2月13日(月)
雪の集落をさらに進んで山道。途中でみかけたきりたった斜面。層とよべるほどの目立った変化はわからないが。
無機質な岩質の斜面に複雑にはった木の根が目立つ腐葉土が被さる。スケールは違いながら畑を耕していた時のことを思いだしたり。
尾根付近の広くを占める落葉樹林帯。冬の落葉の数はかなりのものでさらに長時間にわたり積もった雪がその落ち葉を冬の間ながく水気をふくませたものにしているよう。
幹枝ともにずいぶんシャープな印象の落葉樹林帯。
一方で植樹された雰囲気の針葉樹林帯も。
基本的には尾根付近には落葉樹林帯が多い。
落葉樹林内の樹種を確かめたく、
落ち葉の形状からはブナとミズナラ、こちらはミズナラの樹皮っぽい。
まだまだ勉強不足で間違いの可能性も十分。
これによれば、ブナやミズナラが多く見られる山ということでおおよそでは間違いではないはず。
他、冬芽もじっくり観察。
冬の樹木を見るポイントのひとつ。
樹木を中心に興味あるものを確かめながらの山道、はじめこそなんとか歩けるレベルだったものの
徐々に足下が深い雪に覆われて、人の足跡らしきものもだんだん減ってくるほどに。
油断すればスネ付近まで埋もれてしまいそうなほどの雪の量。自ら踏み固めながら歩いて行くのも楽しそうだとはいえ、夕方近い時間もあってそこそこの場所で引き返す。
次々とあらわれる興味深い自然の姿を夢中になって撮影する。
気がつけば足下が冷えきった状態になり。雪用の靴が一足あればと思ってしまうほど。