幻肢痛1 | 悩みとうまく同居できる人になろう 〜人生を楽に生きる簡単な方法〜

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幻肢痛1



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今回は、交通事故によって
片腕を失い、今は義手で生活されている方に
お聴きした興味深いお話を紹介します。


始めますね。


『幻肢痛』

この言葉聞いたことがあるでしょうか?

私は聞いたことがありませんでした。


どんな症状かというと、


『無くなってしまった腕が
 眠れないほど痛む』



こんなことが実際にあるんだそうです。


そもそも痛みを感じるという人間の感覚は
実際に傷口が痛んでいるのではなくて、

裂傷や骨折など、どんなキズやケガでも
すべては、そこから神経を伝って
情報が脳に渡され、

脳がすべてを感じているだけ。



その脳が当たり前にあった腕が
なくなったことに気づかず

まだ腕があると錯覚し
さらに痛みを引き起こす。

当のご本人は腕が無くなったことを
認識しているつもりなのに、
ないはずの腕が痛くて仕方がない。


こんなことが実際にあるそうです。


このお話を聞いていて
私は以前に書いた

この記事↓

椅子がこわい


を思い出しました。

夏樹静子さんが何年も腰痛に苦しみ
どれだけ検査をしても原因は見つからず

有名な接骨院に行ったり
御祈祷までしてもまったく
良くならない。

最後は精神科に入院し
心因性の痛みだと判明した。

というお話。

かくいう私も心因性の腰痛で
立てなくなった経験があります。


『脳が錯覚した痛み』


なんだか繋がるものが
ありそうな気がしています。


次回、もう少し深く掘り下げますね。


それでは、また。