妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~ -37ページ目

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

北海道に来て2日目の夜は、移動した札幌にある豊平川河川敷に一人用のテントを張って寝ました。

テントなので、朝日が昇るとすぐに目が覚めてしまいます。


テントから出て、伸びでもしていると、

一人の小太りな青年が近づいてきました。


話しかけられ、「ママチャリで北海道一周するところだ」などと話していると、

 

青年に「パンツを見せてくれ」と言われました。


パンツ・・・


「今、はいているやつか?」と聞くと、

「そうだ」と言います。

「それは、ちょっと・・・」と言って、しばらく押し問答をし、

「着替えの分なら」と言って、

リュックの中のパンツを見せると、それで納得してくれたようでした。


青年は、「北海道にはホモがたくさんいるから、こんなところで寝てたら襲われるぞ」

 

と言って去っていきました。


青年と別れた僕がテントを畳んで、札幌の本屋に行くと、今の自分にぴったりの本を見つけました。

「北海道キャンプ場ガイド」という本でした。


そうだ!テントがあるんだからキャンプ場に泊まればいいんだと気づき、

ホモに襲われる心配もなくなるしと、迷わずその本を買いました。


北海道にはキャンプ場がたくさんあり、以降はキャンプ場を渡り歩きながら、旅をしました。

旅の間は、地元の人のバーベキューなどに混ぜてもらったりもしましたが、基本一人なので吃音が出ることもあまりありませんでした。


北海道にはバイクで旅をするライダーがたくさんいて、自転車で旅をする人はチャリダーと呼ばれていました。

チャリダーでもママチャリに乗っているのは珍しく、ライダーが皆、通り過ぎ際に親指を立てて挨拶をしてくれ、僕も親指を立てて返しながら、旅をしました。


いろいろありましたが、観光もしながら1か月半くらいかけて北海道を一周し、またフェリーで帰りました。


家に帰ってから、短期のバイトなどしていましたが、一応、ハローワークにも顔を出しておくことにしました。


始めて行ったハローワークで書類を書き、建物から出たところで、やたらガタイのいい男性に声を掛けられました。


自衛隊の募集の方でした。