和尚アートユニティに入社してから、インドが近くなりました。
そしてインドが近くなったら、アーユルヴェーダが近くなりました。
アーユルヴェーダのことを知ると、今度は「白湯」が近くなりました。
でも最近まで白湯はお湯だと思っていたので、からだを温めてくれるのかなあぐらいの感じでした。
白湯を飲んでみたいという想いはたびたびやって来るのですが、3月末にまたその波がやってきました。
そこで購入したのがこの本です。
500円ほどの単行本だったので、研究するのにもちょうどいい価格でした。
そこでようやく知ったのは、白湯は「バランスの取れた」飲みものだったということでした。
ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)という自然界の要素を、
水<カパ(水)>をつかって、
換気扇をまわしながら<ヴァータ(風)>を取り入れて、
火で沸かすことで<ピッタ(火)>を取り入れたものが白湯でした。
このように自然界の要素のバランスが整ったものをからだへ取り入れることで、わたしたちも自然なバランスへと整っていくように、毒出ししてくれるものでした。
ただのお湯ではなかったのです。
からだをコーヒーで洗うひとがいないように、水でからだ(内臓)を洗うのはとてもピュアなことで、手足だってお湯で洗うのは気持ちいいです。
効果的に飲むために、何分沸かすといいとか、熱さとか、1日にどれぐらい飲むといいとか、ちょっとしたコツはあります。
はじめは沸騰させ過ぎて、量が半分以下になったりという失敗もしました。
朝イチに飲むのが効果的ということで、さっそくそこからスタートしてみました。
飲んだ感想は、
「ほっとする。」
でした。
このほっとするが案外バカにならなくて、朝ってけっこういそがしかったりします。
出かける準備もありますが、「今日はあれをして、これをして…。」と何気に頭のなかも回転しています。
そのテンションを、ゆっくりとスローダウンさせてくれる効果がありました。
これはありがたかったです。
頭がいそがしいと時間は早く過ぎますが、そうでないとゆっくりと過ぎていきます。
時間は概念なのだと、あらためて感じます。
家を出ても駅へと気持ちが向くのではなくて、鳥の声や花のうつくしさのほうへ気持ちが行くようになりました。
朝の過ごし方は、その日1日の過ごし方へも影響するのだと思いました。
飲み始めの2日間ぐらいは、意味もなくお腹がきゅるきゅる鳴ったりもしました。
冷たいお水ならともかく白湯なのに、です。なにか調整していたんでしょうね。その後、お通じもさらによくなりました。
画期的な変化は、電車で寝なくなったことです!
都内行きなどで1時間もあればすぐに眠っていたのですが、白湯を飲むようになってからは乗り物に乗っても寝なくなりました。先日の京都行きの新幹線では、往復ともです。
たぶん毒が出ていっているので、疲れが溜まっていないのでは?と推測しています。
それから、わたしは甘いものがずっとやめられませんでした。
おやすみの日は、必ず夕方にスイーツを食べていました。「ごほうびね。」とか言いながら。
これもすこしずつ減ってきているところです。
完全にはやめられていませんが、それも許容してくれるような大らかさが白湯にはある気がします。
そんな感じで、自然なからだ(太っていたら自然なダイエット)へ整える効果もあるようです。
睡眠にしても食生活にしても習慣なので、なかなか自力では改善できませんが、白湯のおかげで自然なかたちで「自然体」に戻ってきているみたいです。
ピュアな白湯を飲んで、からだもピュアでありたいと思う日々でした。
ではね。
えつこ
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