界では新品は粋ではないからと
わざと割って芸術性を高めていたのだそう。
それを聞いて
日本のロリコン文化の原因究明が
できたような気がします。
俺の手で傷つけてやれ
ってことでいいですかね。
それはさておき。
欠けが魅力に通ずるなんて
人もモノも同じですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161217/21/nobiki-kaori/e6/54/j/o0720096013823467136.jpg?caw=800)
六次元はカフェ営業はしていないので
ハルキストといえど
イベント時にしか入れませんよ。