初めてのウォン・カーウァイ

ウォン・カーウァイ監督の特集上映で
久しぶりに早稲田松竹へ。



『花様年華』



マギー・チャンがそれはそれは美しく
近所にふらっと出かけるときにも
体にぴったりと沿ったチャイナドレスに
ハイヒールという装いで、完璧なのです。

にも関わらず夫は帰ってこず
どこぞでよろしくやっている。


男女間での美しさの効用って
出会いのきっかけにしかならないな、
と思います。


どこを切り取っても美しい映像でした。





『ブエノスアイレス』


同性愛のお話です。
室内でのドレスコードは白ブリーフ。

『花様年華』で見せた
かっこいいトニー・レオンとは違って
服装も素行も激しくダサい。



実はウォン・カーウァイ作品を
初めて観ました。

金城武さんの『恋する惑星』くらい
観ていてもよさようなのに。



外国の俳優さんには敬称をつけないくせに
日本名となった途端に「さん」を付けずには
いられないのは職業柄ですね(笑)


あ、いたいた１人。
外国の俳優で敬称つける人。



レオ様。





たまたまなんだけど、早稲田松竹での
トニー・レオン率は断トツです。

前回は台湾のホウ・シャオシェン監督の
特集で『悲城情市』に出ていました。


この先チャン・イーモウ監督特集や
レッドクリフ一挙上映とかになれば
わたしの中でトニー松竹になっちゃうな。



やっと『ヒメアノ～ル』ショックを終えて
映画が観られるようになりましたよ。
→人について思いを寄せる