前回の記事からまた日にちが開いてしまいました
妻は、相変わらずツンデレで、変わりありません。
ツンが99.999%で、デレかも知れないものが0.001%です。
一昨日は、子供たちが家にいたので、埼玉県熊谷市にある貸棚本屋さんの太原堂で開催された読書会に参加させていただきました。
課題本は、アイザック・アシモフ著「われはロボット」でした。
有名な「ロボット工学三原則」が登場する作品です。
ロボット工学三原則とは以下です。
第一法則:ロボットは人間に危害を加えてはならない.またその危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない.
第二法則:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなくてはならない.ただし,与えられた命令が第一法則に反する場合はこの限りではない.
第三法則:ロボットは前掲の第一法則,第二法則に反するおそれのない限り,自己を守らなければならない.
今、まさに等身大の人形ロボットなどが世に出ようとしていたり、AIが急速に浸透して来ている中で、是非とも読み直しておきたい作品でした。
ただ、ロボットが社会に受け入れられていく中で、三原則の矛盾にどう対応するかといった、多分に理屈っぽい作品なので、女子にはよほど変わり者でなければ、絶対に受けない作品だろうなとは感じていました。
読書会には女性の方も何人か来ていましたが、やはり完読してきた人はあまりいませんでした。
ですが、物語の語り手は、ロボット心理学者のスーザン・キャルビン博士という、人間よりロボットを愛する、まさしく変わり者の女性です。
短編集ですが、一番古い作品で80年以上前に書かれた作品で、今まで現実に起きているロボットの進化とは違うなと感じるところがあります。
自分が、一番、特筆すべきことと感じたのは、物語世界では最初に開発されたロボットから、すでに自意識らしいものを持っている点です。
アシモフの小説に登場するロボットは、三原則が刻み込まれた陽電子頭脳により、絶対に人間に危害を加えることができないようになっています。
そして、陽電子頭脳は、その三原則をベースにしなければ設計出来ないようになっていて、多少の調整はできるようですが、全くの逸脱は出来ないようです。
現実には、絶対的に人間を守ってくれる陽電子頭脳は存在せず、我々は三原則がないままに、これからロボットやAIの技術と向かい合っていかなくてはなりません。
少なくとも見かけ上は自意識を持ったロボットの登場も現実味を帯びて来て、読書会では、意識とはということにも話にも及び、とても有意義な時間が過ごせました。

