宗教施設に預けられた女、3児の母となる -6ページ目

宗教施設に預けられた女、3児の母となる

小学生の頃、特殊な共同生活の村に預けられる。
その経験が、今の子育てにどう影響してるのか…。
試行錯誤しながら奮闘中!

*小5・小1・年少 3兄妹のママ

*お庭で菌ちゃん農法

*望診薬膳アドバイザーになる!

「おはようございます。
4月◯日何曜日。今日も一日、〜〜」

世話係の女性の館内放送で起こされた。

和室の大部屋に10〜20人の女子が寝ていた。

1枚の布団に、2人ずつ。
新入り3年生の私は、
6年生のお姉さんと一緒の布団だった。



突然ついた電気がまぶしくて、
思わずまた布団をかぶる。

世話係が、各部屋の照明を点けて、
起こして回るようだ。

初日は気付かなかったが、
男性の世話係もいた。
地黒でゴツい体つきはまるでゴリラ。

寝起きの悪い子がいる部屋には、
「起きろぉぉぉ」と太い声で怒鳴りながら
ズカズカと入り込んできて、
掛け布団を引っ剥がしていく。

飛び起きた子供達は、皆で手際よく
押し入れに布団をしまっていく。
大きなシーツも、二人一組で協力して
ピシっピシっと折りたたんでいく。


全ての寝具を片付け終わったら、
廊下を挟んでほぼ向かいの更衣室にて
着替えを済ませる。

「ひーちも一緒に行こ」


昨夜打ち解けた3年生女子の中の1人に
誘われて、中央階段を下りる。


玄関前の広場に、男女100人以上が
ぞろぞろと集合している。
この時期は皆の様子を見渡せるが、
冬場はもちろん真っ暗だ。

6時15分、
クラシックが流れていた館内放送が
切り替わった。
ラジオ体操第一だ。

一生懸命なのか、かったるいのか…、
世話係に見張られながら、
皆 音楽に合わせて黙々と体操している。

最後の深呼吸が終わるか終わらないかの
あたりで、子供達が1ヶ所に駆け寄り
ぎゅっと密集した。

「位置について よーい どん!」

朝からマラソンかーーーーガーン
館舎のまわりをぐるっと2周。
当初、私は運動がサッパリだった。
3年生女子で1番遅かったと思う。

それが、
ヤマギシでの毎朝のマラソンのせいで
持久走だけ得意になってしまった。

下り坂は目をつむって走ると速いビックリマーク
っていう秘策も、ここで編み出したよん照れ



2周完走後、休むまもなく掃除…!
1人1人、担当ヶ所が割り振られている。

その担当ヶ所は、ローテーションが
決められているわけではなく、
世話係の采配によって、ある日突然
ホワイトボードに貼り出される。

初めのうちは、寝室など簡単な場所。

そのうち、廊下、階段、玄関、トイレ、
洗面所、更衣室、大風呂、、、
2年間でひととおり経験させられたかな。



さて掃除が終わったら、学校へ。


…そう、ヤマギシの子供達も、
公立の小中学校へ通うのです!立ち上がる

なので私のように
途中からヤマギシに入った子は、
学校でも『転校生』になります。

24時間、緊張状態でした。。。。。アセアセ


さっきパジャマから着替えたばかりの
私服から、学校制服にまた着替えあせる

それから、
初夜にひーちと命名された、3年生部屋へ。
3年生全員+世話係で輪になって
朝の会っぽいことを軽くやったら、

また玄関前広場に集合して、
登校班ごとに整列して、いざ出発!




…………朝食は?!?!?!


そう、朝食をとらないのが
ヤマギシの文化だった。。。笑い泣き

いや、大人はいいんですよ好きにすれば。

子供は、午前中の授業中ず〜〜〜〜っと
お腹鳴りっぱなしです。。。絶望

学校には、ヤマギシではない
一般の児童も多く通っていました。

私達ヤマギシの子たちは
一部の優しい一般の子たちから
牛乳やら恵んでもらっていたのでした。。笑い泣き

(過酷なモーニングルーティン: 
 ラジオ体操→マラソン→掃除→登校)