ノンジャンルのコラージュ 或は クロスオーバー・モザイク
📻 NHKラジオ深夜便 ロマンチックコンサート 11月28日午前2時〜3時🎙 柴田祐規子アンカー大貫妙子さんのお誕生日ということで1時間の特集番組。柴田アンカーは日曜美術館でお馴染みの方。大貫ワールドをどのような切り口で?と思いながら拝聴。意外にも歌詞に込められた都会人の孤独感を分析されていた。文学才女らしいなと思ったのは大貫さんの楽曲タイトル “夏に恋する女たち” を、アーウィン・ショーの “夏服を着た女たち” と混同されていたと。私は南佳孝さんを連想した音楽オタク。なので尊敬しています柴田さんオンエアリスト1黒のクレール /クリシェ 19822 いつも通り / シュガー・ベイブ // SONGS 19753 街 / グレイ・スカイズ 19764 都会 / SUNSHOWER 19775 突然の贈りもの / ミニヨン 19786 夏に恋する女たち /シニフィエ 19837 ピーターラビットとわたし / クリシェ 19828 メトロポリタン美術館 / カミング・スーン 19869 Shall We Dance ? / 大貫妙子 // ミュージカル “王様と私” 第2幕よりカヴァー10 四季 / アトラクシオン 199911 4:00 A.M. / ミニヨン 1978ちなみに “レコード・コレクターズ” 2020年12月号の特集が大貫妙子さんで、1年後の12月号特集が大貫さんが敬愛するジョニ・ミッチェルというのも深い縁を感じてしまいますね
1969年のBeatles “Get Back Sessions” を再構成した映像が公開されました。昨晩には予想通り短く断片化されて漏れてくる映像がアップされていましたが、今日観てみるとこれまた予想どおりすっかり消えてました(笑笑笑)。いやでも、ヨーコさんのあの歌唱に合わせてジョンが被せるデストーションギターに真顔でピアノを弾くポール、コレが観れただけでも感謝します。そして、噂に聞いていた日本武道館の映像をカットバックで挿入したという、Rock And Roll Music のシーンもバッチリ見れましたし。まあ週明けから色々と判明した事実をもとに各メディアで反応があるのでしょう。今回の関連商品は全く未見なので手元にある資料で妄想逞しくしてます。先ずは1998年のレコードコレクターズ9月号。ビートルズをアルバムごとに特集していた90年代。よってアルバムタイトルはトホホな “なすがままに”。速水 丈さんによる演奏曲リストがありました。横に並べたのはブートレグ音源のトラックリスト。Rock&Roll は無かったです。トホホ。最近知ったのですが速水丈とは藤本国彦さんのペンネームだそうで。レココレ2021年11月号に新たなリストを寄稿されているみたいで。コレは要チェックですね。
番組冒頭の寂聴さんへの追悼メッセージは泣けます源一郎さんにとっては同志であられたとでも後年には寂聴さんがこのエピソードを忘れておられてた事が判明そちらも別の意味でまた泣けるとはNHKラジオ “高橋源一郎の飛ぶ教室” 2021年11月19日本日21時まで先週放送分が“らじる”で聴けます
NHKラジオ深夜便 ロマンチックコンサート 11月25日木曜 午前2時5分〜3時思い出のスクリーン・ミュージック〜マーティン・スコセッシ作品集石澤典夫アンカーオリバーストーン、スパイクリーらは教え子にあたる。オンエア・プレイリスト1 Theme From Taxi Driver 作曲 Bernard Herrmann2 The Main Title (The Color of Money / Soundtrack Version) 作曲 Robbie Robertson & Gil Evans3 It’s In The Way That You Use It / Eric Clapton4 Sincerely / The Moonglows5 Layla / Duane Allman6 Theme From The Last Waltz (Concert Version) / The Band7 Living In The Material World / George Harrison8 Angelina 〜Zooma Zooma/ Louis Prima9 マタイ受難曲より (我らは涙流してひざまずき)10 Theme For The Irishman / Robbie Robertson
メインストリームジャズから飛び出しニューヨークで録音。フュージョン全盛期の頃、やがて迎える “資生堂・サントリー二大巨頭CM黄金時代” の幕開けを告げた。それにしてもカッコいい。この雰囲気は当時のアナログ環境では衝撃だった。City Connection / 日野皓正 1979Splotch / Miles Davis 198690 Miles To Miles / Horacio “El Negro” Hernandez
Everybody Everybody / Black BoxCome On Everybody (Get Down) / US3
08 はフランクザッパの演奏のようです。
トレイシー・ソーンさんの自伝を訳された浅倉卓弥さんのブログです。EBTGの2ndアルバムからKidsという曲を紹介されています。私もこの曲がプリテンダーズの曲とは知らず、大貫妙子さんが何かのラジオ番組でかけられて、このアルバムを購入するキッカケになりました。1stアルバムの冒頭曲、有名な "each and everyone" は聴いていましたが、どうにも好きになれず、その代わり2ndの冒頭曲 "When All's Well" の疾走感には狂喜乱舞!最近では写真家のトシ矢嶋さんが紹介されたバンドのメンバーが、ドラマーとして参加されていると知り、ますます手放せない1枚となっております。是非、トレイシー・ソーンさんの自伝と共にチェックしてみて下さい。ここまで読んで下さってありがとうございます😊
浅倉様。事後になりましたが、御訳書から一部引用させて頂きました。申し訳御座いません。素晴らしい内容で感動いたしました。有難うございます。
1981年10月3日。国中から集まったほぼ千人の程なく学生となる面々に混じる形で、私もまた生家を離れてこの大学がある町ハルへとやって来たのだ。あの時からもう本当に長い時間が過ぎた。それでも私は、その場所で柱にもたれて立っていた彼の姿をきちんと思い描くことが出来るだろうか。第一印象はどんなものだったろうか。残念ながらこの場面を正確に甦らせることは難しい。想い出はちゃんとそこにあるけれど、それは何処かおぼろげで、第一印象などというものは、その後の様々な本人のイメージに随時上書きされて、その挙げ句には奥底へと埋められてしまい、姿などきれいさっぱり見えなくなっているのだから。でもその顔は強く印象に残っている。とてもエキゾチックに見えたから。彼は全然イギリス人ぽくはなかった。全然知らない場所から彼に伝わった遺伝子のようなものを感じたし、少し後になって本当に彼が ”ロマ二“ と呼ばれるジプシーの血を受け継いでいることを知ったのだ。新しい遊牧民 / 日向敏文「僕のことは知ってるかな」「ベン・ワットでしょ?」「御名答。君、ギターは持って来た?」それまでにベンと似たところのある相手に出会ったことは一度として無かった。私が理解していたどんなタイプよりも洗練されていたし、同時に彼は根無し草気質とでも呼ぶべき家庭に育ったせいなのか、保守的だったり偏狭だったりといった部分はほとんど持っていなかったのである。 安アパートのディスコクイーン 〜 トレイシー・ソーン自伝浅倉卓弥 訳 p.98-102 より抜粋New Opened Eyes / Tracey Thorn
Tambourine / John Toropea(1:24 からのギターフレーズ)Rush Hour / Bob James(0:40 から現れるカウンターメロディー)Room 335 / Larry Carlton(0:48 から始まる展開部のメロデイー)
Reflection / Art Blakey Different Rythms Different People / US 3Twiggy Twiggy / Pizzicato Five
朝日新聞 2020年10月19日 訃報欄近藤等則:trumpet and mouthpiece山下達郎:electric guitar and voice sampleヤン富田:steel drums坂本龍一:digital drums and keyboardsPARADISE LOST / 坂本龍一 1984
Chirpy, chirpy, cheep, cheep. / Mijke Loeven Band 1994Indian Girl / The Rolling Stones 1979
朝日新聞 2020年10月13日 第1面作曲家の筒美京平さんが7日死去した。歌謡曲の世界に洋楽のサウンドを取り入れて、日本のポップミュージックに新たな地平を開いた。その斬新なメロディーにはどこか懐かしい哀愁があり、日本人の琴線に触れるものだった。The Last Waltz / Engelbert Humperdinck大量のレコードを買い込み、ロック、ボサノバ、ジャズ、ソウルなどの様々な洋楽を研究。どうやって日本でヒットさせるかを考え続けた戦略家だった。One Less Bell To Answer / The Fifth Dimension音楽評論家の小倉エージさんは回想する。「洋楽ポップスの取り入れ方は、その後の日本歌謡曲のスタンダードになりました。J-POP、歌謡曲の世界で一番革新的なことをやった人です」くれないホテル / 西田佐知子
ソフィアコッポラ監督の最新作映画 "オンザロック" で使われた曲
前回の、レニー・ウィリアムズさん繋がりになってしまいました。先日、タワー・オブ・パワーのベーシストであられた、フランシス・ロッコ・プレスティアさんの訃報が届きました。それを受けて、ピーター・バラカンさんがラジオ番組でかけられた曲から始めましょう。Only so Much Oil in the Ground / Tower Of Powerそして、ここからすべてが始まった的な一曲です。What is Hip ? / Tower Of Powerそしてやはり、90年代にはキッチリこれらの曲にオマージュが捧げられておりました。いやしかし、これはこれで素晴らしい曲ですね。Hooked Up / Jamiroquaiでは最後に、あらためてロッコさんを追悼して隠れた名曲を。So Very Hard To Go / Tower Of Power
これぞ泣く子も更に泣くド名曲ですね。私が初めてこの曲を聴いたのは、カーペンターズのゴールデンプライズ第二集というアルバムでした。小学校6年の頃だったと思います。曲調がもの凄く大人っぽいと思ったのと、サビの歌詞が切れ目なく一気に流れていくところが気持ち良くて鳥肌が立ってしまう程でしたね。でも、ベイビー、ベイビー、ベイビー、と続く最後のヴァースは、子供想いのなんて優しいお母さんなんだと。自分が子供だったので仕方ないですね。Superstar / Carpentersサビがちょっとだけ似てる気がします。微妙ですが。Where There’s A Way / Lenny Williams
先月に亡くなられたベル兄弟のお一人、ロナルド・ベルさんを追悼して、ピーターバラカンさんがラジオでかけられていた曲です。Let The Music Take Your Mind / Kool & The Gang 1970では、この曲がいかに影響を及ぼしていたかが分かる曲を2曲続けてどうぞ。Love Has Come Around / Donald Byrd 1981It’s Time To Party Now / Ray Parker Jr. And Raydio 1980最後にあらためてロナルド・ベルさんを追悼して。KOOLは終わらない‥。Ladies Night / Kool & The Gang
1970年前後は名曲多し。スパイク・リー監督も映画に使いましたね。Too Late to Turn Back Now / Cornelius Brothers & Sister Roseインディーレーベルの作品ですが、流石は分かってらっしゃいます。Good Times Are Coming / L.M. Styles