ジャン=リュック・ゴダール監督 / 勝手にしやがれ   1959

 

 

 

寺尾 次郎さん(字幕翻訳家・元ミュージシャン)が6月6日に胃がんで死去、62歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻の恵子さん。寺尾 紗穂さん(ミュージシャン・エッセイスト)は長女。70年代は、山下達郎さんや大貫妙子さん等のバンド "シュガーベイブ" にベーシストとして参加。その後はフランス映画を中心に、字幕翻訳を手がけた。/ 朝日新聞 2018年6月7日

 

 

 

1975年後半の後期シュガーベイブ。左より、山下達郎、大貫妙子、上原 裕(ゆたか)、村松邦男、そして 寺尾次郎。

 

遡ること3ヶ月、75年春の写真。短期ではあったが作詞やライブにギターで参加し、実質的にメンバーであった伊藤銀次(左から二人目)。そして、シュガーベイブが契約したレコード・レーベル "ナイアガラ" の主宰者である大瀧詠一(中央)を加えて。

 

画像はいずれも、シンコーミュージック・ムック本『The DIG』No.43 シュガーベイブ特集号   2006年 に掲載。

 

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シュガーベイブ解散後、1976年6月 アルファ・スタジオ録音。ドラム上原、ベース寺尾、ギター村松、ピアノ坂本龍一、コーラス大瀧。そして、歌アン・ルイス、ようやくアンさん本人の歌が実現した。(大瀧詠一)

 

♫  ドレッサー3

 

 

 

1976年3月31日、4月1日。今はなき荻窪ロフトにおけるシュガーベイブ解散コンサート。解散時のメンバーは、山下、大貫、村松、上原、そして 寺尾次郎(ベース)の5人である。寺尾次郎は75年春に参加。解散後は、暫くして大学に戻り、卒業後は映画会社に就職。現在はフリーとなり、フランス映画の字幕翻訳者として活躍。(山下達郎)

 

 

今日はなんだか

遠い君の声が

聞こえる様な気がする

 

(作詞 山下達郎・伊藤銀次)

 

♫  今日はなんだか   

 

 

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