2月の貴重な「自由に使える休日」である本日、天気が良ければ、大崩山で夜明けとともに山歩きと
考えていましたが、天気予報ではぱっとしませんでした。

 

 

ところが、朝起きると、曇り空ですが雨は降っていません。
オリンピックも見たいし、延岡西日本マラソンもあるけど・・・
今日を逃したら、また、しばらく山には行けそうにありません。

 

 

 

思案の結果、昨日に引き続き、冠岳に行くことにしました。

 

 

 

宮ヶ原東登山口から宮ヶ原岳往復を予定しましたが、「恐るべし、冠岳」、あまりの急登に
このルートを下る気にはならなくなり、本登山口に降りて、車まで林道を歩きました。(10分)

 

 

 

概念図を示します。
本日、歩いたコースは、宮ヶ原東登山口 → P 4→ P5→ 宮ヶ原岳 → P7 → P6 →分岐 → 山の神
→ 第五展望所 → 第四展望所 → 第三展望所(日の丸展望所)→ 鞍部→谷コース → 本登山口 → 車
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冠橋です。
この橋を渡り、林道熊山線に入ります。
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宮ヶ原東登山口です。赤テープを見失わない様に慎重にこの沢を詰めて行きます。
いきなりの急登ですが、実は、まだまだ序の口でした。
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しばらく登ると、滝が見えて来ました。
樋口滝です。
滝の上を見上げると、赤テープが見えます。このルートを下山に使用して、赤テープをたどり
あそこに到達したら、この滝を垂直下降(?)・・・お~、考えただけでもぞ~っとします。
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登山ルートはこの滝を左に巻いていました。
そして、このハシゴです。
まるで大崩山みたいです。
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垂直のハシゴを登ると、さらに、ほぼ垂直な登山ルート、ロープ付きがありました。
滝の高度感を下から見上げて、実感した後だったので、びびりまくりでした。
ここで登るのを断念、下山・・・も頭に浮かびましたが、ここまで来たらどうしようもない
状態です。進退に窮したものの、このまま登るのが、最善の安全策とあきらめました。
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滝を左にまいた後、ロープ場がいくつかありました。
結構、古いボルトもあります。歴史を感じます。
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少々の急坂でもロープはあまり信用せず、なるべく使わない主義の私ですが、
この急登では、ほとんどのロープを使用せざるを得ませんでした。
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あえぎながら、びびりながら、登り続けて、尾根の向こうに光りが見えた瞬間です。
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尾根に上がると、見覚えのある標識です。
昨日、ここまでは、来ています。
この先の下山道が解らなくなり、宮ヶ原岳まで戻ったのでした。
昨日は、違う方向に降りていった模様です。
戻って正解でした。あの滝の上に出なくて良かったと、本当に思いました。
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東尾根ピーク、P5、ここも見覚えがあります。
その後、宮ヶ原岳に到着しました。
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宮ヶ原岳山頂で標識の再確認です。
昨日、下山に使用したのは、「宮ヶ原岳東登山口」行きの下山道ではなく、
「宮ヶ原岳南登山口」行きの下山道だった様です。
確かに、ずっと赤テープがありましたので、道としては間違いなかったと
思いますが・・・ しかし、大変な下山道でした。(昨日)
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P7からP6、さらに分岐、そして山の神へ下りました。
ここからは、「冠岳南峰(本峰)、P1、P2、P3のある尾根道」ではなく、
巻き道を使用しました。

 

 

 

巻き道と言うものの、P4から第三展望所までの道はあまり使われていない様で
少々荒れていたし、左側は結構急な谷になっており、落ちたら大怪我まちがいなし
といった感じで、こわごわの歩きでした。

 

 

 

第五展望所から、第三展望所(日の丸展望所)を見た写真です。
先日のP2からの写真と見比べてもらえば判りますが、高度感がだいぶ違います。
P2からは見下ろしますが、第五展望所からは見上げることになります。
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第三展望所(日の丸展望所)から、第四、第五展望所をみたところです。
冠岳、P1、P2、P3は、結構な偉容で上方にそびえていました。
冠岳の冠型のぎざぎざは、それぞれのピークであることを、再認識しました。
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この後、鞍部を経て本登山口に下山、さらに、車まで10分間の歩行でした。
本登山口には、今日も車が一台ありました。黒木さんの車ではない様でした。

 

 

 

冠岳は、その形(冠型)から考えても、どこからでも急登です。
その中でも本登山口からの谷コースが、比較的傾斜がゆるやかです。
まだまだ通っていないルートがあり、興味が尽きません。

 

 

 

南登山口、西登山口、北登山口、それぞれから登ってみたいですが、案内板によると
北登山道は「急登ルート」、南登山道は「登頂ルート」とあり、不気味です。
北尾根、北冠岳への北尾根ルートの検証(1回目はおそらく間違えて直登ルートに
入った模様なので)、再訪もテーマになりそうです。

 

 

 

黒木さんに教わった谷コースの左の尾根、樋口滝の奥(上)の2段滝、隠し田、昨日到着した
沢、岩等にも興味(2段滝は本日確認、隠し田は未)があり、テーマになりそうです。

 

 

 

まだまだ再訪したいです。

 

 

 

反省点:はじめて通るルートを下山に使用するのは、特に急登の場合、あまり使用されて
いない道の場合、危険なので控えるるべき、急坂の下に断崖絶壁や滝がある可能性がある。
まず、登りで使用して、2回目以降に下山道として使用すべきである。
まずは、正規ルートの往復をするべきである。