昨日からの雨が続き、とても寒い朝となりました。自宅の愛犬にしばしのお別れを告げて、妻と一緒に病院へ。車で行ったから雨でも大丈夫でしたが、駐車場から病棟までの短い距離も雨で寒かった。けど、こんな感触ともしばらくお別れかなと思ってしまった。(妻には言わなかったが)




入院手続きはスムーズに進みました。早速パジャマに着替えたら、いきなり昼食時間。そして病院食を見た瞬間に病人になった気がした。いかんいかん、まだまだ元気なんだから。



その後妻を病院玄関まで見送って、レントゲン、歯科検診、麻酔医の説明などバタバタと。入院初日って意外に忙しいのね。


と言いながらも夕方前からは何もない時間が続く。普段は仕事で忙しいから、こういう機会に仕事を忘れてしまおうと思ってます。





なぜ自分は癌になったのだろう。癌になった人は皆さん同じ事考えるんだろうなぁ。5年に及んだ海外単身赴任、帰国後も続くプレッシャーにさらされるストレスフルな仕事、長年の飲酒癖、などなど要因は色々と思いつく。


けど、何で癌なんだろうと思わずにはいられない。多くの苦難に直面し乗り越えてきたと思っている。


特に2019年5月から2023年7月までの上海単身赴任、そう中国のコロナ禍、武漢コロナ、ゼロコロナ政策、上海ロックダウンなど厳しい環境下で、日本本社からのプレッシャーにも耐え、戦ってきた苦難は我ながらよく乗り越えることができたと思っている。


なので今の状況もポジティブに考えて、この試練を乗り越えた先の人生に希望を持つべきなんだろう、と頭では理解している。


けど「なんで?」と思ってしまう。


入院して1人の時間があると、こんなこと考えてしまいます。いかんなぁ。それよりも自分のことを心配してくれている家族や仲間に感謝しないと!



会社仲間からは新橋烏森神社の癌封じ御守り、家族と鎌倉上行寺の癌封じ御守りを頂きました。皆さんに感謝です。