座・高円寺で若手劇団のショーケース公演企画(それぞれ60分間の作品を、2本/回ずつ上演していき、全部で8団体の作品を上演するという企画)で

やみ・あがりシアターの「背に描いたシアワセ」

劇団肋骨蜜柑同好会の「恋の手本〜曽根崎心中〜(令和版)」

の2本を観劇。

 

舞台上には演技スペースの目安なのか中央部分に長方形にテープが貼られ、セットは机や椅子などの最低限のもののみのシンプルなものだけという空間で、2作品の間の休憩時間が15分という短さからも、おそらくなんらかのセットに関するルールなどもあるような模様。

 

やみ・あがりシアターの「背に描いたシアワセ」は前半から絶えず起こる笑いにぐいぐいと引き込まれる中での意外などんでん返しが非常に効いていて傑作の感想。

 

劇団肋骨蜜柑同好会の「恋の手本〜曽根崎心中〜(令和版)」は令和版と銘打っているわりには「新しさ」があまり感じられなかったのが残念。

 

このような、若手を紹介してくれて、それも小作品で多くを見比べることが可能、という企画は大歓迎。

どんどん続けてほしい。