TS-1 2クール8日目。今日は午後から強烈な眠気が🥱 午前中は普通にデスクワークできました。これは付き合い方の問題ですね。


伊坂幸太郎さんの小説が大好きです。2002年の「ラッシュライフ」以来新作の度に読んでいます。


先日Netflixで伊坂幸太郎さんの「終末のフール」が公開されました。韓国ドラマです。韓国ドラマは初めてなのですが、有名な俳優さん(公開直前に麻薬疑惑があったそうですが)が出ているようです。


原作をバカにするにもほどがある!


という内容でした。原作は3年後に地球に小惑星が衝突するという状況の中での、人々の暮らしを描いた8つの短編からなる本です。その1遍目が「終末のフール」で「馬鹿」が口癖の還暦過ぎの父親とその妻と家出した娘の話です。Netflixではこの「フール」の意味も違いました。ちなみに原作はこのほかに「冬眠のガール」、「鋼鉄のウール」、「深海のポール」など伊坂幸太郎さんらしいタイトルとユーモアのある話ばかりです。


Netflixのは小惑星が衝突するという設定が原作と同じというだけで、話の内容は全く違うものでした。これで伊坂幸太郎原作というのは詐欺ではないかと思います。伊坂幸太郎さんは人気作家なので、私のようなファンが見ることを想定したと思います。60分12話もあるので長いし、途中で離脱しようと何度も思いましたが、最後まで観ました。時間を無駄にしたと感じたのは久しぶりです。ホント酷い。


伊坂幸太郎さんの小説はよく映像化されます。私の原作愛が強いからと思いますが、どの映像作品も面白いと思えません。唯一ハリウッドで作られた「ブレット・トレイン」だけは面白かったです。

原作との違いも結構あるし、舞台である日本の設定も偏見がありましたが、シンプルなエンタテインメント映画で楽しめました。

ちなみにこの映画の原作は「マリアビートル」というのですが、映画主演のブラッド・ピットが「続きを知りたい」のような事を言ったらしく、伊坂幸太郎さんはこの続編「777」を書き下ろしました。これも最高に面白い小説でした。



と久々に憤慨したので、今一度「終末のフール」原作を読み返してます。とても面白いですニコニコ