クレジットカード偽造に注意! | 国際情勢・経済のニュース

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偽造クレカ氾濫問題
 
 日本がターゲット!  マレーシア犯罪組織の魔の手。

 

 

偽造クレジットカードを使った疑いでマレーシア人の男らを逮捕、カード偽造の実態が明らかになりました。

 

 

 精巧に作られた偽造カード。「チッパー」と呼ばれる圧着機など、特殊な機械を使って製造されていたとみられます。

 

 

 マレーシア国籍のゴウ・トゥアン・ブン容疑者(22)ら2人は10月、東京都渋谷区のドラッグストアで偽造クレジットカードを使い、約32万円分の化粧品を騙し取った詐欺の疑いなどで逮捕されました。

 

 

 警察が東京都新宿区にある偽造クレジットカードの製造拠点を家宅捜索したところ、「生カード」と呼ばれる約1500枚のカードや偽造に使う機械などが見つかりました。

 

 

 調べに対しゴウ容疑者は「マレーシアにいる組織の指示に従って、たくさんの偽造カードを作っていた」と容疑を認めています。』

 

 

 

 実は8月にも朝日にこんな記事もアップされていました。

 

 

 

マレーシア人による偽造クレジットカード使用事件が日本国内で多発している。警察当局は、現地の犯罪組織が人を送り込んでブランド品を大量購入させ、帰国後に転売しているとみている。

 

 

 偽造が難しいICカードでの決済の普及が日本国内で遅れている現状も、背景にありそうだ。

 

 

 東京・新宿の百貨店で4月6日午後3時半ごろ、マレーシア人の男(27)が約35万円のネックレスを買おうとしていた。提示したのはホログラムがはがれかけた不審なカード。

 

 

 店員がカード会社に問い合わせ、通報を受けた新宿署員が、偽造カードを所持したとして不正電磁的記録カード所持の疑いで逮捕した。

 

 

 署は翌日も100万円の腕時計などを偽造カードで買おうとしたマレーシア人3人を同容疑で逮捕した。男らは調べに「ヤミ金の借金返済のため、業者から仕事を紹介された」と供述。

 

 

 SNSで指示を受け、購入額の10%を報酬として受け取る予定だったという。

 

 

 警視庁は昨年、偽造カードが絡む事件に関与したとして計75人を逮捕。国籍別では、前年は0人だったマレーシア人が最多の33人に上った。次いで多かったのが中国人で31人。日本人は7人だった。』  

 

 

 

  日本はマレーシアの犯罪組織にターゲットにされたようですね。

 

 

 

  クレジットカードは便利だけど、セキュリティーが大事。

 

 

   マレーシア人の犯罪が激増ということは、偽造カードでも受けてつけてしまう店が日本には多いという裏返しでもある。

 

 

  日本はまだまだ現金社会だから、他の先進国や中国などに比べて、カードに対するセキュリティーシステムが整っていないのだろう。

 

 

 「チッパー」と呼ばれる圧着機など、特殊な機械を使って製造されていたとみられていると書いてあるが、自宅でも簡単に偽造カードが作れて、それが使えるってどれだけセキュリティが甘いんだよという話だ。

 

 

 大がかりな機械も必要とせず、日本で大量の偽造カードを作成していたマレーシア犯罪組織

 

 

 日本で買ったブランド品マレーシアで安く売りさばいて、利益が出るから続けていたんだろう。

 

 ということは、今回のように発覚していない犯罪例が多数あるということ。

 

 犯罪組織壊滅や摘発もそうだけど、簡単に偽造カードで買い物できる日本のシステムをどうにかしないといけないんじゃないかな。

 

 

 来年には東京オリンピックが開かれる。 多くの外国人が日本を訪れ、そして支払いはカードというケースは飛躍的に多くなる。

 

 

 海外ではカード払いの社会になってしまっている国もあるからね。 なんとかしないといけない。

 

 

 単なるクレカ偽造事件としてではなく、きちんとセキュリティ対策をとらないと大変なことになるね。