池袋の東京芸術劇場で岡本健一、圭人親子共演の舞台「Le Fils 息子」を観た。

 

今回はこの2021年に初演の「Le Fils 息子」の待望の再演と、さらに作家ゼレールによる家族もの三部作のうちのもう一つ「La Mère 母」の日本初演舞台の2本建てという特別企画。

単独の話ではあるのものの、そのうちの1本を観たら、もう1本が観たくなるはず。

 

****** 演劇 サイト より ********

稀代の劇作家フロリアン・ゼレールによる家族のトリロジーがついに完結!
すべてが順調であたりまえの幸せな日常を過ごしていた家族に突然起こる異変。子どものために良かれと思って精一杯に注ぎ続けた愛情が牙をむく。
父から子へ、そして孫へと相承されていく「親子」のかたちは、今を生きるあらゆる家族にあてはまる。血の繋がった父と息子が織りなす家族の物語。
世界中で絶賛され、映画化もされた傑作『Le Fils 息子』が待望の再演!

 

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2021年の舞台(岡本圭人君の初舞台)も観ていて堪能したのだが、今回は圭人君のさらなる成長が感じられる、2時間ちょっと緊張が途切れない舞台にすっかり引き込まれた。彼のちょっとした表情に繊細な演技の成果をみることが出来た。

 

多感な10代の男の子=息子の話で、彼の行き場のない感情が苦しいほどに舞台に充満していた。

 

近日中にJstages.comに岡本圭人と作家のフロリアン・ゼレールの対談記事を掲載する予定なので、そちらも要チェックです!