舞台レビューブログなので、特例ページなのですが、この映画が何らかのアートを創作すること、そしてそれを商業主義のこのご時世の中で完結させることについての大事なことを描いてくれていると思ったので、ここに紹介します。

 

いわゆる商業レールから少し外れたところで、唯一無二の異端を、自分達の目指すところを貫き続けてきたRon& Russesl兄弟を中心とした米国出身のバンド「Sparks」の軌跡を、有名音楽プロデューサーやミュージシャンのコメントを交え追ったドキュメンタリー映画。

 

周りに流されることなく、一方で常に新しい表現を求め続けている—必要とあれば、過去のイメージを払拭するような方向性転換も厭わない—彼らの活動、、、生き方と言っても良いと思うのだが、クリアーで清々しい。

 

決して大メジャーとは言えない彼らの映画に多くの観客が詰めかけていたのも、嬉しい!