ネズミの行動が判明!戦いは新たなるステージへ | 妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

ネズミの罠を設置したけど、捕まる気配もまるでなく、このまま罠を設置していても、ネズミにはすべてお見通しなのではと思えて来ていました。

どうしたものか思案していたところ、台所の冷蔵庫と米櫃の隙間に、チョコレートの食べ滓がたくさん散らばっているのを見つけました。

 



この隙間には、紙の手提げ袋や、週1でゴミに出す、雑紙(食品の紙のパッケージなど)を置いていて、そこを整理しようしてものをどけると、奥に散らばっていました。

チョコレートは、外国製の、僕の母が数か月前に送って来てくれたものでした。

大袋にたくさん入っているものでしたが、甘すぎて、僕も子供たちも殆ど食べずに、台所の隣のリビングにあるお菓子かごの底にずっと放置されていたものでした。

お菓子かごを見てみると、たくさん入っていたチョコレートは、6、7個にまで減っていました。

お菓子かごには、他にもせんべいやクッキーなどいろいろと入っていますが、ネズミはこのチョコレートだけを食べていました。

しかも、その場で食べずに、わざわざ台所の安全な場所に持って行って食べていたようです。

取りあえず、食べ滓は掃除し、この隙間と、この隙間に向かう通路と思われる場所に、罠を設置することにしました。

罠の中に置くエサは、米粒からネズミの食べかけのチョコレートに変更しました。

 



ネズミの行動も分かってきたし、今度こそ捕まえられるのではと期待しました。

しかし、数日待ってもネズミは罠にかかりませんでした。

お菓子かごの中のチョコレートは、ネズミをおびき寄せるため(これまで通りネズミが罠のある場所までもっていくのを期待して)、そのまま置いていましたが、このチョコレートは毎日、減っていっていました。

どうやら、人間に気づかれたと思い、食べ場所を変えたようです。

一体、どこへ?と思っていたら、意外なところに、チョコレートの食べ滓を見つけました。

今、冷蔵庫の上に妻の食事を運ぶお盆を置いています。

冷蔵庫は背が高いので、上面は見えませんが、手は届くので、妻の食事を出す時のお盆の置き場に利用していました。

そのお盆の上に、ネズミのフンが乗っていて、なんでこんなところにと思い、踏み台に乗って見てみると、冷蔵庫の上にチョコの食べ滓が散らばっていました。

天井裏を行き来するというネズミにとっては、冷蔵庫の高さなど何の問題もないようです。

罠の置き場を、冷蔵庫の上に変えましたが、もうネズミが冷蔵庫の上を食べ場所にすることはありませんでした。

つづく