こんばんは♪︎


今回は、PS5/Xbox/PC/PS4/Nintendo Switchなどで発売が予定されている【Hogwarts Legacy】ホグワーツ・レガシーについて解説していきます。


本記事は11月12日に公開されたGameplay Showcaseについての解説となります。12月15日に公開されたGameplay Showcase IIについては、次の記事で解説します。



最初に伝えておきますが、この作品は素晴らしいものを与えてくれる可能性を秘めています。発売日を延期するのは満足のいく作品を提供するためというのも頷けます。


Gameplay Showcaseは英語配信のため、言葉のニュアンスや意味が多少異なる場合があります。私なりにわかりやすく解説していきますので、よろしければ最後まで見ていってください。


第1回目の内容は、

①キャラクタークリエイター

②ホグワーツの概要とミニツアー

③戦闘

最後にQ&Aをいくつか紹介します。






ホグワーツ・レガシーとは


ホグワーツ・レガシーは、1800年代の魔法界を舞台とした、1人プレイ用のオープンワールドアクションRPGです。プレイヤーはホグワーツ魔法魔術学校の生徒となって、未知の運命、知られざる物語を体験し、魔法界の隠された真実を明らかにする危険な旅に乗り出します。プレイヤーは呪文を習得したり、魔法薬を調合したり、魔法動物を手懐けたりしていくことで、その魔法の能力を開花させていきます。




①キャラクタークリエイター

キャラクターのプリセットが用意されています。全体像を決めたら、細かな点を調整して自分の理想の姿になれます。ホグワーツに来て本当にそこにいるかのように感じてもらうこと、あるいは自分の理想のキャラクターがそこにいると感じてもらうこと。それがこのゲームの醍醐味でもあります。



★顔の形、色

顔の形や肌の色を細かく設定できます。メガネはゲームを進めて集めることもできますが、初めから選べるものもあります。このオプションは一部(マスクもある)であり、ゲームを進めていくと色々アンロックできるようになります。



★髪型、色、眉



★細かな設定

そばかすやシミはもちろん、目の色を変えたり頬をこけさせたり、様々な調整が可能です。



★声、難易度、プレイヤー名

男性的な声、女性的な声を選択。ピッチの調整、試聴もできます。難易度をストーリーにすればゲームがうまくなくても楽しめるように作られています。難易度による戦闘の変化について後述するとありましたが、忘れたのか最後までわかりませんでした。(見落としていたらすみません)







②ホグワーツの概要とミニツアー

今回はハッフルパフの談話室から始まります。まずはHUDの説明です。



右下にあるのは呪文ダイヤモンド。各スロットに呪文が割り当てられ、ゲームを進めていくことで割り当てられる呪文を20以上習得できます。割り当てた呪文は瞬時に使うことができます。


ダイヤモンドの左上には目玉、十字キー、グリッドの3つのアイコンが左から順に表示されています。


目玉はスロット割り当て不可の代表的な呪文で必須呪文と呼ばれます。特殊な状況で使うものだったり、コントローラーでいつでも発動できるようにしておきたい呪文のこと。



左側のL1ボタンが表示されてるアイコンは、ツールホイールにアクセスするためのもの。このゲームでは様々な魔法のツールを醸造したり育てたりすることになります。ツールホイールを使えばそれらにすぐアクセスできます。


緑色のバーはライフ。横に魔法薬のアイコンが表示されていて、それを使って回復することも可能です。その上の青いバーは第2回で判明します。


一番左側にはミニマップ。現在地を確認できます。必要ない場合はミニマップはもちろん、他のHUDも表示/非表示を自由に切り替えられます。



談話室のディテールは、J.K.ローリングの原作を基に作っています。丸い扉にぶら下がったツル、暖炉の上で踊ってる彫刻のアナグマなど。(談話室を出た天井はアナグマの巣穴感を意識している)


プレイヤーは、ゲーム開始時に寮を選択できます。寮ごとに違った雰囲気を出すため、各談話室専用の音楽が用意されています。また、それぞれの寮の属性を基に談話室はデザインされています。


火【Gryffindor】グリフィンドール



地【Hufflepuff】ハッフルパフ



風【Ravenclaw】レイブンクロー



水【Slytherin】スリザリン



このゲームでは、5年生の後期から始まる意味や他の生徒にどう追いつくかという疑問が出てきます。その答えが、ゲームの序盤に魔法省から貸し出される魔法使いのフィールドガイド。これを使い他の生徒に追いつきます。



これが魔法使いのフィールドガイド。レベルと中央に所属の寮が示されています。このフィールドガイドは周囲の世界を見渡せる不思議な特性があります。その魔法の特性で様々な機会を発見し、学び成長することができます。ゲーム中に何かを発見するとチャレンジ(一番下のアイコン)として認識されます。



チャレンジを開くと戦闘、クエスト、エクスプロレーションなどの様々なタイプのチャレンジがあるのがわかります。そのカテゴリーは本そのものが学校の中に充満し満ち溢れてるような感じです。


フィールドガイドチャレンジやXPが獲得できる以外にも動き回って学校のことを学ぶためのものでもあります。ホグワーツだけでもフィールドガイドページは100以上存在しているので、ぜひ秘密を見つけて楽しんでください。



螺旋階段のファストトラベルポイント。(ポイントに到達することで登録されていくようです)



寮の砂時計は、原作に忠実で大広間の隣にあります。しかし、寮の得点はこのゲームでは重要ではありません。物語の一環として話の中には出てきます。システムにはなくても、魔法界の要素として取り入れたい原作の要素はたくさんあったそうです。



大広間の外の広場は生徒が休み時間に集まる場所。視界に入るすべての場所にいくことができます。



リアルに感じられるように、生徒の数だけじゃなく植物にもこだわりが。ここはスコットランドなので、この城の古さも生い茂った樹々で表現しています。



中央ホールは大きい城でも迷わなくていいように学校のハブの役割を果たしています。温室の他、変身術の中庭、図書館などいろんな場所に繋がっています。



生徒や先生たちとは、話をしてクエストを受けることもできます。(主人公含めフルボイスでした)サイドクエストは他の生徒や先生たちと交流するいい機会でもあり、ホグワーツの秘密を知るための方法でもあります。キャラクターとの交流では、プレイヤーが選択を迫られる場合があります。その選択がゲーム全体に影響することもあり、中にはキャラクターの生死に関わることも。



闇の魔術に対する防衛術の塔は、城の中でも象徴的でユニークな場所。教室も存在しています。


★授業について

時間の概念も昼夜もありますが、授業はリアルタイムの進行ではなく物語ベースが基本。各章には一連のミッションが章立てになっていて、授業はその中に組み込まれています。


授業はゲームに必要な主要ツールのほとんどを提供してくれます。呪文や能力はもちろん、教授陣と知り合うことでミッションに影響が出ることも。もちろん授業以外にも様々な機会があります。補習のようなミッションで冒険に役立つ呪文を習得したり、先生たちと親交を深めることもできます。



個性的なホグワーツは、どこにいってもそれぞれに独自性があって同じような場所はどこにもありません。ふくろう小屋を確認しました。(視点ズーム機能)






③戦闘


時計台は、生徒たちが決闘クラブをこっそりやってる場所。(先生たちは間違いなく気づいていますが、皆うまくやってるつもり)その主催者がこのルーカン・ブラトルビー。実際のゲームでもこれが戦闘やコンボを学ぶ最初の機会となります。ここからゲームの可能性が一気に広がるはずです。



前にいるのは訓練用人形。画面の上に表示されてるアイコンに従って動かします。今表示されてる基本の技アクシオの呪文は、発射できる魔法の1つでコントローラーのR2を押すことで発動できます。


R2は基本ショットを発射するボタンで、スロットの呪文を使うためにも使います。R2を長押しするとダイヤモンドが拡大し離すと元に戻る。長押しで拡大させ割り当てたボタンを押すと、それぞれの呪文を発動できます。


ゲームを進めていくと呪文ダイヤモンドを4つまで増やすことができ、合計16の呪文を割り当てられます。



戦闘では素早く呪文を使うのも重要ですが、呪文の組み合わせも重要です。もう1つの要素であるクールダウンについて説明します。


1つの呪文だけを繰り返し使うことはできません。ホイールを見ればわかりますが、クールダウンが設定されています。ゲームを進めていくと才能などの要素がクールダウンに影響を与えたり、調整やアップデートされたりします。また、アンロックしてる場合は、R2と十字キーでダイヤモンドを切り替えられることができ、すべての呪文にアクセスできます。


★戦闘システムの他の機能について

魔法界ならではのアイデアを体現するため、操作や戦闘システムには様々な工夫が施されています。



一番上には現在ターゲットにしてる敵の名前とレベル、ライフが表示されています。


呪文は攻撃呪文、強化呪文、補助呪文の3種類が存在します。キャラクターごとに呪文、シールドの色が違い、これはそれぞれの呪文の効果を把握するものです。敵のシールドの色を見ればどの呪文が効果的かがわかるので、色に注意すればうまく戦闘を進められるでしょう。



頭上の光の輪は第6感のようなものが働いて、攻撃が来ることを知らせてくれます。三角ボタンでその攻撃を受け流すことができ、その受け流した攻撃が壁に当たってものを壊したりもします。さらに、ボタンを長押しするとただ受け流すだけでなく、ストゥーピファイで反撃して敵の動きを止めることができます。


この技はコンボ中でも発動でき、たとえば、ある敵に向けてコンボ攻撃をしてる間に別の敵に攻撃された場合は、その攻撃を現在攻撃中の敵に向けることもできます。






Q&A


Q.作ったキャラクターを途中で変えられますか?


A.髪型や髪の色は変えられますが、顔や体といった根本的な部分は変えられません。ホグズミートには理容店があって、そこにいけば色々とカスタマイズすることができます。(もちろん店主も魔法使い)ホリデー中にだけ変えられる髪の色があったり、外見のカスタマイズオプションはたくさん用意してあります。




Q.レジャーアクティビティはどんなものがありますか?空き時間に勉強したり?ホグワーツでできることが知りたいです。


A.ゲームを進めると様々なミッションをプレイできるようになっていきます。キャラクターの個性に左右されるものもあります。大騒ぎしたいだけの人やお城の秘密を探りたい人とか。このお城には原作にはない秘密も隠されています。


授業を受けることは本線ではありません。課外ミッションのようなもので、任意のものもあれば、クリアしないとストーリーが進まないものもあります。例えば授業を受けて特定の呪文を習得しないと課題を進められない場合も。




Q.呪文にはレベルがありますか?それとも全部同列ですか?


A.それぞれの呪文に核となる特性があります。パズルを解くためのもの、世界を探索するためのもの、敵との戦いに使うものなど。そして、才能システムというものがあり、そのシステムを通してそれぞれの呪文が進化・強化・変化します。才能によって戦闘へのアプローチや考え方は変わり、闇の魔術もその例として挙げられます。




Q.ホグワーツ・レガシーのどんな部分をプレイヤーに体験してもらいたいと思う?


A.

Senior Environment Artist Boston Madsen

ゲームの中の世界、特にお城の中をぜひ体験してほしいです。後は原作を読み直しておくことをお勧めします。原作のファンでこのゲームをずっと楽しみにしていた人も、このゲームで初めてこの世界に入るという人も互いを尊重しあってほしい。それとファンの皆にようやくホグワーツに行って楽しんでもらえると思うと本当にワクワクしています。私はもう5年も住んでるけど、住み心地は最高。


Join Game Director Alan Tew

ゲームをプレイしたことで映画を見直したり原作を読み返したりすると、それらとの関係性が変化してることに気づきます。俯瞰してそれぞれの場所を見ることができるようになります。箒に乗るのが大好き。空の上から世界を見下ろす体験は、何物にも代えがたいです。


Community Manager Chandler Wood

これから1人1人がゲームの中で自分だけの体験をしていき、自分だけの物語を紡いでいくことになります。唯一無二の経験を共有し合えるコミュニティを提供したいと考えています。






ここまで読んでいただきありがとうございました!





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