電車で本を読んでいて
ふと顔を上げると向かいの人が
「羊をめぐる冒険 著:村上春樹」を


つり革を持って立っている人が
「ねじまきクロニクル 著:村上春樹」


そしてわたしは
グレート・ギャツビー 訳:村上春樹」
を読んでいて
思わず吹き出しそうになりました。


わたしは村上作品が好きで読んでいたのではなく、
なにぶん古い作品ゆえ
新しく翻訳し直されたものを選んだ結果
たまたま村上春樹の翻訳だった、というわけです。


なので電車で乗り合わせた他のお二人に
訊ねてみたいのが

「ねぇ、その本おもしろい?」
なのですが


うっかり村上春樹ファンに話しかけてしまうと

「そうだな、もちろん君を納得させるまで
 話したいところだけど、それを語るには
 いささか時間がなさすぎる。
 そうだ、近くになかなか悪くないスパゲッティ屋があるんだが
 一緒にどうだい?
 もし君の都合がよければ、の話だけどね



などと森の木々がいっぺんにひっくり返るほどの
面倒に巻き込まれるので
お口にチャック。






今日はお仕事の帰りに
日本におけるデング熱の聖地 代々木公園へ。

桜をみるというよりも
花見に興じる人々を眺めにです。



公園内にあるドッグランで
駆け回る犬を楽しんでから
桜に囲まれたカフェへ。



我先にこぼれる花びら。






やたらと滞空時間の長いこちらは
実は窓に貼り付いています。




そろそろ桜の見頃が終わりますね。

生ハム原木をかついで
お花見をしてみたかった…。